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<メジャー>プレミアリーグ第2夜(全17夜)

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2020.02.14 Fri.

デキるファロン・シャーロック、追い詰められるダラン

https://www.pdc.tv/news/2020/…

2020Unibetプレミアリーグ第2夜
(勝敗は2018/2019)
2月6日(木)
ノッティンガム、モーターポイントアリーナ
<対戦結果>
ロブ・クロス<94.71> 7-5 ネーザン・アスピナル<95.48>
ガーウィン・プライス<98.11> 6-6 マイケル・スミス<101.71>
ギャリー・アンダーソン<95.58> 6-6 ピーター・ライト<88.72>
グレン・ダラン<92.21> 6-6 ファロン・シャーロック(チャレンジ)<87.36>
マイケル・バン・ガーウェン<105.05> 7-1 ダリル・ガーニー<93.92>

リーグテーブル
(第2夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.マイケル・バン・ガーウェン / 4 / +8
2.グレン・ダラン / 3 / +4
3.ギャリー・アンダーソン / 3 / +2
3.ロブ・クロス / 3 / +2
5.ネーザン・アスピナル / 2 / +2
6.ガーウィン・プライス / 2 / 0
7.ピーター・ライト / 1 / -2
8.マイケル・スミス / 1 / -4
8.挑戦者 / 1 / -4
10.ダリル・ガーニー / 0 / -8

第3夜 2月20日(木)
カーディフ、モーターポイントアリーナ
<対戦組合せ>
ピーター・ライト vs ロブ・クロス
(●●△〇●●●〇/△●●●〇〇)
ジョニー・クレイトン(チャレンジ) vs マイケル・スミス
(●〇/-)
マイケル・バン・ガーウェン vs ネーザン・アスピナル
(ー/●〇●)
ダリル・ガーニー vs ガーウィン・プライス
(●△●/●〇△〇●)
グレン・ダラン vs ギャリー・アンダーソン
(ー/ー)

フォーマット(ラウンドロビン):
ベストオブ13レッグズ(ファーストトゥ7レッグズ)
ただし6-6引き分けあり

賞金:
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
リーグリーダー:25,000ポンド
合計:825,000ポンド

ファロン・シャーロックが木曜、ノッティンガムでグレン・ダランと引き分け、2020年Unibetプレミアリーグ第2夜の注目を一身に集めた。マイケル・バン・ガーウェンは今シーズンの勝利街道を突っ走った。

シャーロックは12月のPDCワールドチャンピオンシップで初の女性勝利者となり世界に衝撃を与えたが、モーターポイントアリーナに満員となった観客の前へ出場した。

プレミアリーグの歴史で初めて出場する女性となったシャーロックは初めての挑戦者の勝利を残念ながら逸した。

神経をすり減らす試合序盤は両者がダブルをミスし6レッグを分け合ったが、続いてシャーロックが92フィニッシュの12ダーツで初めてブレークした。

次の3レッグはそれぞれキープとすると、シャーロックが46フィニッシュでまず引分けまでたどり着いた。しかし3度のBDOチャンピオン、ダランは反撃し第12レッグの最終レッグまで到達した。

シャーロックが48を残し勝利の機会を待つ間、ダランは3本目で16ダブルをあがりプレミアリーグデビュー戦の連続不敗スタートを維持した。シャーロックは屋根を高くするフィニッシュのチャンスが巡って来なかった。

「どの瞬間の経験も大好きだった。引き分けらて本当に嬉しい。」とシャーロック。

「驚きだ、凄い数の観客の前でまたいいプレーが出来て幸せだしグレンと対戦出来たのは本当に大きな機会だった。」

「私をサポートに来てくれた全員に感謝したい。私は彼等全てを嬉しく思う。」

「全ての機会をものにしたいと頑張っている。今進行中だし2020年にやってくる全てが待ち遠しくてならない。」

プレミアリーグ初参加のダランはプレミアリーグ連戦第1夜のアバディーンでは完璧なスタートを切ったが、この日ダブルトライで17本をミスしていた。

しかし、最終レッグの巨大なプレッシャーの中70フィニッシュを果たし今シーズン不敗を保った。

「全員がファロンの応援に回り、僕にとっては生涯一番難しいゲームだった。」とダラン。

「本当にチャレンジだった。こんなステージでファロンと対戦するのは思ったより異常に厳しかった。」

「観客は素晴らしかった。観客が僕をないがしろにしていなかったことははっきり申し上げたい。」

5度プレミアリーグ優勝のバン・ガーウェンはダリル・ガーニーに素晴らしい7-1勝利をあげ、彼だけがオープニングからの2夜を100%勝利とした。

この世界No.1は君臨するベストコンディションでアベレージも105.05に達しガーニーを吹き飛ばした。ガーニーは2連敗でリーグテーブル最後に留まった。

「今夜の僕にはミスがなかった。そうしなければならなかったのはダリルが凄く安定したプレーヤーだからだ。」とバン・ガーウェン。

「これはこれで良かったけど僕がもっといいプレーが出来るしその技術があるのも判っている。」

「今夜の観客は全プレーヤーに対し最高だった。だから僕等は彼等のためにいいプレーを見せたかった。」

「僕は居るべき場所へ戻った。それはリーグテーブルトップの座だ。」

スコットランドのワールドカップ優勝のチームメイト、ギャリー・アンダーソンとピーター・ライトは6-6の好試合を演じた。

オープニングから4レッグはそれぞれキープしたが、ここで足首の問題を抱えるライトが11ダーツで初ブレークし3-2リードとした。

続く3レッグでは全て18ダーツ内外と二人のパワーヒッター供、以前の熱いフォームを繰り出すのに苦労し、ようやくアンダーソンが16ダブルで5-4リードとなった。

しかし、2度のプレミアリーグチャンピオンのアンダーソンは決定的なブレークを果たすことが出来ず、ワールドチャンピオンのライトが反撃し12ダーツで試合を完了、2週連続敗退を免れた。

昨年準優勝のロブ・クロスは2度劣勢に回ったが交互する試合でネーザン・アスピナルを7-5で下した。

この試合、二人を1レッグ以上引き離すことはなく、クロスが3-4を追いかけ116チェックアウト、112チェックアウトを決定打とし2019年UKオープン決勝で敗退したリベンジを果たした。

「今夜を勝ててすごく嬉しい。絶好調のプレーヤーを相手に勝つのは一苦労だった。」とクロス。

「今新しい段階にあり感触は良かった。ワールドチャンピオンシップ以来3ストーンも体重が落ちた。」

「ここ2,3年はずっと調子が出ていないので自分をメンテする時期だと思った。」

「この試合でベストを出したいしそのためにステージの内外できちっとしなければいけない。」

反撃のもう一試合は世界No.3のガーウィン・プライスがマイケル・スミスに2-6ダウンから1ポイント救済まで復活したものだった。

スミスはここのところのベストな調子で序盤8レッグで2つの10ダーツ、140チェックアウトなどアベレージ115とし、今キャンペーン初ポイント確保までこぎつけた。

しかしこの2018年プレミアリーグ準優勝者は勝利ラインへ到達することができず、2本のマッチとなるダブルをミスするとプライスが集中し4レッグを連取して今シーズン負けなしを維持した。

2020年Unibetプレミアリーグは2月20日(木)カーディフで第3夜を開催、ウェールズの二人のトップスター、プライスとジョニー・クレイトンが出場する。彼等はそれぞれガーニーとスミスと対戦となる。

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