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<メジャー>ワールドシリーズ、ファイナルズ第2日

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2019.11.03 Sun.

バーニー、自国オランダでの最期のトーナメントで素晴らしいダーツ

https://www.pdc.tv/news/2019/…

Jack's Casinoワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ
オランダ、アムステルダム、 AFAS Live
(カッコ内はPDC賞金ランキング)

11月2日(土) (現地20:00、日本時間翌日04:00)
<二回戦組合せ>
ジョニー・クレイトン(13)<93.81> 6-5 ジェームス・ウェード(8)<98.54>
メンサー・スルホビッチ(9)<89.64> 6-3 デーモン・ヘータ(-)<90.76>
クリストフ・ラタイスキー(20)<92.81> 6-4 ダリル・ガーニー(6)<97.92>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.11> 6-5 ガーウィン・プライス(5)<97.76>
イアン・ホワイト(11)<96.26> 6-2 ピーター・ライト(7)<97.11>
ダニー・ノッパート(33)<90.97> 6-1 ギャリー・アンダーソン(4)<71.05>
レイモンド・バン・バーナベルト(39)<101.7> 6-4 ジャメイン・ワッタミーナ(17)<89.8>
デーブ・チズナル(10)<94.99> 6-4 ロブ・クロス(2)<94.15>

11月3日(日) 午後セッション(現地13:45、日本時間21:45)
<準々決勝組合せ>
ジョニー・クレイトン(13) vs マイケル・バン・ガーウェン(1) 
(〇●●〇●/●●〇)
メンサー・スルホビッチ(9) vs クリストフ・ラタイスキー(20)
(-/●)
イアン・ホワイト(11) vs ダニー・ノッパート(33)
(●/ー)
レイモンド・バン・バーナベルト(39) vs デーブ・チズナル(10)
(〇●/●)

11月3日(日) 夕刻セッション(現地20:00、日本時間翌日04:00)
<準決勝組合せ>
クレイトン/バン・ガーウェン vs スルホビッチ/ラタイスキー
ホワイト/ノッパート vs バン・バーナベルト/チズナル

<決勝>

フォーマット:
一回戦=ベストオブ11レッグズ
二回戦=ベストオブ11レッグズ
準々決勝=ベストオブ19レッグズ
準決勝=ベストオブ21レッグズ
決勝=ベストオブ21レッグズ

賞金:
優勝=70,000ポンド
準優勝=30,000ポンド
ベスト4=20,000ポンド
ベスト8=10,000ポンド
ベスト16=7,500ポンド
一回戦敗退=5,000ポンド

Jacks Casinoワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズの第2日に、レイモンド・バン・バーナベルトが自国オランダで最期のトーナメントを素晴らしいダーツでスタート、同郷のジャメイン・ワッタミーナを6-4で下しアベレージも101.7に達した。

この5度のワールドチャンピオンはこの年末の引退前に2014年プレミアリーグ優勝以来となるテレビ放映タイトルを優勝して自身のキャリアを終えたいとしている。

アムステルダム、AFAS Liveの超満員の観客はこのヒーローを大歓迎すると、この52歳は今年一番のテレビでのパーフォーマンスで応えた。

アベレージはほぼ102に達しダブル率も60%となるなどバン・バーナベルトはタイトル挑戦なしに引退するにはもったいないところを見せた。

「とてもリラックスしていた、観客は信じられないほどだった。明日は勝てるのかな?そう信じているけどどうなるか見てみよう。」

「いいパーフォーマンスだったけどジャメインとの試合はとてもタフだった。二人ともオランダではいいところを見せたかったからね。」

「僕は僕をサポートしてくれた全員にただ感謝するだけだ。彼等のためにまたプレーするのが楽しみだ。」

バン・バーナベルトはベスト8でデーブ・チズナルと対戦する。このワールドグランプリ準優勝者はこの夜最後の試合に出場、ヨーロピアンチャンピオンでワールドマッチプレーチャンピオンのロブ・クロスを6-4で下した。

