<メジャー>プレミアリーグ第13夜
Oh my God!!MVGが8-1敗退
https://www.pdc.tv/news/2020/…
2020年Unibetプレミアリーグ
第13夜 9月2日(水)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
<対戦結果>
グレン・ダラン<99.31> 7-7 マイケル・スミス<99.14>
ギャリー・アンダーソン<100.78> 8-6 ダリル・ガーニー<98.02>
ピーター・ライト<105.09> 8-1 マイケル・バン・ガーウェン<91.54>
ネーザン・アスピナル<99.35> 8-6 ガーウィン・プライス<93.93>
第14夜 9月3日(木)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
(勝敗は2019/2020)
<対戦組合せ>
ガーウィン・プライス vs ダリル・ガーニー
(〇●△●〇/△)
ギャリー・アンダーソン vs マイケル・スミス
(●/〇〇)
ピーター・ライト vs ネーザン・アスピナル
(●●/●〇〇●)
グレン・ダラン vs マイケル・バン・ガーウェン
(〇〇/〇)
現在の状況(リーグテーブル)
(第13夜終了時点)<残り3夜> / ポイント / レッグ差
1.→1.グレン・ダラン / 20 / +27
2.→2.ギャリー・アンダーソン / 17 / +7
5.→3.ネーザン・アスピナル / 15 / +5
6.→4.ピーター・ライト / 14 / +10
ーーーープレーオフ出場ラインーーーー
3.→5.マイケル・バン・ガーウェン / 14 / ±0
6.→6.ガーウィン・プライス / 13 / +10
7.→7.マイケル・スミス / 12 / +2
8.→8.ダリル・ガーニー / 8 / -18
フォーマット:ベストオブ14レッグズ
(ファーストトゥ8レッグズ、7-7引分け)
賞金:
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
リーグトップ通過ボーナス:25,000ポンド
Unibetプレミアリーグが第13夜から再開、ピーター・ライトが水曜ミルトンキーンズでバン・ガーウェンに8-1と大勝利した。
ワールドチャンピオンのライトはアベレージ105.09とし、終始君臨するディスプレーを見せ調子の上がらないバン・ガーウェンを圧倒した。バン・ガーウェンはここ6試合で4敗目を喫した。
3夜を残しこの世界No.1はトップ4に入っておらず、一方絶対勝ちの欲しいライトがバン・ガーウェンを飛び越えて4位へ上昇した。
ファン待望のこの試合、ライトが容赦ないスタイルでスタートし5レッグ連取から始まると試合に君臨した。
現プレミアリーグチャンピオン、バン・ガーウェンはたった1レッグに止め置かれ復活の兆しも見えず、ライトが直近のワールドチャンピオンシップ決勝の再現で勝利した。
勝利したにも関わらずライトはここまでの3連敗後、まだ本調子じゃないと言っていた。
「勝ったのは嬉しいけど正直いいプレーをした感触は余りない。」とライト。
「コンタクトレンズの調子が悪い。プレッシャーの下では何でもボケてしまう。」
この50歳はまたメディアにバン・ガーウェンの不調について聞かれた。
「マイケルは普段通りにプレーしていない。二人とも相手の調子が上がるのを待っていた。」とライト。
「今彼はベストな時じゃないけど彼は世界のベストだし明日グレン(ダラン)との対戦では絶対闘争心を回復してくるのは確かだ。」
「花火が上がらなかった。今夜はその替わりちょっと火花が散っただけだ。でも僕等二人とももっと出来るし二人ともプレーオフへ出場出来ればと思う。」
マーシャルアリーナでのイベント再開の第1夜はリーダーのグレン・ダランがマイケル・スミスの4本のマッチとなるダーツを生き残り2-7ダウンから7-7で引分け、プレーオフ進出にまた一歩近づいた。
