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<メジャー>グランドスラムオブダーツ第4日

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2019.11.13 Wed.

鈴木未来プロ、素晴らしいパーフォーマンスに世界でファンが急増

2019BoyleSportsグランドスラムオブダーツ
ウォルバーハンプトン、アルダースリーレジャービレッジ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>

11月12日(火)夕刻セッション
<ラウンドロビン第五戦、第六戦結果 A-D組>
(B) イアン・ホワイト(11)<97.09> 5-4 ウェスリー・ハームズ(BDO)<97.66>
(B) スティーブ・レノン(37)<91.73> 5-4 ジェームス・ウェード(8)<86.66>
(A) マイケル・バン・ガーウェン(1)<111.38> 5-2 ロス・スミス(51)<101.1>
(C) ロバート・ソーントン(58)<94.25> 5-3 鈴木未来(BDO)<85.6>
(C) ガーウィン・プライス(5)<97.14> 5-2 ディミトリ・バン・デン・バーグ(30)<91.59>
(D) デーブ・パーレッティ(BDO)<83.97> 5-2 ウィリアム・オコーナー(41)<88.87>
(D) ダレン・ウェブスター(19)<100.86> 5-4 ギャリー・アンダーソン(4)<97.17>
(A) エイドリアン・ルイス(15)<96.69> 5-3 ジム・ウィリアムズ(BDO)<91.38>

11月13日(水)夕刻セッション(現地19:00日本翌日04:00)
<二回戦4試合組合せ>
デーブ・チズナル(10) vs ライアン・ハリントン(95)
(-/ー)
ガブリエル・クレメンズ(48) vs グレン・ダラン(BDO)
(-/〇●)
マイケル・スミス(3) vs ダリル・ガーニー(6)
(●〇△/●〇●)
ピーター・ライト(7) vs ロブ・クロス(2)
(●●△〇●●●〇/△●●●〇)

11月14日(木)夕刻セッション(現地19:00日本翌日04:00)
<二回戦4試合組合せ>
ジェームス・ウェード(8) vs エイドリアン・ルイス(15)
(●●/〇)
ガーウィン・プライス(5) vs ダレン・ウェブスター(19)
(ー/●〇)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs イアン・ホワイト(11)
(●〇/〇〇〇●)
ギャリー・アンダーソン(4) vs ロバート・ソーントン(58)
(〇●/ー)

11月15日(金)夕刻セッション(現地19:00日本翌日04:00)
<準々決勝2試合組合せ>
チズナル/ハリントン vs ライト/クロス
クレメンズ/ダラン vs スミス/ガーニー

11月16日(土)夕刻セッション(現地20:00日本翌日05:00)
<準々決勝2試合組合せ>
バン・ガーウェン/ホワイト vs ウェード/ルイス
プライス/ウェブスター vs アンダーソン/ソーントン

 フォーマット:
ラウンドロビン:ベストオブ9レッグズ(5レッグ先取)
二回戦:ベストオブ19レッグズ(10レッグ先取)
準々決勝:ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)
準決勝:ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)
決勝ベストオブ31レッグズ(16レッグ先取)

賞金:
優勝=125,000ポンド
準優勝=65,000ポンド
ベスト4=40,000ポンド
ベスト8=20,000ポンド
ベスト16=10,000ポンド
グループトップボーナス=3,500ポンド
グループ3位=7,500ポンド
グループ4位=4,000ポンド
総額=550,000ポンド

(各グループ/ラウンドロビン勝敗状況)
※各グループ上位2名がベスト16進出
決着<グループA>
1.〇〇〇(+9)マイケル・バン・ガーウェン(1)
2.〇×〇(+2)エイドリアン・ルイス(15) 
ーーーー
3.×〇×(ー1)ジム・ウィリアムズ(BDO)
4.×××(-10)ロス・スミス(51)

決着<グループB>
1.〇〇×(+3)ジェームス・ウェード(8)
2.〇×〇(+3)イアン・ホワイト(11)
ーーーー
3.×〇〇(-1)スティーブ・レノン(37)
4.×××(-5)ウェスリー・ハームズ(BDO)

決着<グループC>
1.〇〇〇(+6)ガーウィン・プライス(5)
2.〇×〇(+2)ロバート・ソーントン(58)
ーーーー
3.×〇×(±0)ディミトリ・バン・デン・バーグ(30)
4.×××(-8)鈴木未来(BDO)

決着<グループD>
1.〇〇×(+5)ギャリー・アンダーソン(4)
2.×〇〇(+2)ダレン・ウェブスター(19)
ーーーー
3.〇××(-3)ウィリアム・オコーナー(41)
4.××〇(-4)デーブ・パーレッティ(BDO)

決着<グループE>
1.〇〇〇(+8)デーブ・チズナル(10)
2.〇×〇(+2)ロブ・クロス(2)
ーーーー
3.×〇×(+1)ジェイミー・ヒューズ(56)
4.×××(-11)リサ・アシュトン(BDO)

決着<グループF>
1.〇〇〇(+9)ピーター・ライト(7)
2.〇×〇(+2)ライアン・ハリントン(95)
ーーーー
3.×〇×(±0)ダニー・ノッパート(33) 
4.×××(-11)ウェイン・ワレン(BDO)