マイケル・バン・ガーウェンはガーウィン・プライスに最終レッグで勝利、6-5としてオランダの観客を喜ばせた。

試合はプライス有利で始まり最初のブレークから3-1リードとなった。

このウェールズ人は相手を手中に収め続けていたが、バン・ガーウェンもブレークを返し4-4レベルとなった。

さらにバン・ガーウェンは127チェックアウトで初めてリードを奪ったがプライスも129チェックアウトで返し試合は最終レッグへもつれ込んだ。

最後はこの世界No.1が74フィニッシュ、このパーフォーマンスに本人も満足だった。

「凄くいい試合だったし僕の試合運びに満足だ。僕は必要な時に必要なことができたのでそれが嬉しかった。」とこの30歳。

「ガーウィンは今絶好調だ。でも僕がベストな状況にあるうちはそんなのは気にならない。」

「ここの観客はただ驚くばかりだ。ロッテルダムにはこんな観客はこれほど多くないだろう。でも賑やかだった。彼らのために勝てて嬉しい。」

この世界No.1は次にジョニー・クレイトンと対戦する。彼は現チャンピオンのジェームス・ウェードを最終レッグまでもつれ込む劇的な反撃でトーナメントから追いやった。

このウェールズ人は一週間前のヨーロピアンチャンピオンシップでもウェードを6-0で破っていたが、今回の試合はより接戦となり二人を分けるものは最終11レッグだけだった。

ウェードはほぼ間違いなくベスト8入りする勢いだったが3-1、5-3リードを無駄にし最後はクレイトンが16ダブルをピンポイントであがって勝利した。

「自信が戻ってきており大接戦でも勝てるようになった。以前はこういうことはなかった。」とクレイトン。

「ジェームスがとても調子が良かったし今夜はとても踏ん張って集中しなければならなかった。だから勝てて嬉しい。」

イアン・ホワイトは第2シードのピーター・ライトを一方的な試合の6-2で勝利した。

このイングランド人は初のテレビ放映タイトルを目指し続けており、それがきっかけで次のステップへ進めると信じている。

「今は僕自身本当に楽しんでおり、どんどん近づいているのが判る。」

「世界で一番の仕事をやっておりどの瞬間も大好きだ。だから明日優勝しない筈はない。」

ダニー・ノッパートがベスト8でホワイトの対戦相手となった。彼はギャリー・アンダーソンを6-1で破る番狂わせで一年ぶりのテレビ放映での準々決勝進出を決めた。

このスコットランド人はアベレージがたった71に留まり、試合全体に相手オランダ人の攻勢に押し切られた。

メンサー・スルホビッチはブリスベンダーツマスターズチャンピオンのデーモン・ヘータに6-3で勝利、アムステルダムでの準々決勝進出を決めた。

このオーストリア人はアベレージは89.64に過ぎなかったが相手より格段に素晴らしかった。しかし彼は日曜にタイトルを掲げるにはもっと良くしなければいけないと判っていた。

「今日もまたタフな試合だった。厳しかったけどとにかく勝ったしそれが大事だ。」

「僕の焦点は優勝することじゃなく明日の僕自身の試合だ。僕はいつも自分の試合のことだけを考えその他のことは何も頭にない。」と勝利後のスルホビッチ。

スルホビッチは次にクリストフ・ラタイスキーと対戦する。この42歳は世界No.5のダリル・ガーニーを6-4で破り大方の予想をひっくり返した。彼のテレビ放映トーナメントでの準々決勝進出は初めてだ。

「僕は一日で大きな3試合をしなければならないヨーロピアンツアーにも優勝した。この経験が明日活かされると思う。そうしたい。」

2019年Jacks Casinoワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズは日曜に午後セッションで準々決勝、夕刻セッションんで準決勝、決勝が行われ完結する。

このトーナメントは英国ではITV4で、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの国際放映網およびpdctv-HDで全世界へライブ放映される。

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