<メジャー>プレミアリーグ第4夜プレビュー
後のないガーニー、地元で踏ん張るか
https://www.pdc.tv/news/2020/…
第4夜 2月27日(木)
ダブリン、3アリーナ
グレン・ダラン vs ネーザン・アスピナル
(ー/〇〇)
ロブ・クロス vs ギャリー・アンダーソン
(●●●〇●●/-)
ダリル・ガーニー vs マイケル・スミス
(〇●△/〇●〇●)
ウィリアム・オコーナー(チャレンジ) vs マイケル・バン・ガーウェン
(●●〇/●)
ガーウィン・プライス vs ピーター・ライト
(△●●●●〇/〇〇●〇)
リーグテーブル
(第3夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.グレン・ダラン / 5 / +7
2.マイケル・バン・ガーウェン / 4 / +6
3.ネーザン・アスピナル / 4 / +4
4.マイケル・スミス / 3 / +2
5.ロブ・クロス / 3 / 0
5.ガーウィン・プライス / 3 / 0
5.ピーター・ライト / 3 / 0
8.ギャリー・アンダーソン / 3 / -1
9.ダリル・ガーニー / 1 / -8
10.挑戦者 / 1 / -10
フォーマット(ラウンドロビン):
ベストオブ13レッグズ(ファーストトゥ7レッグズ)
ただし6-6引き分けあり
賞金:
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
リーグリーダー:25,000ポンド
合計:825,000ポンド
オッズ:
第4夜勝者オッズ:
グレン・ダラン(8/5)-引分け(16/5)-ネーザン・アスピナル(5/4)
ロブ・クロス(17/10)-引分け(16/5)-ギャリー・アンダーソン(6/5)
ダリル・ガーニー(9/5)-引分け(3/1)-マイケル・スミス(23/20)
ウィリアム・オコーナー(13/2)-引分け(5/1)-マイケル・バン・ガーウェン(2/7)
ガーウィン・プライス(17/10)-引分け(3/1)-ピーター・ライト(5/4)
優勝オッズ:
2月20日→2月27日時点:
1. 41/50→1/1 MVG
2. 5/1→9/2 ピーター・ライト
3. 7/1→7/1 ガーウィン・プライス
4. 8/1→9/1 ギャリー・アンダーソン
5. 18/1→10/1 ネーザン・アスピナル
6. 20/1→14/1 グレン・ダラン
7. 25/1→14/1 マイケル・スミス
8. 14/1→16/1 ロブ・クロス
9. 50/1→50/1 ダリル・ガーニー
マイケル・バン・ガーウェンが木曜、ダブリンでの2020年Unibetプレミアリーグ連戦でウィリアム・オコーナーを相手に先週初の敗退から復帰しようとしている。
5度のプレミアリーグチャンピオン、バン・ガーウェンは今シーズンをパーフェクトにスタートしたものの、第3夜、ネーザン・アスピナルに阻止された。アスピナルは素晴らしいダーツでこの世界No.1に7-5で勝利した。
バン・ガーウェンは復活のチャンスに熱烈な地元ファンのスター、オコーナーと対戦する。オコーナーはスティーブ・レノンと供に2019年ワールドカップオブダーツでアイルランド共和国を準優勝へ導いた立役者だ。
「プレミアリーグでの敗退はもちろん特にがっかりするけど、復活しなければいけない。」と現チャンピオンのバン・ガーウェン。
「何年もの間、僕は復活を見せてきたしこの木曜も見ていてください。」
「プレミアリーグではどんな試合でも容易に勝利を期待できない。毎週世界有数のプレーヤーを相手にプレーするからね。」
「ダブリンでのプレーは大好きだ。観客はいつも最高潮だ。でも今回は全部がウィリアムを応援するだろうね。」
「彼はもちろん十分準備してくるだろうね。でも僕もいい仕事ができると思う。」
今年のプレミアリーグチャレンジャー4人目となるオコーナーは3Aアリーナで満員札止めの9,000人の観客の前でプレミアリーグデビューを迎える。
オコーナーは2019年にPDCランキングタイトルを初めて獲得しており、また初めてのテレビ放映タイトルのベスト8へも進出した。そしてこの33歳はアイルランドの首都でとんでもない衝撃を与えようと目論んでいる。
