<メジャー>プレミアリーグ第15夜
MVG、明日の必勝とライトかアスピナルが敗れること条件
https://www.pdc.tv/news/2020/…
2020年Unibetプレミアリーグ
第15夜 9月4日(金)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
<対戦結果>
ネーザン・アスピナル<99.24> 8-5 ダリル・ガーニー<91.15>
ピーター・ライト<94.8> 8-6 グレン・ダラン<89.11>
マイケル・バン・ガーウェン<103.17> 8-6 ギャリー・アンダーソン<100.33>
マイケル・スミス<102.5> 7-7 ガーウィン・プライス<103.76>
第16夜 9月5日(土)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
(勝敗は2019/2020)
<対戦組合せ>
ピーター・ライト vs マイケル・スミス
(〇〇△△●〇/〇●〇●)
マイケル・バン・ガーウェン vs ダリル・ガーニー
(●〇●●〇●〇〇/〇〇)
ネーザン・アスピナル vs グレン・ダラン
(●●/〇)
ガーウィン・プライス vs ギャリー・アンダーソン
(〇〇/●●〇)
現在の状況(リーグテーブル)
(第15夜終了時点)<残り1夜> / ポイント / レッグ差
(進出)1.→1.グレン・ダラン / 21 / +25
(進出)2.→2.ギャリー・アンダーソン / 19 / +11
3.→3.ピーター・ライト / 18 / +15
4.→4.ネーザン・アスピナル / 17 / +5
ーーーープレーオフ出場ラインーーーー
5.→5.マイケル・バン・ガーウェン / 17 / +2
6.→6.ガーウィン・プライス / 15 / +10
(脱落)7.→7.マイケル・スミス / 13 / -4
(脱落)8.→8.ダリル・ガーニー / 9 / -21
フォーマット:ベストオブ14レッグズ
(ファーストトゥ8レッグズ、7-7引分け)
賞金:
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
リーグトップ通過ボーナス:25,000ポンド
土曜のUnibetプレミアリーグのリーグフェーズ最終日に5プレーヤーがプレーオフ進出を賭けて戦う。マイケル・バン・ガーウェンとガーウィン・プライスは金曜のミルトンキーンズで希望をつないだ。
第15夜はリーグフェーズ最終日2日前で、トップ4入りを目指し凌ぎを削った。バン・ガーウェンが旧来のライバル、ギャリー・アンダーソンに8-6で勝利した。
バン・ガーウェンはここ7試合で2勝目をあげ、後のないプレッシャーを背にし元プレミアリーグチャンピオンを相手に厳しい戦いを展開した。
このオランダ人は5-2リードとしたがアンダーソンも4レッグを連取し6-5と食い下がった。
バン・ガーウェンは負ければプレーオフ進出の可能性が殆どなくなる状況だったがこの世界No.1はベストな状況を繰り出し終盤3レッグを奪い貴重な勝利をあげた。
アンダーソンは以前リーグテーブル2位を維持、一方バン・ガーウェンはレッグ差だけで5位とプレーオフ進出の外にいる。
「今日は本当に懸命だった。僕が凄くダブルミスしたのでギャリーに6レッグを取られてしまった。自分を責めるしかない。」と元リーグトップのバン・ガーウェン。
「もっと速やかに勝たなければいけなかった。でも冷静さを保った。6-6となり本当にプレッシャーがあったので勝った2ポイントは凄く嬉しい。」
「僕はここ2週間で一番のパーフォーマンスだったけどギャリーは完璧に対応してきた。」
「明日はまず自分の試合をしっかり勝つようにしなければならない。そして他プレーヤーの状況にもよる。まだチャンスはあると思うし今日は本当に大事な試合だった。まだ引っかかっているし希望は捨てていない。」
「でも僕がどうしなくちゃいけないか判っている。まだみんなにもチャンスは残ってるし必要な時に必要なことが出来るようしっかりしないとね。」
プライスはマイケル・スミスとの高レベルの戦いで貴重なポイントを上げ6位にとどまった。しかしトップ4には2ポイント差がついている。
両者合わせて14個の180得点など、スミスのアベレージ102.5に対しこのウェールズ人も103.76に到達した。プライスは今シーズン5個目の引き分けとなった。
「ずっとマイケルを追いかける展開で難しい試合だったけど楽しかった。」とプライス。
「マイケルは180得点を楽しんでいたけど僕は冷静を保つことが出来た。こんな自分は良かったと思う。」
「明日は頭数を揃えるだけで居たくない。まだ頑張る。いつも負けてるけどいつか決勝日へ出てこのトーナメントを勝ちたい。」
「まだ居残りたい。他プレーヤーの結果待ちとなってしまったけどちょっと良くなってるし自信は十分にある。僕がギャリーに勝つにはAクラスのゲームが必要だ。」
ピーター・ライトとネーザン・アスピナルの両者が大事な勝利をあげ、プレーオフ進出レースでバン・ガーウェンとプライスに水を開けている。
ライトはグレン・ダランの10試合連続無敗記録に終止符を打ちに8-6で勝利し3位を固めた。
序盤から6レッグはキープ合戦だったがライトが12ダブルを仕留めブレーク、結果的にこの試合唯一のブレークとなった。
ダランはここ4試合で反撃から3試合引分けを演じてきており、この試合でも差を縮めていたが、今回は同じように逃げ切ることが出来なかった。
ライトは最終レッグでダランが112を残して待つ間に1ダブルを仕留め貴重な2ポイントを獲得、2017年以来となるプレーオフ進出を固めた。
「プレッシャーもありこの試合は絶対勝たなければいけなかった。大事なポイントだ。」とライト。
「僕は醜くても勝つことが出来るところを見せた。気分は最高、ステージでどうやったか覚えていない。両者ともベストじゃなかったけど僕が逃げ切った。」
「グレンは出場が決定しており今夜の試合は難しかったと思う。でも僕もプレーオフ出場の可能性が高まり凄く重要な意味があった。」
アスピナルもデビュー戦の中プレーオフ進出へ大きく前進した。彼は激戦の末ダリル・ガーニーに8-5で勝利した。
アスピナルは序盤こそ3-0リードとしたが、すぐさま4-5でガーニーを追いかける形となった。ガーニーは計算ではすでに脱落が決まっていたものの、再び必死のパーフォーマンスを見せていた。
しかしアスピナルは再びグルーピングを整え4個目、5個目の180得点と100チェックアウトなどで4レッグを連取し4位維持のための大事な2ポイントを獲得した。
「今夜は今までになく緊張した。だから今日の勝ち方にはとても自信が湧いた。」と感傷的になったアスピナル。
「このステージに相応しいプレーヤーと信じ毎回僕の持てるものを披露したいと思っている。」
「ただただトップ4になりたいしこのトーナメントで優勝したい。ある人達は僕が全部を欲しがるのは早すぎると言う。」「しかし僕は物事を余り容易には考えたくない。もっと楽に勝つようにしたい。」
土曜はリーグフェーズ最後の夜で4試合が行われる。プライスはアンダーソンとオープニング試合でぶつかる。
バン・ガーウェンはそのあとガーニーと、ライトはスミスと、そしてアスピナルはダランと対戦する。
Unibetプレミアリーグ#16は英国ではスカイスポーツ、全世界へはRTL7とDAZNを含むPDCの全世界放映網およびpdctvで全世界へライブ放映される。