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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第5日(12月19日)

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2020.12.20 Sun.

白熱、大どんでん返しの一回戦

https://www.pdc.tv/news/2020/…

12月19日(土)午後セッション
<一回戦結果>
スティーブ・レノン(47)<96.95,38.46%> 3-1 ダニエル・ラーソン<83.22、45.45%>
スコット・ウェイツ(87)<96.13、52%> 3-2 マット・キャンベル<94.97、46.15%>
キム・ハイブレクト(39)<104.05,60%> 3-0 ディ・ツァン<73.09、0%>

<二回戦結果>
マービン・キング(19)<99.64、44%> 3-1 マックス・ホップ(39)<94.19、46.15%>

12月19日(土)夕刻セッション
<一回戦結果>
ニコ・クルツ<87.91,34.38%> 3-1 アンディ・ハミルトン(92)<82.15,30.43%>
アンディ・ボールトン(58)<90.65,40.91%> 3-1 データ・ヘドマン<79.92、27.27%>
ダニー・バギッシュ<88.44,27.78%> 3-2 デーモン・ヘタ(56)<91.65,36.36%>
<二回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<108.98,44%> 3-1 ライアン・マレー(90)<95.14,42.86%>

12月20日(日)午後セッション12:00(日本時間21:00)
<一回戦組合せ>
ダーク・テルネケス(87)<オランダ> vs ニック・ケニー<ウェールズ>
ジェイソン・ロー(80)<イングランド> vs ドミトリー・ゴルブノフ<ロシア>
マイク・クィベンホーベン(73)<オランダ> vs マシュー・エドガー<イングランド>
<二回戦組合せ>
ビンセント・バン・デ・ブート(27)<オランダ> vs ロン・ミューレンキャンプ(49)

12月20日(日)夕刻セッション18:00(日本時間翌日03:00)
<一回戦組合せ>
マーティン・クリーメーカー(74)<オランダ> vs キャメロン・キャロリッセン<南アフリカ>
キーガン・ブラウン(35)<イングランド> vs ライアン・ミークル<イングランド>
<二回戦組合せ>
ジェフリー・デ・ズワーン(23)<オランダ> vs ライアン・サール(38)
ジョニー・クレイトン(17)<ウェールズ> vs ジョン・ヘンダーソン(41)

賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ベスト8=50,000ポンド
ベスト16(四回戦敗退)=35,000ポンド
ベスト32(三回戦敗退)=25,000ポンド
ベスト64(二回戦敗退)=15,000ポンド
ベスト96(一回戦敗退)=7,500ポンド

合計2,500,000ポンド

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット
二回戦=ベストオブ5セット
三回戦、四回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
 ライブ放送: スカイスポーツ、 pdctv-HD

マイケル・バン・ガーウェンがライアン・マレーに目をみはる勝利を収め橋頭保を築いた。このオランダ人は土曜、ロンドン、アレキサンドラパレスで4度目のワールドチャンピオンシップタイトルを目指し始動した。

バン・ガーウェンはここまでの最高のパーフォーマンスを見せ、William Hillワールドダーツチャンピオンシップ二回戦をアベレージ108.98でスコットランドのライアン・マレーを3-1で下した。

高アベレージにも関わらず、この世界No.1の一方的展開とはならず素晴らしいマレーが最終セットへもつれ込むダブル1本をミスしたことでバン・ガーウェンへの流れが続いたものだ。

「必要な時には素晴らしい試合もできる。今夜の出来栄えは満足だ。」とバン・ガーウェン。

「ライアンもこのトーナメント初めてなのに素晴らしいパーフォーマンスだった。僕は彼にチャンスを渡すことが出来なかった。あの調子だとチャンスを与えると持っていかれてしまった。」

「本当にいいプレーをしなければいけなかったしそう出来て嬉しい。もうちょっと取りたいところがあったけど、得点力は安定感があった。」

「いくつかダブルミスしたけどまあ文句はない。いいパーフォーマンスだった。」

「今のところいい感じだ。自信も戻ってきておりこのトーナメント優勝に向け準備できてると思う。」

バン・ガーウェンは第1セットを1レッグも落とさずなだれ込んだが、堅実なマレーは最期の1本で18ダブルを仕留めレベルへ戻した。

第3セットにはバン・ガーウェンのアベレージも113.31に達し再びリード、しかし第4セットでマレーは再び立ちはだかった。

しかし、マレーが最終セットへもつれ込む1本の10ダブルを外すとバン・ガーウェンは2本で76を素晴らしいフィニッシュ。彼は次にリッキー・エバンスかミッキー・マンセルのどちらか勝者と三回戦で対戦する。

マービン・キングは最近の素晴らしい好調さを維持しドイツのマックス・ホップに3-1で下してバン・ガーウェンと並び三回戦進出を決めた。

キングは第1セットをアベレージ110とし相手にダブルを打たせず、順調に勝ち駒を進めた。

先月プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ準優勝のキングは5個の180得点からアベレージもほぼ100に達しグランドスラムチャンピオンのジョセ・デ・スーザとの三回戦へ進んだ。