この夜のオープニング試合は追いかけるスミスにダランが門戸を開いたように見え、スミスが7-2と突っ走った。しかしこの49歳は奇跡的な反撃を見せデビュー戦でプレーオフ進出を固める貴重な1ポイントを獲得した。
スミスは序盤のほとんどをアベレージを100越えとし、相手の似つかわしくないダブルミスに乗じ7-2リードした。次のレッグはスミスが8-2勝利となるはずの130チェックアウトの5ダブルをミスした。
ここでダランはT20、T13、D16の素晴らしい131チェックアウトなどを繰り出しスミスにプレッシャーを掛けた。
この元プレミアリーグ準優勝のスミスはさらに第12レッグでもマッチとなるダブルをミス、ダランが再びブレークしその差を2レッグへ縮めた。
ダランは引き続き80フィニッシュで1レッグ差へ迫り最終レッグでは16ダブルを仕留めて想定外のポイントをかっさらった。
「このイベントを通じて一番大きなポイント獲得で終わらせることができた。マイケルが難なく突っ走り絶対負けていた試合だ。ところどころ救いようがないと感じた。」とダラン。
このイングランド人は木曜の次試合で世界No.1のバン・ガーウェンと対戦する。バン・ガーウェンは彼と対戦したPDCイベント3試合で全て負けている。
「このためにPDCへ参加した。世界No.1のプレーヤーとどこまで出来るか自分を試すためだ。」とダラン。
「僕は運命を感じる。誰かどこかで僕を後押ししており僕は今近いところまでやってきている。」
ギャリー・アンダーソンの3度目のプレミアリーグ優勝への望みは更に近づいており、ダリル・ガーニーを8-6で下し2位の地位を維持した。
両者のうちガーニーが良いスタートを切りオープニングレッグを150チェックアウト、続いて116チェックアウトでブレークし2-0リードとなった。
しかしここからの流れはスコットランド人へ傾き7個の180得点を支えにアンダーソンが8レッグのうち7レッグを奪いまずは1ポイントを確保、勝利まであと1レッグとした。
ガーニーはそこでめげず、彼は反撃から最終レッグまで持ち込もうとした。しかしアンダーソンが貴重な最後のダブルを仕留め2ポイントを獲得、アベレージも100を越えテーブル2位を堅持した。
「前にも言ったように、僕もまだ戦い続けておりまだ何が起きるか判らない。」とアンダーソン。
このスコットランド人は次のプレミアリーグ試合でマイケル・スミスと対戦する。彼はこの試合を楽しみにしている。
「プレッシャーは全部マイケルの方に掛かっている。みんながマイケルの復帰と活躍を望んでおり僕はというとリラックスし試合を楽しんでいる。」とアンダーソン。
「いいプレーが出来ているしフィニッシュだけちょっと改善したい。でも毎晩の練習が本当に功を奏しており全然お話にならない訳ではない。」
この夜最終試合も最終レッグまでもつれ込んだ。この試合でネーザン・アスピナルがガーウィン・プライスに8-6で勝利した。
アスピナルは出だし好調で125チェックアウトなど5レッグのうち4レッグを奪った。
ウェールズのプライスも121チェックアウトでブレークし差を2レッグと縮めるとアスピナルはすぐさまブレークバック、5-2リードとした。
プライスは3レッグ連取で試合をレベルに戻したが、アスピナルが再び火を噴き2レッグを奪って勝利まであと1レッグとした。
プライスは20ダブルを仕留め試合を最終レッグへ持ち込もうとしたものの、アスピナルが20ダブルで勝利を決めた。
この29歳は木曜夜にピーター・ライトと対戦する。彼が待ちに待った試合だ。
「前回はピーターに溶かされてしまったけど今回はそうはさせない。」とアスピナル。
「彼は凄いプレーヤーだし今夜は驚きだけど僕もするべき仕事が出来たし気にしているのはトップ4に入ることだけだ。」
木曜は第14夜が開催され、バン・ガーウェンは4回目の対戦でダランに勝とうとしており、まだプレーオフ進出のためにも負けられない一戦だ。
Unibetプレミアリーグ#14は英国ではスカイスポーツ、全世界へはDAZNとRTL7を含むPDCの全世界放映網およびpdctvで全世界へライブ放映される。