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<メジャー>プレミアリーグ第7夜

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2020.08.26 Wed.

ギャリーはダーツを替え完全復調、WDCが楽しみ

https://www.pdc.tv/news/2020/…

2020年Unibetプレミアリーグ
(勝敗は2019/2020)
第7夜 8月25日(火)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
<対戦結果>
ギャリー・アンダーソン<109.24> 7-3 マイケル・スミス<107.02>
マイケル・バン・ガーウェン<103.37> 7-2 ロブ・クロス<89.48>
ネーザン・アスピナル<97.82> 7-4 ガーウィン・プライス<96.33>
ダリル・ガーニー<86.88> 7-2 クリス・ドービー<79.01>
ピーター・ライト<99.96> 6-6 グレン・ダラン<102.43>

第8夜 8月26日(水)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
<対戦組合せ>
ギャリー・アンダーソン vs ガーウィン・プライス
(●●/〇〇)
ネーザン・アスピナル vs ダリル・ガーニー
(●〇●〇/ー)
マイケル・スミス vs ロブ・クロス
(●●●●/●●)
マイケル・バン・ガーウェン vs グレン・ダラン
(●●/ー)
ピーター・ライト vs ジェフリー・デ・ズワーン
(〇●/〇)

現在の状況(リーグテーブル)
(第7夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.マイケル・バン・ガーウェン / 10 / +13
2.グレン・ダラン / 10 / +11
3.ネーザン・アスピナル / 9 / +5
4.ギャリー・アンダーソン / 8 / +3
5.ピーター・ライト / 8 / +1
6.マイケル・スミス / 7 / +1
7.ガーウィン・プライス / 5 / -3
8.ロブ・クロス / 5 / -7
9.ダリル・ガーニー / 4 / -8
※.挑戦者 / 4 / -16

ダリル・ガーニーが火曜、再開されたUnibetプレミアリーグでクリス・ドービーに勝利し脱落から逃れる頑張りに火が付いた。

5か月の中断を経て残る10夜の最初のプレミアリーグが無観客の形で戻ってきた。ここから3夜は審判の夜の脱落を逃れる戦いが続く。

ガーニーはロブ・クロスとガーウィン・プライスに遅れること3ポイントで第7夜を迎えたが、彼等ライバルが敗退する中、この北アイルランドのエースはドービーを7-2で下し差をたった1ポイントへ縮めた。

ドービーは当初ニューキャッスルの第7夜にチャレンジャーとして出場予定でミルトンキーンズでの心構えがなかった。ガーニーはこの状況を糧に今シーズン初勝利をあげた。

「僕は自分に凄いプレッシャーを与え勝つことができた。ようやくチャンスをつかんだようだ。」とガーニー。

「練習では以前よりいいプレーをしてるので今日の試合はがっかりだ。こんな風な勝ち方を目指してはいない。いいプレーをしたかったけど練習の成果をステージに持ち込めなかった。」

「ようやくロブとゲジーに1ポイント差まで迫りチャンスが巡ってきている。ネーザン・アスピナルを相手にいい結果を得られればプレッシャーも与えられる。出来ればいいパーフォーマンスを出したい。」

プライスは3-1リードとしたもののアスピナルに7-4で敗退。この2019年UKオープンチャンピオンはこれでトーナメント第2フェース進出を確かなものにした。

プライスは優勢でスタートし第3レッグを73フィニッシュでの14ダーツでブレークして主導権を取っていた。しかし第6レッグでは3本のダブルをミス、アスピナルに付け入られレベルへ戻されてしまった。

このストックポートのエースは第8レッグでもさらにダブルミスを突き、その後プライスが132チェックアウトで生き残りを図るもアスピナルは108チェックアウトで勝利し幕を閉じた。

「ゲジーとのプレーは大好きだ。彼は僕のベストを引き出してくれる。でも僕等のようなプレーヤーには観客がないととても難しい。」とアスピナル。「彼は苦労していた。僕も序盤に苦労したけど集中した。」

