<メジャー>Betfredワールドマッチプレープレビュー
アベレージではMVG、ライト、プライス、ラタイスキー、上調子はウェード
https://www.pdc.tv/news/2020/…
2020年Betfredワールドマッチプレー
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
(カッコ内はPDCランキング)
(勝敗は2018/2019/2020)
7月18日(土) (現地18:00、日本時間翌日02:00)
<一回戦組合せ>
サイモン・ウィットロック(16) vs ライアン・ジョイス(42)
(〇〇/●●/●〇〇)
クリストフ・ラタイスキー(13) vs ジャメイン・ワッティメーナ(23)
(〇/〇〇〇〇〇/ー)
ジェームス・ウェード(9) vs キーガン・ブラウン(30)
(●〇/〇〇/〇)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ブレンダン・ドラン(32)
(●〇/〇〇/●)
ギャリー・アンダーソン(8) vs ジャスティン・パイプ(57)
(ー/ー/ー)
7月19日(日) (現地18:00、日本時間翌日02:00)
<一回戦組合せ>
メンサー・スルホビッチ(12) vs ジェイミー・ヒューズ(35)
(-/ー/●)
グレン・ダラン(15) vs ジェフリー・デ・ズワーン(21)
(-/〇●/ー)
ロブ・クロス(4) vs ガブリエル・クレメンズ(40)
(●/●/ー)
ピーター・ライト(2) vs ジョセ・デ・スーザ(51)
(-/●●/〇)
マイケル・スミス(5) vs ジョニー・クレイトン(20)
(〇●/ー/〇)
7月20日(月) (現地18:00、日本時間翌日02:00)
<一回戦組合せ>
デーブ・チズナル(10) vs ビンセント・バン・デ・ブート(33)
(●/〇/〇)
イアン・ホワイト(11) vs ジョー・カレン(18)
(-/〇〇〇/ー)
ダリル・ガーニー(7) vs リッキー・エバンス(27)
(●●/●〇〇/ー)
ガーウィン・プライス(3) vs ダニー・ノッパート(24)
(〇●/●/〇)
エイドリアン・ルイス(14) vs スティーブ・ビートン(25)
(〇/ー/〇)
7月21日(火) (現地18:00、日本時間翌日02:00)
<一回戦組合せ>
ネーザン・アスピナル(6) vs ディミトリ・バン・デン・バーグ(26)
(-/〇〇/〇)
<二回戦組合せ>
スミス/クレイトン vs スルホビッチ/ヒューズ
アンダーソン/パイプ vs ウェード/ブラウン
バン・ガーウェン/ドラン vs ウィットロック/ジョイス
クロス/クレメンズ vs ラタイスキー/ワッティメーナ
<賞金>
優勝:150,000ポンド
準優勝:70,000ポンド
ベスト4:50,000ポンド
ベスト8:25,000ポンド
ベスト16:15,000ポンド
ベスト32:10,000ポンド
2020年Betfredワールドマッチプレーがこの土曜、ミルトンキーンズのマーシャルアリーナで開幕、オープニングの夜にマイケル・バン・ガーウェンがブレンダン・ドランを相手に3度目のタイトル獲得へ乗り出す。
7月18日~26日の9日間、この栄光のトーナメントは第27回目を迎えるがコロナウィルス大流行と現行の検疫規制により初めてブラックプールの歴史あるウィンターガーデンズを離れて開催される。
試合の模様は英国ではスカイスポーツ、その他各国ではDAZNとRTL7を含むPDC全世界放映網およびpdctvでライブ放映される。
今回は無観客の状況だが、この夏最大のダーツイベントは32プレーヤーが賞金総額700,000ポンド、優勝賞金150,000ポンドと優勝者へのフィル・テーラー杯を目指し戦いを繰り広げる。