「今日のプレーの出来栄えと考え方には満足だ。」とキング。

「いい感触だったしもう少し楽に勝てたかもしれない。でもとても嬉しい。」

「僕のベストからそれ程遠くない。このまま行ければこのトーナメントで好結果が出てもおかしくない。」

この250万ポンドのトーナメント第5日にも一回戦が6試合行われ、スコット・ウェイツ、キム・ハイブレクトが目を見張る活躍をした。

2度のレイクサイドチャンピオン、ウェイツはカナダのマット・キャンベル相手にこのトーナメントでここまでの最興奮となる25レッグ全てを戦い抜いた。

元グランドスラム優勝のウェイツはデビュー戦だったが、劇的な最終セットを2レッグダウンから反撃した。

キャンベルは試合を通じて5個の180得点や第1セット第5レッグの素晴らしい160チェックアウトなど高得点力からオープニングセットをものにした。

ウェイツは第4セットを奪い試合は最終セットへもつれ込んだ。ここで相手方は素晴らしい152チェックアウトで2レッグリードとした。

しかしこのヨークシャー出身のプレーヤーは脱落を拒否、続く2レッグをもぎ取って最終レッグ決戦へ逃げ込むと81フィニッシュでの11ダーツで二回戦進出を決めた。

「24レッグを終えあと1ポイントなら負けないぞと決心した。」とウェイツ。彼は二回戦でネーザン・アスピナルと対戦する。

「自分の人生で一番となるくらいのプレーが出来た。一回戦通過を目指しただけだった。マットは素晴らしいとしか言いようがない。これでカナダまで帰らせてしまい申し訳ないが凄いプレーヤーだ。」

「自分のプレーが出来る日にはいい試合を仕掛けられる。ネーザンとも最終レッグまで戦える。」

「ヨークシャー人として価値ある賞金としたい、自宅で観戦している全員が今日いい賭けが出来たのではないか。」

元ベスト8のハイブレクトはここまでのこのトーナメント2番目となる高アベレージで中国のディ・ツァンに快勝した。

このベルギーNo.2はアベレージ104.05、5個の180得点で特段の反撃も受けず9レッグを連取し二回戦進出を決めた。二回戦ではホワイトと対戦する。

「今日のパーフォーマンスには満足だ。相手のことが判らなかったので自分に集中した。」とハイブレクト。

「相手を見限っていた訳でもないし僕のパーフォーマンスを出しただけだ。今年は凄く練習したし今日その結果が出た。」

「これまでのワールドチャンピオンシップと違い準備は万端なので目標をしっかり見据えこんなプレーを続けたい。」

米国のダニー・バギッシュが相手方の6本のマッチとなるダーツミスをかいくぐり、好調のオーストラリア人、デーモン・ヘタに劇的な最終セットまでの戦いを勝ち残った。

2度目となるアレキサンドラパレス出場のバギッシュはオープニングセットを0-2から3レッグを連取し逆転、最終レッグは113チェックアウトだった。

第2セット最終レッグでもバギッシュはスティールの巧妙さを見せ76フィニッシュで衝撃の勝利のまばたきを受けるところまで来た。しかしここでヘタが攻勢に転じ146チェックアウト、81フィニッシュ、160チェックアウトで差を半分にした。

ヘタはまた4個目となる100越えチェックアウト、今回は100で第4セットを3-0とし、試合は最終セットへもつれこんだ。

信じられない最終セットではヘタが記録的な大逆転となる6本のマッチダブルをミス、バギッシュが自身の歴史で最高レベルの勝利を上げた。

61歳のデータ・ヘドマンのアレキサンドラパレスデビュー戦はアンディ・ボールトンに3-1で敗退、進出は出来なかった。

ヘドマンはオープニングレッグで6本のダブルをミス、ボールトンが6レッグ連取でそのまま勝利へ駆け込むかに見えた。

ヘドマンはここで踏ん張り第3セットを1レッグも落とさず奪ったが、ボールトンが調子を取り戻し最後の3レッグを奪ってスティーブン・バンティングの待つ二回戦へ進出した。

アイルランドのスティーブ・レノンは順当にスウェーデンのダニエル・ラーソンを3-1で下し二回戦進出を決めた。

この元ワールドカップオブダーツ準優勝者は試合を通じ優勢を保ち、序盤から8レッグのうち6レッグを取って2セットリードとした。

ラーソンも第3セットを奪い返したがレノンは試合から引き下がらず、素晴らしい10ダーツなどで1レッグも落とさず第4セットをもぎ取った。

23歳のニコ・クルツが元ワールドチャンピオンシップ準優勝のアンディ・ハミルトンを下しドイツ人同士のガブリエル・クレメンズとの二回戦へ進出した。

序盤から2セットは分け合ったが、ここからクルツが続く8レッグのうち6レッグを奪い抜け出した。

William Hillワールドダーツチャンピオンシップは日曜も2セッションで一回戦、二回戦が行われオランダ人同士のビンセント・バン・デ・ブート対ロン・ミューレンキャンプ、さらにジョン・ヘンダーソンはジョニー・クレイトンとの対戦でステージへ戻ってくる。

第五日ハイライト映像

https://www.youtube.com/watch…
https://www.youtube.com/watch…

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