「ワールドマッチプレー以降いくつか手直ししベストの状況で試合をプレーした。2ポイント獲得で第2フェースを確保できたことは素晴らしい。」

「今夜の試合からいくつか課題を見つけたのでここからダッシュ出来ればと思う。ところどころでいいダーツもできたし勝つことができた。勝ちが一番大事だ。」

一方、2019年準優勝のクロスはマイケル・バン・ガーウェンが7-2で勝利したためプレミアリーグでの生き残りに黄信号が灯った。

クロスは序盤にブレークし2-1リードとしたもののバン・ガーウェンが第6レッグで87フィニッシュの12ダーツなど6レッグ連取で引き離した。

「自信をつけるにはいい試合だったし勝てて嬉しい。」とバン・ガーウェン。彼は一か月前の同じべニューで行われたワールドマッチプレーでは二回戦でサイモン・ウィットロックに敗れ去った。

「ワールドマッチプレーでは無茶苦茶がっかりさせられたけど戻ってきてこれに勝つことが出来大きな前進だった。ルーチンを築づき上げる練習に多くの時間を費やし成果が少しでてきた。」

「主導権を奪い必要な時に必要なことが出来た。得点力も戻ってきたし気分もいい。もっといいダーツも出来る。」

バン・ガーウェンはこの勝利でレッグ差によりグレン・ダランを抜いてプレミアリーグテーブルトップに躍り出た。グレン・ダランとは水曜に直接対決する。ダランはというとピーター・ライトと6-6の引き分けに甘んじた。

ダランは101チェックアウトなどで序盤を3-1リードしたが、ライトも108チェックアウト、170チェックアウト、120チェックアウトで6-4リードと逆転。しかし劇的な最終レッグで点数を誤算し勝利を収められなかった。

「僕は試合をやってると感じていたけど相手はワールドチャンピオンだし凄いプレーヤーだ。170チェックアウトもやったしね。」とダラン。

「得点力はいい感じだけどフィニッシュをもう少し上げなきゃいけない。休養は嬉しかったし走れたし水曜はマイケル・バン・ガーウェンを相手に大きな試合だ。」

「僕の人生で最大の一つとなる試合を前にいい感触だ。世界最高峰のプレーヤーとプレーするなどこれに尽きる。勝った方がプレミアリーグのトップに君臨するしこの試合には興奮を隠しきれない。」

ギャリー・アンダーソンはマイケル・スミスに7-3で勝利しリーグテーブルでスミスを抜いた。アベレージも素晴らしい109に達しこれは今プレミアリーグシーズン最高のもので彼は今シーズン3勝目を上げた。

スミスはこの試合7個の180得点を繰り出したがダブルで13本をミス。アンダーソンはワールドマッチプレー決勝敗退から立ち直り素晴らしいダーツを見せた。彼はダーツを替えており8本のダブルトライで7本を決めるなど成果を得ていた。

スミスは序盤6レッグの高レベルな闘いでアンダーソンの124チェックアウト、87フィニッシュをかいくぐって分け合った。しかしアンダーソンは続く4レッグを連取、大事な最終レッグでは残り90をインブルフィニッシュしていた。

「いいスタートだ。」とアンダーソン。「これまでのプレーと比較し今日の出来栄えは天にも昇るようだ。ダーツもワールドマッチプレーの時より凄くいい感じで飛んでくれる。」

「以前にもこのデザインでプレーしていた。ダーツが軽く感じられる。ストレートバレルは指が滑ってしまったけどスキャロップカットは同じ場所へ運んでくれる。」

アンダーソンは、「マイケルは幾つかダブルミスしたので僕は後から追いついて奪ってしまった。」

水曜は第8夜のアクションを開催、リーグテーブルトップ同士のバン・ガーウェン対ダラン戦、さらにチャレンジャーのジェフリー・デ・ズワーン対ワールドチャンピオンのライトの試合がある。

Unibetプレミアリーグは英国ではスカイスポーツ、全世界へはPDCの全世界放映網およびpdctvで全世界へライブ放映される。

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