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<メジャー>プレミアリーグ第16夜(リーグフェーズ最終戦)

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2020.09.06 Sun.

MVG粉砕で初の脱落、デビュー戦2名がプレーオフ出場

https://www.pdc.tv/news/2020/…

2020年Unibetプレミアリーグ
第16夜 9月5日(土)
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
<対戦結果>
ガーウィン・プライス<107.7> 8-3 ギャリー・アンダーソン<83.39>
ダリル・ガーニー<91.04> 8-2 マイケル・バン・ガーウェン<91.74>
ピーター・ライト<96.62> 8-5 マイケル・スミス<94.33>
ネーザン・アスピナル<101.46> 8-2 グレン・ダラン<100.15>

2020年Unibetプレミアリーグ
プレーオフ 10月22日(木)
ロンドン、O2
(勝敗は2019/2020)
<準決勝組合せ>
グレン・ダラン vs ギャリー・アンダーソン
(-/〇△)
ピーター・ライト vs ネーザン・アスピナル
(●●/●〇〇●〇)

フォーマット:
ベストオブ19レッグズ
(ファーストトゥ10レッグズ)

<準勝組合せ>
ダラン/アンダーソン vs ライト/アスピナル
(過去の勝敗)
ダランvsライト(〇●●/●●●〇●)
ダランvsアスピナル(〇〇/●●)
アンダーソンvsライト(●●●●/●△〇)
アンダーソンvsアスピナル(●/●△〇)

フォーマット:
ベストオブ21レッグズ
(ファーストトゥ11レッグズ)

<リーグテーブル最終結果>
(第16夜終了) / ポイント / レッグ差
1.→1.グレン・ダラン / 21 / +19
3.→2.ピーター・ライト / 20 / +18
4.→3.ネーザン・アスピナル / 19 / +11
2.→4.ギャリー・アンダーソン / 19 / +6
ーーーー以上プレーオフ出場ーーーー
6.→5.ガーウィン・プライス / 17 / +15
5.→6.マイケル・バン・ガーウェン / 17 / -4
7.→7.マイケル・スミス / 13 / -7
8.→8.ダリル・ガーニー / 11 / -15

賞金:
優勝:250,000ポンド
準優勝:120,000ポンド
ベスト4:80,000ポンド
5位:70,000ポンド
6位:60,000ポンド
7位:55,000ポンド
8位:50,000ポンド
9位:35,000ポンド
リーグトップ通過ボーナス:25,000ポンド

ネーザン・アスピナル、ピーター・ライト、ギャリー・アンダーソンが土曜ミルトンキーンズでUnibetプレミアリーグプレーオフ進出を決めた。マイケル・バン・ガーウェンは自身の経歴で初めてトップ4入りを果たせなかった。

リーグフェーズの第16夜最終夜はこのユニークなシーズンの最後4試合が行われ5プレーヤーがプレーオフ出場の3枠を争った。

アスピナルは好調のまま衝撃的なデビュー戦を戦い抜きグレン・ダランに8-2で勝利、10月22日ロンドン、O2出場を決めた。

試合はこの夜最終試合で、アスピナルは引分けでトップ4入りが決まることが判っており、中盤の170チェックアウトに続く124チェックアウトで7レッグ目を取ってこの元UKオープンチャンピオンの感情が爆発した。

「何ということだろう。どんなに誇りか表現できない。どんなに幸せなことか。」とアスピナル。彼は最初のPDCタイトルを獲得以来まだ2年しか経っていない。

「ここ数週間家族全員に取り囲まれていた。この達成は家族に誇れるものだ。」

「ステージでとても興奮した。僕の感情の爆発はグレンも理解してくれるだろう。本当に僕にとって大きなことだ。」

「プレミアリーグを優勝したいし準備は出来ていると思ってる。」

アスピナルは同じデビュー戦のダランと並びロンドンへ出場だ。ダランはこのトーナメントの歴史でフィル・テーラー、バン・ガーウェンに次ぐ3人目のリーグテーブルトップに立ったプレーヤーとなり、25,000ポンドのボーナスを受け取った。

元プレミアリーグ準優勝のライトも2017年以来のプレーオフ出場を決めた。もっともこの夜マイケル・スミスととの対戦前に出場資格は決まっていた。

このワールドチャンピオンの出場の命運は5度のプレミアリーグチャンピオン、バン・ガーウェンがダリル・ガーニーに8-2で敗退したことで巡り合った。

バン・ガーウェンは2013年デビュー以来毎年リーグテーブルトップの座を守ってきたが、困難な状況の戦いで失望に包まれた。

試合に目を向けると、バン・ガーウェンもトップ4入りの希望をつなぐには最低1ポイントが必要なことが判っていたが、ガーニーが無慈悲に6-0リードと突っ走った。

この世界No.1は11本のダブルミスがたたり、反撃の機会をどこにも見いだせなかった。

ガーニーの勝利でライトのトップ4入りが確定、しかしこのワールドチャンピオンはスミスに8-5で勝利し今シーズンのリーグを終えた。

「僕はただ勝利したかったし2位フィニッシュしたかった。だから引分けたりしたらどうなるか知らなかった。」とライト。「結果には嬉しいけどいつも納得のいかない試合になってしまう。」

「プレミアリーグが再開した時は5位だったので目標はトップ4入りだった。これは実現できた。でもまだ仕事は終わっておらず僕はトロフィを取りたい。」

「さあこれで帰宅出来て嬉しいし決勝日まで時間がある。この休暇でリフレッシュする。」

ガーウィン・プライスに8-3で敗退したものの、アンダーソンの3度目のプレミアリーグ優勝の期待はまだ維持されている。

2018年グランドスラムオブダーツ決勝の再現となったこの試合、プライスはアベレージも107.7に達し調子の出ないアンダーソンに対し全面的にアドバンテージを奪っていた。アンダーソンはずっと腕の故障に苦労していたようだ。

しかし他の結果からアンダーソンは4位に入り一方、プライスは僅かに及ばず5位となった。

バン・ガーウェンは似つかわしくない6位で連戦を終了、スミスとガーニーがそれに続いた。

北アイルランドのガーニーはミルトンキーンズでの審判の夜に脱落は免れていたが、「今夜2ポイント取れて嬉しい。2桁のポイントが欲しかったからね。」

「今シーズンも楽しめた。でも多くのチャンスを吹き飛ばしてしまった。ここ2週間は世界のトッププレーヤー達と練習室でプレッシャーを共有しとても楽しかった。」

「最下位となってしまったけど、どの瞬間も楽しかったしもっと上へ行けなかったのも全て僕の責任だ。」

「プレミアリーグは3度目だが以前の2年に比べとても楽しめた。来年も戻ってきたい。」

Unibetプレミアリーグのプレーオフは10月22日(木)、ロンドンO2で開催、250,000ポンドの優勝賞金を目指し準決勝、決勝が行われる。

オープニングの準決勝はダラン対アンダーソン、続いてライトとアスピナルが対戦する。

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