<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第10日(三回戦、ベスト32)
きょう浅田プロ出場(日本24日07:00頃)、’18上海マスターズのリベンジなるか
https://www.pdc.tv/news/2019/…
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
12月22日(日)午後セッション
<三回戦結果>
スティーブン・バンティング(17)<95.7> 4-0 ジョニー・クレイトン(16)<91.49>
ダリウス・ラバノースカス(82)<91.03> 4-2 マックス・ホップ(24)<92.16>
ネーザン・アスピナル(12)<98.45> 4-3 クリストフ・ラタイスキー(20)<97.0>
12月22日(日)夕刻セッション
<三回戦結果>
スティーブ・ビートン(25)<92.95> 4-2 ジェームス・ウェード(8)<94.56>
キム・ハイブレクト(41)<95.84> 4-2 ダニー・ノッパート(31)<91.58>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<96.75> 4-0 リッキー・エバンス(32)<95.81>
※向こう2日分を掲載
(勝敗は2018/2019)
12月23日(月)午後セッション(現地12:30、日本21:30)
<三回戦組合せ>
ニコ・クルツ(183) vs ルーク・ハンフリーズ(46)
(-/ー)
エイドリアン・ルイス(13) vs ダレン・ウェブスター(20)
(●/ー)
ルーク・ウッドハウス(69) vs ディミトリ・バン・デン・バーグ(29)
(-/●)
12月23日(月)夕刻セッション(現地19:00、日本翌日04:00)
<三回戦組合せ>
デーブ・チズナル(10) vs ジェフリー・デ・ズワーン(23)
(●/●〇)
ギャリー・アンダーソン(5) vs ライアン・サール(52)
(〇●〇/ー)
ピーター・ライト(7) vs 浅田斉吾(-)
(〇※上海ダーツマスターズ6-3/ー)
12月27日(金)午後セッション(現地12:30、日本21:30)
<三回戦組合せ>
サイモン・ウィットロック(14) vs マービン・キング(19)
(〇/〇)
ファロン・シャーロック(-) vs クリス・ドービー(22)
(-/ー)
ダリル・ガーニー(6) vs グレン・ダラン(27)
(-/〇●〇)
12月27日(金)夕刻セッション(現地19:00、日本翌日04:00)
<三回戦組合せ>
ガーウィン・プライス(3) vs ジョン・ヘンダーソン(29)
(●〇/〇)
<四回戦 x 2試合>
<その後の対戦予定>
四回戦(ベスト16)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs スティーブン・バンティング(17)
スティーブ・ビートン(25) vs ダリウス・ラバノースカス(82)
アンダーソン/サール vs ネーザン・アスピナル(12)
ウッドハウス/バン・デン・バーグ vs ルイス/ウェブスター
キム・ハイブレクト(41) vs クルツ/ハンフリーズ
ライト/浅田 vs チズナル/デ・ズワーン
ガーニー/ダラン vs シャーロック/ドービー
プライス/ヘンダーソン vs ウィットロック/キング
準々決勝(ベスト8)
バン・ガーウェン/バンティング vs ビートン/ラバノースカス
アンダーソン/サール/アスピナル vs ウッドハウス/バン・デン・バーグ/ルイス/ウェブスター
ハイブレクト/クルツ/ハンフリーズ vs ライト/浅田/チズナル/デ・ズワーン
ガーニー/ダラン/シャーロック/ドービー vs プライス/ヘンダーソン/ウィットロック/キング
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(タイブレークなし)
二回戦=ベストオブ5セット
三回戦=ベストオブ7セット
四回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
※二回戦からはタイブレーク適用、最終セットは2レッグクリアのこと、第11レッグはサドンデス
賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ベスト8=50,000ポンド
四回戦負け=35,000ポンド
三回戦負け=25,000ポンド
二回戦負け=15,000ポンド
一回戦負け=7,500ポンド
マイケル・バン・ガーウェンが日曜、ロンドン、アレキサンドラパレスでリッキー・エバンスをストレートセットで破りWilliam Hillワールドチャンピオンシップタイトル防衛を続けた。
