<メジャー>ワールドチャンピオンシップ決勝
ピーター・ライト、2017年UKオープンに続き悲願のメジャー2勝目
https://www.pdc.tv/news/2020/…
William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)
<カッコ内はアベレージ>
1月1日(水)夕刻セッション
<決勝結果>
ピーター・ライト(7)<102.79> 7-3 マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.88>
賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ピーター・ライトが新年のロンドン、アレキサンドラパレスで素晴らしい決勝でマイケル・バン・ガーウェンに勝利、悲願だった初のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンの栄冠に輝いた。
色彩豊かなスコットランド人は前回の決勝でバン・ガーウェンに敗れて以来6年の歳月を経て7-3で勝利、彼のダーツの命運をようやく達成した。
ライトは決勝の序盤2セットを取り一度も劣勢に回らず3つの大事なセットの最終レッグをことごとく奪い、ハイクォリティで進んだ試合を最後は10ダブルを仕留めて栄冠にたどり着いた。
「全く信じられない。」と感情に埋もれたライト。彼はPDC賞金ランキングも2位へ浮上した。
「6年前決勝で敗れた際もう諦めようとも思った。でも夢は諦めてはいけないことを今日示すことができた。」
「マイケルは秀でたチャンピオンで彼の優勝は全て相応しいものだった。でも今日は僕の番で感激だ。」
「一番合うダーツ、正しいスロー、正しいメンタリティを見つけるために懸命に練習してきた。今まさに欲しい時に全てが解決できた。」
「本当に自分を誇りに思う。ワールドチャンピオンとなる為に支えてくれたみんなに本当にお礼を言いたい。」
バン・ガーウェンは試合全体で大事なセットの最終レッグを取り損ね、ダーツ界で最も注目されるゲームで2度目の敗退を味わった。
このオランダ人は16個の180得点、アベレージ102.88をあげたが、一方のライトのダブル率55%がより重要なファクターだということを証明した。
「もちろん試合に負けたのはとても傷つくが、ピーターが良かった。」と礼儀正しい世界No.1.
「彼は素晴らしいトーナメントを戦い抜き、最大の瞬間で僕より良かった。彼は優勝に相応しいプレーヤーだ。」
「僕は大事なところでミスを続けた自分を責めるしかない。でもここから僕はもっと練習を積んで強くなって戻ってくる。」
ライトは、アベレージ102.79で第1セットはバン・ガーウェンが170フィニッシュのインブルを外した後、1本で20ダブルを決め最終レッグで奪った。
このスコットランド人は第2セットの第2レッグという大事なところで12ダーツでブレーク、さらに20ダブルを上がってリードを2倍にした。
バン・ガーウェンは第3セットで存在感を示して独走で奪い返した。彼がセットを奪うに要したダーツは37本だけでホワイトウォッシュした。
第4セットは第4セットをこの試合最高ハイオフの140チェックアウトを見せたが、2セットリードするための102チェックアウトでの20ダブルをミス、バン・ガーウェンに8ダブルを仕留められ試合はレベルへ戻った。
第5セットはこのオランダ人がリードとなる6本のダブルをミス、ライトが10ダーツや最終レッグでの96フィニッシュで3-1で奪った。
続いて第6セットは今度はライトがホワイトウォッシュの出番となり、81フィニッシュから80フィニッシュと再び2セットリードとした。
第7セットはバン・ガーウェンがインブルでの84チェックアウトを見せ2-1リード、さらに11ダーツで途端にセットを奪っていった。
ライトは第8セットを1-2の劣勢から反撃、せめぎ合いの最終レッグで奪った。ここでもバン・ガーウェンは差を縮める20ダブルをミス、スコットランド人が16ダブルを仕留めて再びセットカウントを5-3リードとした。
このオランダ人は転換点の第9セット第5レッグで2本のダブルをミス、ライトが残り70を平らげ6-3の3セットリードとした。
バン・ガーウェンは第10セットで9ダーツ達成まであと少しの見せ場があったが12ダブルをミス、ライトが最後10ダブルを決めて3-1でダーツ界究極の勝利をあげた。
ライトとバン・ガーウェンは2020年Unibetプレミアリーグで9プレーヤーの構成プレーヤーとして出場する。