決着<グループG>
1.〇〇〇(+8)ガブリエル・クレメンズ(48)
2.〇×〇(+7)ダリル・ガーニー(6)
ーーーー
3.×〇×(-3)ブレンダン・ドラン(36)
4.×××(-12)リチャード・ビーンストラ(BDO)

決着<グループH>
1.〇〇〇(+7)マイケル・スミス(3)
2.×〇〇(+4)グレン・ダラン(BDO)
ーーーー
3.〇××(-4)ネーザン・アスピナル(12)
4.×××(-7)マーティン・シンドラー(55)

グランドスラムオブダーツのグループステージが火曜で完了、エイドリアン・ルイスが奮闘し逆転でジム・ウィリアムズとの決戦を制した。

グループAからの進出を決する戦いは、相手のウェールズのエースでBDOワールドトロフィチャンピオンのウィリアムズが3-1リードとすると2度のワールドチャンピオン、ルイスはほぼ敗退かに思われた。

しかしルイスは奮起し86フィニッシュ、75フィニッシュと続け試合をレベルへ戻し、第7レッグで残り90のダブルに苦労しだしたウィリアムズを突くと最終レッグは113チェックアウトで勝利を決めた。

「本当に嬉しい。」とルイス。「序盤に先行され懸命になったけど、その後リラックスし持てるものを出し切った。」

「今年はテレビで1勝しかしていないけど凄く練習している。二回戦はもうちょっと長いフォーマットで僕に向いているし僕の試合ができるか見ていて下さい。」

ルイスはグループAからマイケル・バン・ガーウェンと供に抜け出した。このオランダ人は自分の好調レベルへ戻りラウンドロビン3連勝とした。

ワールドチャンピオン、バン・ガーウェンはウィリアムズとルイスへの勝利に続き今週で一番のベストパーフォーマンスを見せアベレージ111.38でロス・スミスを下した。

ケント州のスミスは10月のヨーロピアンシップでの同じ対戦カードで勝利していたが、この日は序盤からバン・ガーウェンが3-0リードとしても反応できず、世界No.1は主導権を握ったまま勝利してしまった。

「絶好調だ。」とバン・ガーウェン。「アベレージ111には文句のつけようがない。次戦に向けて自信満々だ。」

「2レッグだけ悪いのがあったけどその他が凄かった。ロスはいいプレーヤーだから油断できなかったしね。ここまで調子がいいし木曜の次の試合も待ち遠しい。」

バン・ガーウェンは次の二回戦で木曜にイアン・ホワイトと対戦する。このストークのエースはグループBでの進出を決める決戦でウェスリー・ハームズを5-4で下し、初めてグループステージを通過した。

ホワイトが3-0リードとするとハームズもレベルへ戻しさらにオランダ人が11ダーツで4-4とし最終レッグへもつれ込んだものの、最終第9レッグは両者180得点からホワイトが8ダブルを決め進出した。

ジェームス・ウェードはスティーブ・レノンに5-4で敗れたもののホワイトと並んでグループBを抜け出すことができた。レノンはレッグ差のみで敗退となった。

ウェードは序盤に3-0とリード、このレッグ差は抜け出すのに必須でアイルランド人に取られる訳にはいかなかった。

レノンは反撃し4レッグを連取するとウェードは1レッグを返し最終レッグとなったがこのアイルランド人が14ダブルをあがり勝利した。

現チャンピオン、ガーウィン・プライスはディミトリ・バン・デン・バーグに素晴らしい5-2で勝利して二回戦へ駆け込んだ。彼はグループCトップを守り切った。

「本当にほっとした。4レッグ目を取った時通過できるだろうと思った。でもトップ抜けがしたかった。」とプライス。

「まだ勝たなければ抜けられない状況だったのでちょっとこわばっていた。簡単にはいかなかったけど結果的に試合を奪うチャンスを得た。」

「始めの2試合はいいプレーをしていなかったけど今日は以前の僕に戻って出場しようとした。楽しめているしこのままうまく行って出来ればタイトルを防衛したい。」

元ウォルバーハンプトンでの準優勝者、ロバート・ソーントンは日本の鈴木未来に5-3で勝利、再起を継続させプライスと並んでグループCを突破した。

ダレン・ウェブスターはギャリー・アンダーソンに5-4で勝利、アンダーソンと並んでグループDを通過した。彼はアベレージ100.86に達した。

「今夜は仕事をした。誇りをもつことができた。」とウェブスター。「2レッグ以上での勝利が必要だった。それが達成でき安心できたし素晴らしい勝利だと思う。」

「僕は絶対あきらめないしギャリーをやっつけられたなんて素晴らしいことだ。本当に自信になる。今年はずっと低迷を続けたけど腕も回復したし凄く練習している。失うものは何もない。」

デーブ・パレッティは初のテレビ放映での勝利となったがイベントを脱落した。彼はウィリアム・オコーナーを5-2で下し、このアイルランドのスターの夢も潰えた。

二回戦は水曜に4試合が行われ、大きな組合せとして世界No.2のロブ・クロス対2017年グランドスラム準優勝のピーター・ライト戦がある。

ワールドチャンピオンシップ準優勝のマイケル・スミスはダリル・ガーニーと、レイクサイドチャンピオン、グレン・ダランはドイツのガブリエル・クレメンズと、元グランドスラム準優勝のデーブ・チズナルは予選から勝ち上ったライアン・ハリントンと対戦する。

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