<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第1日(一回戦、二回戦)
MVG、嫌悪の相手クラーセンにあわやの敗退を免れた
https://www.pdc.tv/news/2019/…
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月13日(金)夕刻セッション
<一回戦結果>
イェル・クラーセン(48)<96.02> 3-1 ケビン・バーネス(87)<92.41>
キム・ハイブレクト(41)<89.94> 3-2 ガート・ネンチェス(106)<87.03>
ルーク・ハンフリーズ(46)<91.05> 3-1 デボン・ピーターセン(60)<92.6>
<二回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<96.28> 3-1 イェル・クラーセン(48)<95.06>
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)
※向こう2日分を掲載
12月14日(土)午後セッション(現地12:30、日本21:30)
<一回戦組合せ>
ダリウス・ラバノースカス(82)(プロツアー49) vs マシュー・エドガー(66)(PDPA)
ライアン・ミークル(70)(プロツアー62) vs 山田勇樹(-)(PDCアジア)
ルーク・ウッドハウス(69)(プロツアー59) vs ポール・リム(-)(PDCアジア)
<二回戦組合せ>
ジャメイン・ワッティメーナ(17) vs ルーク・ハンフリーズ(46)
12月14日(土)夕刻セッション(現地19:00、日本翌日04:00)
<一回戦組合せ>
マーク・マクギーニー(85)(プロツアー51) vs マット・キャンベル(-)(CDC)
ジェイミー・ヒューズ(47)(プロツアー17) vs ゾラン・レイクバッハー(71)(南東欧州)
レイモンド・バン・バーナベルト(40)(プロツアー46) vs ダリン・ヤング(-)(CDC)
<二回戦組合せ>
ロブ・クロス(2) vs キム・ハイブレクト(41)
12月15日(日)午後セッション(現地12:30、日本21:30)
<一回戦組合せ>
カイル・アンダーソン(38)(プロツアー41) vs シャオ・チェン・ゾン(-)(PDC中国)
ロス・スミス(49)(プロツアー39) vs シアラン・ティーハン(-)(デベロプメント)
ブレンダン・ドラン(35)(プロツアー32) vs ニッティン・クマー(-)(インド)
<二回戦組合せ>
イアン・ホワイト(9) vs ラバノースカス/エドガー
12月15日(日)夕刻セッション(現地19:00、日本翌日04:00)
<一回戦組合せ>
アーロン・モンク(75)(プロツアー51) vs ホセ・ジャスティシア(92)(南西欧州)
アンディ・ボールトン(80)(プロツアー45) vs ダニー・バッギッシュ(-)(北アメリカ)
ジェームス・リチャードソン(61)(プロツアー56) vs 鈴木未来(-)(英国外女性)
<二回戦組合せ>
マイケル・スミス(4) vs ウッドハウス/リム
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(タイブレークなし)
二回戦=ベストオブ5セット
三回戦=ベストオブ7セット
四回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
※二回戦からはタイブレーク適用、最終セットは2レッグクリアのこと、第11レッグはサドンデス
賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ベスト8=50,000ポンド
四回戦負け=35,000ポンド
三回戦負け=25,000ポンド
二回戦負け=15,000ポンド
一回戦負け=7,500ポンド
マイケル・バン・ガーウェンが金曜、ロンドンのアレキサンドラパレスで開幕した2019/20William Hillワールドダーツチャンピオンシップ初日に同郷のライバル、イェル・クラーセンにあわや敗退の危機を乗り越えた。
ダーツ界最大のイベント初日はバン・ガーウェンが1セットダウンからクラーセンの衝撃的な勝利を防いで逆転した。クラーセンは同日の一回戦できたアイルランドのケビン・バーネスを下していた。
バン・ガーウェンは試合の流れを変える170チェックアウト、130チェックアウトを繰り出し勝利、この世界No.1はダーツの最大の祭典から9日間の休息を得ることになった。
「今日はひどいゲームをしてしまった。今日はいいところがなかった。」とフラストレーションのバン・ガーウェン。
「本当に真剣になった。多分真剣になり過ぎたけど通過することができた。それだけが救いだ。」
「このトーナメントで素晴らしいプレーをするためだけに本当に練習を続けてきた。だからこんなプレーをするのは納得がいかない。」
「いいプレーが出来なくても必要な時にビッグショットをする必要に迫られる。今夜はそういうものだった。」
オープニングセットはバン・ガーウェンが2レッグリードから、クラーセンが116チェックアウトで驚きのリードとした。
クラーセンは続くセットもブレークであわや2-0とリードするところだったが、ここでバン・ガーウェンが170チェックアウトで流れを変えた。
第3セットはクラーセンがダブルを待つ間にバン・ガーウェンが130チェックアウト、ここから3度のワールドチャンピオンが5レッグのうち4レッグをもぎ取った。
この夜早々、ルーク・ハンフリーズは12か月前の衝撃的な進撃を思わせる勝利を見せた。彼は激戦の末デボン・ピーターセンに3-1で勝利した。
ハンフリーズは去年のイベントではロブ・クロスの君臨を終わらせていたが、この日は4個の100越えフィニッシュを繰り出した。最終レッグでも160チェックアウトで試合の流れを変えていた。
南アフリカのピーター線も強いところを見せ終始ハンフリーズにプレッシャーを掛け続けたが、11月末にワールドユースチャンピオンシップを優勝しているハンフリーズは最後の1本で試合を決め土曜のジャメイン・ワッティメーナとの二回戦へ進んだ。
「本当に厳しい試合だった。デボンが終始プレシャーを掛け続けてきた。」とほっとしたハンフリーズ。
「デボンの得点力の方が良かったけど僕はダブルの好調さが功を奏した。丁度マイケル・バン・ガーウェンみたいに欲しい時のダブルが殆ど決まった。」
「去年からここではいい思い出があり、あれが一時的だと思われないよう少しプレッシャーも感じていた。」
「今夜は得点力がなかったけどそれこそ一時的で明日はもっといい試合を見せられると思う。」
初日はまた元ワールドチャンピオンシップベスト8のキム・ハイブレクトがガート・ネンチェスとの熾烈な格闘を勝ち抜けた。彼は3-2で勝利し土曜のロブ・クロスとの二回戦へ進んだ。
この試合ではハイブレクトの164チェックアウトなど6個の100越えチェックアウトが飛び交い、第1セットはベルギー人がとったが、オランダの若手も続く2セットを奪って2-1リードとした。
ハイブレクトの反撃で第4セットを奪い返し試合は最終セットへもつれ込んだ。そしてこの元ワールドカップ準優勝者が集中しベスト64進出を果たした。
土曜のWiliam Hillワールドチャンピオンシップは2セッションとなりそれぞれ一回戦3試合二回戦1試合が行われる。レイモンド・バン・バーナベルトがアメリカのダリン・ヤングを相手に別れのトーナメントを開始する。
第2日も英国ではNOW TVでのスカイスポーツダーツチャンネル、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網、pdctv-HDでライブ放映される。