<メジャー>プレミアリーグ第1夜プレビュー
初日からいきなりMVGとピーター・ライトが激突!
https://www.pdc.tv/news/2020/…
2020Unibetプレミアリーグ第1夜
(勝敗は2018/2019)
2月6日(木)
アバディーン、 P&Jライブ
<対戦組合せ>
マイケル・スミス vs グレン・ダラン
(ー/〇●〇●〇)
ギャリー・アンダーソン vs ダリル・ガーニー
(△〇●/〇)
マイケル・バン・ガーウェン vs ピーター・ライト
(〇●〇〇●〇●●/〇〇●〇●〇〇●〇)
ネーザン・アスピナル vs ジョン・ヘンダーソン
(ー/ー)
ガーウィン・プライス vs ロブ・クロス
(●●〇/●△●〇〇〇〇●)
フォーマット(ラウンドロビン):
ベストオブ13レッグズ(ファーストトゥ7レッグズ)
ただし6-6引き分けあり
賞金:
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
リーグリーダー:25,000ポンド
合計:825,000ポンド
オッズ:
第1夜勝者オッズ:
マイケル・スミス(27/20)-引分け(11/4)ーグレン・ダラン(13/8)
ギャリー・アンダーソン(11/10)-引分け(16/5)-ダリル・ガーニー(37/20)
MVG(1/1)-引分け(33/10)-ピーター・ライト(2/1)
ネーザン・アスピナル(4/5)-引分け(10/3)-ジョン・ヘンダーソン(5/2)
ガーウィン・プライス(1/1)-引分け(3/1)-ロブ・クロス(43/20)
優勝オッズ:
2月6日時点:
1. 9/10 MVG
2. 9/2 ピーター・ライト
3. 6/1 ガーウィン・プライス
4. 8/1 ギャリー・アンダーソン
5. 12/1 ロブ・クロス
6. 14/1 ネーザン・アスピナル
7. 14/1 マイケル・スミス
8. 28/1 グレン・ダラン
9. 28/1 ダリル・ガーニー
2020年Unibetプレミアリーグが木曜、アバディーンで始まる。地元のピーター・ライトが錦を飾って帰郷し、ギャリー・アンダーソン、ジョン・ヘンダーソンとともにスコットランドダーツの特別な夜を彩る。
プレミアリーグのロードショーは世界最高の9人のスターが17夜にわたり総当たりでぶつかりあうものだ。そしてこのリーグは真新しいP&Jライブのべニューに集まる7,000人のファンの前でスタートを切る。
最高に期待の高まるオープニングの夜は新たに栄冠に輝いたワールドチャンピオン、ライトがプレミアリーグへ復帰するスコットランドのスター、アンダーソンと9人予定されている最初のチャレンジャー、ヘンダーソンを引き連れて登場する。
ライトは新年のアレキサンドラパレスでバン・ガーウェンに衝撃の7-3勝利を収めワールドチャンピオンシップの栄冠に輝き、シドワデル杯とワールドチャンピオンの称号を手にした。
この二人はライトの母国の地でそのライバル意識を再現するがこのスコットランド人のまなざしの向こうには忌まわしい2017年の悪夢を払拭し初のプレミアリーグタイトル獲得がある。あの2017年にはライトは6本のマッチとなるダブルをミスし敗退していた。
「ワールドチャンピオンシップには勝った。なのでリストから消した。最後はプレミアリーグタイトルをこの手にすることだ。」とライト。彼は先週日曜に初のマスターズタイトルを優勝している。
「2017年のプレミアリーグ決勝はたぶん僕の最悪に痛烈な敗退と言える。でも翌日から頭を切り替えフロアトーナメントで優勝したり9ダーツを出したりした。」
「過去をほじくり返しても何も役に立たない。将来を見なければならないしそれが僕の絶対的な強みだと思う。そのお陰でワールドタイトルを掲げることができた。」
「どうやって嫌な事が忘れられるかを学ぶことだ。3本投げればその3本を取り戻すことは出来ない。次の3本のことを考えるしかない。どうやって次の3本をうまくやるかどうかだけだ。」
「この木曜はギャリーも戻ってきたしジョンは大観客の人気者だしスコットランドダーツにとって素晴らしい夜になるだろう。」
「スコットランドダーツは今素晴らしい地位にあり、プレミアリーグのスタートの夜にこのショーをスコットランドで出来ることは何と特別なことだろう。」
