<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第1日(12月15日)
ブラジルのディオゴ・ポルテラ、涙の初勝利
https://www.pdc.tv/news/2020/…
12月15日(火)
<一回戦結果>
スティーブ・ウェスト(45)<90.37、42.86%> 3-0 アミット・ギリツァラ<80.48、12.5%>
ディオゴ・ポルテラ<89.16、39.13%」> 3-0 スティーブ・ビートン(33)<84.14、25%>
ジェフ・スミス(91)<85.44、35.48%> 3-1 キーン・バリー<88.11、26.67%>
<二回戦結果>
ピーター・ライト(2)<92.6、35.71%> 3-1 スティーブ・ウェスト(45)<88.82、36.36%>
12月16日(水)午後セッション12:00(日本時間21:00)
<一回戦組合せ>
ライアン・ジョイス(40)<イングランド> vs カレル・セドラセク<チェコ>
ロス・スミス(42)<イングランド> vs デービッド・エバンス<イングランド>
ウィリアム・オコーナー(36)<アイルランド> vs ニールズ・ゾンネベルト<オランダ>
<二回戦組合せ>
クリス・ドービー(22)<イングランド> vs ジェフ・スミス(91)
12月16日(水)夕刻セッション18:00(日本時間翌日03:00)
<一回戦組合せ>
マックス・ホップ(39)<ドイツ> vs ゴードン・メーザーズ<豪州>
カラン・リズ(80)<イングランド> vs ジェームス・ベイリー<豪州>
アダム・ハント(76)<イングランド> vs リサ・アシュトン<イングランド>
<二回戦組合せ>
グレン・ダラン(12)<イングランド> vs ディオゴ・ポルテラ
賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ベスト8=50,000ポンド
ベスト16(四回戦敗退)=35,000ポンド
ベスト32(三回戦敗退)=25,000ポンド
ベスト64(二回戦敗退)=15,000ポンド
ベスト96(一回戦敗退)=7,500ポンド
合計2,500,000ポンド
フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット
二回戦=ベストオブ5セット
三回戦、四回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
ライブ放送: スカイスポーツ、 pdctv-HD
現チャンピオン、ピーター・ライトが火曜にロンドン、アレキサンドラパレスで始まった2020/21 William Hillワールドダーツチャンピオンシップをスティーブ・ウェストに勝ってスタートさせた。
1年前に初めてシドワデル杯を抱えたライトは限られた観客数へのショーで目を奪う「緑の衝撃」をまとって現れた。
ライトは完璧なスタートを切り、1レッグも落とすことなく2セットを奪った。
しかし、この日の一回戦でインド代表のアミット・ギリツァラを相手に本イベント初めての勝利をあげていたウェストは、ライトの144チェックアウトなどにもめげず第3セットを3-1で奪い返した。
第4セットではライトは101チェックアウトでスタート、ウェストが2-1とリードできる2本のダブルをミスするとライトが71フィニッシュし最後は10ダブルで勝利を決めた。
「今夜はちょっとプレッシャーがあったのは明らかだ。」とライト。
「スティーブは彼自身のプレーではなかった。一晩で2試合にいい試合をするのはとても大きな要求になってしまう。」
「無事に通過できてただ嬉しい。でも僕も今夜はベストではなかった。」
「最後の10ダブルへの3本は去年の優勝時とほぼ同じ感覚だった。とても不思議に思えた。」
「このダーツに満足している。これで何日か休むことも出来、残りの試合のためにリフレッシュしたい。」
この優勝賞金50万ポンドのトーナメントのオープニングの夜、ライトが出場する前に3つの一回戦が行われ、ディオゴ・ポルテラがスティーブ・ビートンをホワイトウォッシュの3-0で下し嬉し涙で崩れ落ちた。
4年連続となったアレキサンドラパレス出場で、ポルテラはワールドチャンピオシップ30回連続出場を祝おうとするビートンのパーティーを台無しにした。
ポルテラは精彩を欠くビートンに対したった3レッグしか落とさずアベレージを90弱とした。このブラジル人は水曜にプレミアリーグチャンピオン、グレン・ダランとの対戦でステージに戻ってくる。
「今夜のことは永久に心に刻まれた。素晴らしい勝利をあげられこれが全てだ。」とポルテラ。
「プライベートでも今年はいろんな事があった。ダーツを辞めることを考えたこともある。」
「僕でもベストプレーヤーと十分戦えることを示せた勝利だ。スティーブは何年も上位に位置するプレーヤーだ。」
「練習ではひどかった。だからこのパーフォーマンスがどこから来たのか判らない。でもこれが僕のスタートなんだ。」
ジェフ・スミスの一回戦はキーン・バリーの反撃をかわし3-1で勝利した。
この夜最も注目の一回戦の一つはスローなスタートとなった。オープニングから2セットを終了し両者ともアベレージは80そこそこ。両セットともスミスが奪ったがバリーは第2セットの最終レッグを158チェックアウトに挑んだものの19ダブルをミスしていた。
このアイルランド衝撃の十代、バリーは2度目となるワールドチャンピオンシップ出場で、第3セットを奪い返し差を1セットと縮めた。
第4セットもバリーが2-1とリードしたものの、スミスが82フィニッシュでブレーク、最終レッグは決定的な177得点などで奪い水曜にクリス・ドービーの待つ二回戦へと進んだ。
「今夜の勝利は嬉しい。キーンとの対戦が決まった時、厳しい試合になるなとは思った。彼は物凄くプレッシャーを掛けてきた。」とスミス。
「いろんな制限があったにも関わらず今年は僕にとってダーツではとても良い年となった。ずっとトーナメントを続けてくれたPDCに賞賛を贈りたい。」
「クリス・ドービーとの試合は楽しみにしている。僕等はいい試合をしてきたし、明日はもう一つ勝利できると確信している。」
William Hillワールドダーツチャンピオンシップは水曜も続行、2セッションに分かれ一回戦と二回戦が行われる。二回戦ではダランがポルテラと対戦する。
この国際放映はスカイスポーツダーツチャンネルの協力で行われ、またRTL7、DAZNを含むPDCの国際放映網で各国へ放送されている。オーストラリアではFoxスポーツ、ニュージーランドではスカイスポーツだ。またpdxctvとMatchroom.liveでデータ支援している。