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<メジャー>ワールドシリーズ、ファイナルズ最終日<準々決勝~>

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2020.09.21 Mon.

ガーウィン・プライス、衝撃のPDCトーナメント3連勝

https://www.pdc.tv/news/2020/…

2020bwinワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ
ザルツブルグアリーナ、ザルツブルグ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)

9月20日(日)午後セッション
<準々決勝結果>
ピーター・ライト(2)<100.23> 10-5 ダリル・ガーニー(7)<99.39>
ガーウィン・プライス(3)<100.94> 10-9 ネーザン・アスピナル(6)<103.37>
ジェームス・ウェード(8)<99.14> 10-9 グレン・ダラン(13)<102.46>
ロブ・クロス(5)<98.67> 10-8 マイケル・スミス(4)<98.1>

9月20日(日)夕刻セッション
<準決勝結果>
ガーウィン・プライス(3)<102.48> 11-6 ピーター・ライト(2)<108.3>
ロブ・クロス(5)<85.28> 11-7 ジェームス・ウェード(8)<87.58>

<決勝結果>
ガーウィン・プライス(3)<96.21> 11-9 ロブ・クロス(5)<94.22>

フォーマット:
一回戦=ベストオブ11レッグズ
二回戦=ベストオブ11レッグズ
準々決勝=ベストオブ19レッグズ
準決勝=ベストオブ21レッグズ
決勝=ベストオブ21レッグズ

賞金:
優勝=70,000ポンド
準優勝=30,000ポンド
ベスト4=20,000ポンド
ベスト8=15,000ポンド
二回戦敗退=7,500ポンド
一回戦敗退=5,000ポンド

ガーウィン・プライスが日曜、ザルツブルグのbwinワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズで衝撃的な優勝を飾った。彼は決勝でロブ・クロスに11-9の逆転勝利をおさめた。

このウェールズ人は自身3つ目となるテレビ放映での優勝として70,000ポンドのタイトルを手にしヨーロッパ大陸での素晴らしい一週間に結末をつけた。

プライスはその週、ドイツで2つのプレーヤーズチャンピオンシップイベントを優勝しており土曜にビンセント・バン・デ・ブートにかった勢いのまま日曜も素晴らしいディスプレーを続け、不敗記録を17試合へ伸ばした。

プライスは激戦の準々決勝最終レッグでネーザン・アスピナルのマッチとなるダブルミスを生き残り、準決勝では最高レベルの戦いでピーター・ライトを11-6で下していた。

ワールドチャンピオンのライトはアベレージも108に達し、取ったレッグは全て11ダーツから13ダーツだったが、プライスもこのスコットランド人に対し強過ぎるところを見せつけ決勝進出を決めた。

決勝はクロスの144チェックアウトで始まり、プライスが128チェックアウトを含む11ダーツ、12ダーツ、13ダーツで奪い返し3-2リードとなった。しかしヘイスティングのエースがうまくコントロールし続く3レッグを連取した。

プライスも第9レッグで一矢を報いたが、クロスは100チェックアウトなど、ダブルも4本しか外さないまま3レッグを奪い8-4リードとした。

しかしこのウェールズ人は74フィニッシュ、79フィニッシュと反撃にエンジンがかかり、クロスが100チェックアウトしても第18レッグですぐさま74フィニッシュでレベルへ漕ぎつけた。

第19レッグでクロスはインブルフィニッシュをミスするとプライスは5ダブルを仕留めて第5レッグ以来となるリードを奪い、最終レッグは20ダブルで素晴らしい勝利を収めた。

「本当に嬉しいしほっとした。」とプライス。「4-8ダウンから自分の自信を沸き立たせ、ここ2,3週のようにさらに深く集中した。」

「決勝序盤ではいいプレーが出来てると思った。あの時最低4-1にすべきだった。でもロブも必ずやってくると思ってたし、あの144チェックアウトで今日は厳しい試合になるなと感じた。」

「中盤では自滅気味でロブがリードを広げていった。でもずっと最後まで諦めずやっと勝利ラインを越えることができた。」

「もう絶対に諦めることはしない。1レッグでも残っている限りまだ勝つ可能性は残っているといつも信じ最後まで踏ん張る。」

「試合も練習もいいプレーができておりどんな瞬間も100%で臨む。僕を破る人は誰でもチャンスを手にするなら最高のプレーをしなければならない。そうでないと僕にやられてしまう。」

「来週のヨーロピアンツアーやその後のワールドグランプリが楽しみだ。もちろんワールドチャンピオンシップも視野に入れている。」

「今僕が世界のベストプレーヤーとは言わないけど、僕のAゲームは誰よりもいいと思う。それが大事だ。僕は自分の試合に自信を持っている。」

クロスは一か月弱前のプレミアリーグ審判の夜に脱落を喫していたが、あの失望から立ち直り、素晴らしいダーツで昨年10月のヨーロピアンチャンピオンシップ以来となる決勝進出を果たした。

彼は土曜、スティーブ・ビートンをホワイトウォッシュで退けた自信を保ち日曜は準々決勝でマイケル・スミスを10-8で下してチャレンジを開始した。

彼は準決勝でジェームス・ウェードに7-6からリードを拡げ11-7で退けて、2019年ヨーロピアンチャンピオンシップ決勝の再現となるプライスとの決勝へ駒を進めた。しかし今回は敗者となり結末を迎えた。

「傷ついた。」とクロス。彼は月曜に30歳になる。

「絶好調男に負けた。彼は一生涯分のダーツを今楽しんでいる。勝ったゲジーは素晴らしい。あのリードを奪って僕はうぬぼれてしまったかも知れない。」

「まだ全然いい試合が出来ていない。ジェームスとの試合もしっくりこ来なかった。まだうまく行っていないけど徐々にいい方向への段階だ。」

「ダーツは完璧なものだし全部完璧だ。課題はロブの自信だ。ちょっとがっかりしている。でもまた練習ボードへ戻り、しっかりやってもっと強くなって戻ってくる。」

ウェードは高レベルの準々決勝でグレン・ダランに勝利した時170チェックアウトを繰り出し10-8で勝利した。さらに準決勝のクロス戦でも再び170チェックアウトを披露していた。

ライトは準々決勝でダリル・ガーニーに100越えアベレージで勝利したものの、もっと良いアベレージでも準決勝ではプライスに敗退を喫した。

PDCイベントは来週9月25日~27日の日程でヨーロピアンツアーへと戻りジャーマンダーツチャンピオンシップをヒルデスハイム、ハレ39で開催、48プレーヤーが出場する。

動画

https://www.youtube.com/watch…

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