一回戦は4夜に分かれ、世界ランキングトップ16がシードで年間プロツアー賞金ランキングトップ16と戦う。
土曜の第1夜には2度優勝のバン・ガーウェンが北アイルランドのブレンダン・ドランを相手に難関の3度目のタイトルを目指す。
2016年に2年連続優勝したこの31歳はその後ベスト8以上に入っておらず、今年の流れにも乗りきっていない。
「ここ2年ほどのワールドマッチプレーでは成果が出せていない。とバン・ガーウェン。彼は2012年のイベントで9ダーツを達成している。
「2017年のブラックプールはフィル・テーラーが最後ということでいっぱいだった。だからあの時は彼が優勝するべきものだった。」
「こんなビッグトーナメントで序盤敗退するのはとても傷つく。そういう状況には慣れていないからね。でも時々は十分に指が乗らず起きてしまう。」
「ワールドマッチプレーはフォーマットが僕向きだし素晴らしいトーナメントだ。だから優勝を僕のキャビネットに加えたいとても欲しいタイトルだ。」
「全く守るものはないしこのタイトルにはハングリーに立ち向かうと思う。」
現チャンピオンのロブ・クロスは日曜の第2夜にドイツのガブリエル・クレメンズを相手にタイトル防衛を開始しする。
2019年決勝ではクロスがマイケル・スミスの反撃を抑え18-13で勝利、ワールドマッチプレー3度目の挑戦で栄冠に輝いた。
「ダーツボード、ステージ、トロフィは優勝者のためにある。ブラックプールだろうがミルトンキーンズだろうが僕は勝ちたい。」とクロス。彼は先週のサマーシリーズでのマーシャルアリーナで9ダーツを達成していた。
「ウィンターガーデンズでないのは残念だけど、ミルトンキーンズではとても楽しめた。状況を踏まえてPDCは物凄く良くやってくれている。」
「ワールドマッチプレーはその名の通り対応しなければならない。出場者全員超一流プレーヤーだ。ガブリエルも素晴らしいプレーヤーで序盤からしっかりやらなければいけない。」
ワールドチャンピオンのピーター・ライトは一回戦でジョセ・デ・スーザと皮切りだ。このポルトガル人は衝撃を巻き起こしながらここ18か月でPDCの潮流を作り2度プレーヤーズチャンピオンシップで優勝している。
元準優勝のライトは10度目のワールドマッチプレー出場で好調を維持しており、サマーシリーズでも賞金ランキングトップに輝いた。
「ファンに会えないのは残念だけどトーナメントがしっかり開催されるのは素晴らしいことだ。」と世界No.2のライト。
「ワールドマッチプレーはいつもとても楽しいし僕はいつか絶対優勝したいと思っているトーナメントだ。」
「2017年のフィルとの決勝では彼が最後のブラックプールだったし感傷に浸り過ぎ、それが災いした。」
「出来れば今年チャンスをものにしたい。でもこのフォーマットはとても長く、集中レベルが全体に維持できるよう確かめておかないといけない。」
デ・スーザはこの栄光のイベントへ出場する初のポルトガル人プレーヤーで、クレメンズ、ディミトリ・バン・デン・バーグ、最後に出場権を獲得したライアン・ジョイスと並び4人がデビュー戦を果たす。
ジョイスはサマーシリーズのプレーヤーズちゃんピンシップを優勝してワールドマッチプレー出場権を獲得したが、土曜のオープニング試合でサイモン・ウィットロックと対戦する。元チャンピオンのジェームス・ウェード、ギャリー・アンダーソンも土曜に出場だ。
スティーブン・バンティングとライアン・サールは2020年Betfredワールドマッチプレーでは控え選手となった。
万一シード選手がコロナウィルス検査で陽性となった場合、PDC賞金ランキングの次選からバンティングが代替出場となる。プロツアー出場者が陽性の場合、サールが代替出場となる。
万一そのような事態となる場合、代替プレーヤーは直ちに検査を受け陰性が判明次第出場となる。この場合試合順序が変更される可能性がある。