「正直プレミアリーグへ呼ばれようとは期待していなかった。」とオコーナー。」「勿論期待はしていたけど実際呼ばれて嬉しい。」
「夢が実現した。正直もし衝撃の勝利を上げれればそれに越したことはない。」
「ようやく大きな機会を得たのでできれば素晴らしいパーフォームを行いたい。」
「勝利は期待していない。まさに敗者の標的真っただ中だ。でも僕は本当にベストを尽くす。」
「でも誰が衝撃を与えるかなどは誰も知らないし出来れば僕もその一人になりたい。」
ガーウィン・プライスとピーター・ライトは去年12月のアレキサンドラパレスでのワールドチャンピオンシップ準決勝の再現となる対戦だ。両者とも丁度他のPDCタイトルを獲得しての試合入りとなる。
両者は先週のプロツアーで衝撃的なフォームを見せ、ライトは土曜のプレーヤーズチャンピオンシップ#5決勝でプライスを破っており、一方このウェールズ人は翌日に優勝している。
プライスはプレーヤーズチャンピオンシップ#6決勝でバン・ガーウェンにも勝利しており、このウェールズ人はここ2年間で世界最高のプレーヤーと対戦するための姿勢変化の良い例だという。
「試合を始めた時は世界トッププレーヤーとの対戦を恐れていた。過去に尊敬を払いすぎ異常なまでに見せようという罪な意識があった。」とプライス。彼はプレミアリーグでは3試合全て引分けとしている。
「でも今は僕もトッププレーヤーの一員で、僕できる最大の得点力とチャンスを掴めば誰をも倒すことが出来ると信じている。」
「たぶんピーターが今のところ世界ベストのプレーヤーだと思う。MVGは少し冷めてきておりピーターが一番で僅差で何人かが追随している。」
「僕はプレミアリーグ負けなしで今年5イベントに出場し3イベントで決勝へ進出している。だから出来栄えは大丈夫だ。」
「先週のカーディフではフラストレーションが溜まった。故郷の観客の前で絶対勝ちたかったけどダリルが上で試合を難しくし彼が勝ってもおかしくなかった。」
「僕の目標はこれらの引き分けを勝利に変えることだ。そのあとできれば5月に初めてのO2へ出場することだ。」
リーグテーブルトップに座るグレン・ダランはデビュー年でのタイトル獲得の可能性を高め、この木曜は同じくデビュー年のアスピナルと対戦する。
序盤からのペースセッターのダランは3試合で2勝をあげており、カーディフでは2度のプレミアリーグチャンピオン、アンダーソンを7-4で破っていた。
2019年2つのランキングタイトルを優勝したダランはテレビカメラの前で初の勝ち星を狙っているが、この3度のBDOチャンピオンは5月のO2でプレミアリーグトロフィを掲げようとは期待はしていない。
「僕は凄い場所にいる。僕の経験のどの地点でもプレミアリーグのトップに立つことなど考えになかったことだ。」とダラン。
「トップ4に達したのは煙のような夢だ。僕は今はこれに優勝するなどと思っていない。でもどの一瞬も楽しんでいるし、ただ勝ち続けたいだけだ。」
「ここまでのプレミアリーグの経験は思った通りだ。練習ルームを見渡すと8人の物凄いメンバーがいる。8人の世界のベストプレーヤーで僕もその8人の横にいる。」
「強気に”トップ4でいくつもりだ”と言いたいけど、僕はそんな人間じゃない。僕はただ脱落を逃れたいだけでまずはそのゴールを目指す。」
第4夜はまた2度のプレミアリーグチャンピオン、ギャリー・アンダーソンが2019年準優勝のロブ・クロスと対戦、一方ダリル・ガーニーはテーブル最下位脱出を賭けマイケル・スミスと対戦する。スミスは第3夜にほぼ10か月ぶりのプレミアリーグ勝利を上げた。
オープンから第9夜まではそれぞれ異なるチャレンジャーが出場し3月26日ロッテルダムでの審判の夜に最高潮に達する。そこで9位のプレーヤーが脱落する。
審判の夜の後、残る8プレーヤーは再び7夜にわたりリーグ戦を再開、ベルファースト、シェフィールド、マンチェスター、ベルリン、バーミンガム、グラスゴー、リーズと回る。
トップ4プレーヤーはその後5月21日(木)ロンドン、O2でタイトルと250,000ポンドの優勝賞金を賭けてプレーオフへ臨む。
第4夜の模様は英国ではスカイスポーツ、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網およびpdc.tvでライブ放映される。