世界No.1のバン・ガーウェンはワールドチャンピオンシップ敗退のリベンジを直ぐにしておきたいところだろう。このオランダ人は前例のない5年連続プレミアリーグ優勝を目指しチャレンジを開始する。
バン・ガーウェンはデビューした2013年以来このイベントに君臨しており、毎年リーグフェースではトップ抜けを続け、2020年もこの記録を更新すると宣言している。
「僕は最大のステージでパーフォーマンスを見せるのが大好きだ。この目的ではプレミアリーグは完璧なトーナメントだ。だからとても楽しみにしている。」とバン・ガーウェン。
「ここ数年このトーナメントでは素晴らしいパーフォーマンスを披露し続けることが出来ている。毎週きちっと狙いをつければ今年も同じく続けられる。」
「毎週最高のパーフォーマンスをしなければならないしそうしないとたちまち敗退となる。なにせ世界のベストプレーヤーと闘っているのだから。僕は毎週の試合ですら決勝と思ってやっている。それがこのイベントに対処すべき方法だ。」
「ワールドチャンピオンシップ決勝で敗れたのは悔しかったけど前を向いて行かなければいけない。そのスタートが木曜にピーター相手に始まる。」
2011年と2015年のプレミアリーグチャンピオン、アンダーソンが復帰し北アイルランドのダリル・ガーニーと対戦する。このスコットランド人は昨年背中の負傷で欠場していた。
この2度のワールドチャンピオンはスコットランドを代表するダーツスポーツのヒーローの地位を確立しているが、この49歳は更なるタイトル獲得に非常にハングリーだと言う。
「プレミアリーグへ復帰できてとても嬉しい。正直とても楽しみにしてきた。」とアンダーソン。
「去年、背中の状況から全くプレーする機会を見つけられなかった。でもその16週間、僕は家族と過ごすことができた。」
「今年は家族との時間とプレーの時間の完璧なバランスを見つける時期と思っている。うまく見つけたい。」
「僕としては優勝することが全てではなく、僕のゲームを取り戻したい。痛みがなかった時のように自然体でプレーしたいしそう出来れば幸せだ。」
「アバディーンの素晴らしくて真新しいアリーナでプレー出来るのは凄い。このアリーナにはもう十分に興奮してるけどじっくり全部見てみたい。」
地元ヒーローのヘンダーソンは2019年、アバディーンの旧べニューでぞくぞくするウォークオンに続きバン・ガーウェンに6-6の引き分けを演じて観客を魅了した。
今年のヘンダーソンは7,000人の満員の観客が詰める最高のべニューでUKオープンチャンピオンのネーザン・アスピナルと対戦する。アスピナルは初めてのプレミアリーグフル出場だ。
「もしこの木曜に昨年の半分程度の出来栄えでも嬉しい。」とヘンダーソンは告白。
「去年は僕の生涯一の出来栄えで忘れられない夜となった。もしあれを全部繰り返せたら何と素晴らしいことか。」
「去年はマイケルとの対戦で引分けたのでみんなは今年はネーザンに勝つだろうと言ってくれる。でもネーザンはとても素晴らしいプレーヤーで本当に厳しい戦いになると思う。」
「僕は全てを出し切り出来ればスコットランドの素晴らしいみんなの前で再び素晴らしい記憶を創りたい。」
オープニングの夜には新メンバーのグレン・ダランが2018年準優勝のマイケル・スミスと対戦する。一方、2度のグランドスラムチャンピオンのガーウィン・プライスは昨年準優勝のロブ・クロスと対戦する。
オープニングから第9夜までは異なった挑戦者を迎え、3月26日のロッテルダムでの審判の夜に最高潮に達し第9位となるプレーヤーが脱落する。
審判の夜の後、残る8プレーヤーにてベルファースト、シェフィールド、マンチェスター、ベルリン、バーミンガム、グラスゴー、リーズにて再び7夜のリーグ戦が行われる。
この後半のリーグ戦の結果、トップ4プレーヤーがタイトル獲得と250,000ポンドの優勝賞金を目指し、5月21日(木)ロンドンO2でのプレーオフへ出場する。
このトーナメントは英国ではスカイスポーツ、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網およびpdc.tvにてライブ放映される。