この世界No.1は140得点より180得点の方が多く、10個の180得点という典型的な強いディスプレーでベスト16へなだれ込んだ。
気合のエバンスは4セットのうち3セットで最終レッグ勝負としたがこのオランダ人は重要なところを全て押さえ、速射砲の29歳は1セットも奪うことができなかった。
「僕の今夜は全く快調というところではなかったけど大きな勝ちを拾えて嬉しい。」とバン・ガーウェン。彼はクリスマス休日明けにスティーブン・バンティングと対戦する。
「集中するために懸命に練習したので結果に満足だ。リッキーの速いテンポが手伝ってくれたようでこんな試合は楽しめる。」
「スティーブンは凄くいいプレーをしているけど僕を倒すには生涯一番のプレーをしなければならないだろう。」
バンティングもこの日早々4-0勝利としていた。彼はジョニー・クレイトンを下しワールドチャンピオンシップで5年ぶりのベスト16入りを果たした。
元レイクサイドチャンピオンのバンティングは140チェックアウトなどで第1セットをなんなく取り第2セットもクレイトンの136チェックアウト、14ダーツをしのいで3-2で奪った。
第3セットではクレイトンはコンビネーションで138チェックアウトしたがこのセットもバンティングが3-1で取り、このセントへレンズのエースは第4セットも最終レッグまで行って勝利に決着をつけた。
「いいスタートから逃げ切りる僕のゲームプランのままだった。」とバンティング。
「凄くいいプレーが出来たと思う。これでクリスマスも楽しく過ごせるし次の試合の準備もできる。」
ネーザン・アスピナルは去年のワールドチャンピオンシップベスト4より上を目指す試みは続き、クリストフ・ラタイスキーと7セットまで戦い抜いた。
オープニングからの2セットはラタイスキーが第2セットの最終レッグを106チェックアウトで奪って1-1としたが、アスピナルは続く第3セット、第4セットをそれぞれレッグカウント3-1、3-2で取り勝利へ向かった。
ラタイスキーは第5セットも最終レッグで取り返し、さらに第6セットの最終第5レッグを13ダーツとして、試合のゆくえは第7セットにもつれ込んだ。
しかしアスピナルは相手の3本のダブルミスに襲い掛かりリードを奪うと勢いを増して最後は116チェックアウトで勝利を締めくくった。
「3-1リードとなった時はそのまま勝ったと思ったけど彼が大きく反撃してきたので集中しなければならなかった。」と2019年のUKオープンチャンピオン。
「僕は短い経験の中でも必要な時には戦う能力を備えていることを証明できたと思う。そうしなければならなかったしとにかく勝ち抜けて嬉しい。」
スティーブ・ビートンはジェームス・ウェードから嬉しい勝利を得、16年ぶりのワールドチャンピオンシップベスト16へ進出した。
元レイクサイドチャンピオン、ビートンは第1セットを奪い、第2セットは0-2から反撃し奪って試合の主導権を握った。
続く2セットは分け合い、この55歳のビートンは第6セットを3-1としてセットカウント4-2での勝利とした。
「この結果を得るために凄く集中した。」とベテランのスター。彼は四回戦でダリウス・ラバノースカスと対戦する。
「ずっと辛いクリスマスを送ってきたけど今年はとても楽しめそうだ。まだ次の試合にも出場できるからね。」
「前向きになってここからのトーナメントのどんなチャンスもものにしようと思っている。」
ラバノースカスは1-2ダウンからマックス・ホップを4-2で下した。このリトアニアのプレーヤーはアレキサンドラパレスで初めてベスト16入りを果たした。
オープニングの2セットはそれぞれ3-1で分け合うと、第3セットはホップがレッグカウント1-2から114チェックアウトなどで奪いセットカウントを2-1とした。
第4セットはラバノースカスが12ダーツなどから3-1で奪い第5セットも難なく取りセットカウントを3-2とした。第6セットはドイツ人のダブルミスを突き勝利を奪った。
キム・ハイブレクトも堅実なパーフォーマンスで6セットでダニー・ノッパートを退けた。
このベルギーのエースはセットカウントを1-2とされたが続く11レッグのうち9レッグを奪い勝利した。最終レッグは素晴らしい150チェックアウトだった。
「行ったり来たりの試合だったけど勝てる方向にマネージできた。」とハイブレクト。彼はベスト16でルーク・ハンフリーズかニコ・クルツの勝者と対戦する。
「徐々に僕のベスト試合に近づいており大きなチャンスを感じている。でもルークもニコも同じことを考えているんだろうね。」
トーナメントは月曜もクリスマス休日前の2セッションで三回戦が行われる。元ワールドチャンピオンのエイドリアン・ルイスやギャリー・アンダーソンが出場する。
第11日も英国ではNOW TVでのスカイスポーツダーツチャンネル、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網、pdctv-HDでライブ放映される。