PDC議長バリーハーン氏、大英帝国勲章を受賞
OBE、(Order of the British Empire)
https://www.pdc.tv/news/2020/…
プロフェッショナルダーツコーポレーション議長のバーリーハーン氏が40年にわたるダーツスポーツ界への貢献が認められ新年褒章で大英帝国勲章を受賞した。
トップレベルのスポーツプロモーターとして72歳のハーン氏は2001年に議長就任以来、PDC発展に重要で多大な役割を担ってきた。その後このトップレベルのダーツが世界にブームを巻き起こすこととなった。
彼の時代のダーツ界で、ハーン氏は賞金額を記録的なレベルまで引き上げ、現在96プレーヤーを集めロンドンのアレキサンドラパレスで開催されているWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップが代表するようにサーキットを世界的レベルへ拡大した。
ハーン氏はまたPDCプロツアーとQスクール/ツアーカードシステムの導入を監督、全てのプレーヤーがダーツ界トップになれる夢の実現に貢献し、さらに下部ツアーのチャレンジツアー、デベロプメントツアーの発展に貢献した。
PDCイベントの国際テレビ放映カバーでは他のメジャースポーツを凌ぐほどの130か国向けにライブ放映している。一方、2013年からワールドシリーズオブダーツサーキットを新たに創設し世界各国の関連ダーツ組織を支援、新たなスター誕生を世界的に促してきた。
2018年ゲルゼンキルヒェンで開催されたジャーマンダーツマスターズでの20,210名という観客数は世界記録となり、毎年のプレミアリーグは英国/アイルランド/オランダ/ドイツの最大規模のアリーナを訪問、世界での最も人気の高いスポーツの一つとしてダーツの地位を大きく高めた。
もともと公認会計士のハーン氏は1970年後半からスティーブ・デービスのマネジャーとしてスポーツ界での活躍を開始、1982年にはマッチルームスポーツ社を創設した。
このマネジメント会社は1990年代に4人のワールドスヌーカーチャンピオンを擁し、同社はさらにホワイトハートレーン、オールドトラフォード、ウェンブリースタジアムなど超有名べニューでのトップクラスのボクシングイベント運営へ進化していった。
マッチうルームスポーツのイベントポートフォリオはまたゴルフのPGAユーロプロツアー、プールでの高レベルイベント、ボーリング、釣り、ネットボール、バスケットボール、ジムに及んでいる。
元オーナーのレイトンオリエントフットボールクラブは未だクラブのプレジデントとして存在しており、ハーン氏もテレビ放映のポーカーイベントを人気化する役割を担っている。
ハーン氏はマッチルームチャリティ基金を2016年に立ち上げ、同基金は英国全土の各種チャリティ、基金、ホスピスへ貢献している。
バリーハーンOBE氏は、「大英帝国勲章を受賞し光栄の極みです。40年にも渡りこれほど多くのスポーツに関われたことが偉大な喜びでした。その貢献がこうして認められたことが本当に栄誉なことです。」
「スティーブ・デービス氏、フィル・テーラー氏、クリス・ユーバンク氏など幾人か偉大なプレーヤーと一緒に仕事ができたことは本当に幸運でした。沢山の素晴らしい記憶を頂きました。」
「しかしこれらエリートプレーヤー以外にも、彼らが選んだスポーツ界の世界トップを目指せるよう、私はいつも道を作り環境を整える努力をして参りました。彼等の生活改善に寄与できたとも考えております。」
「この受賞はまた懸命で創造的で奉仕の心あるマッチルームスポーツや選ばれたスポーツ界のスタッフの力が認められたものとも理解しています。彼等は私のビジョンを共有し我々のイベントを実現できるよう支援を続けてくれました。」
「スポーツへの情熱こそが我々マッチルームの全員の金言であり、ここ40年間の素晴らしい時代をエンジョイできたのはとても幸運であったと思っています。」
バリーハーン氏の子息エディ氏は現在マッチルームスポーツのグループマネージングディレクターであると供にPDCディレクターであり、令嬢のケティ氏はテレビプロダクション組織のプログラム監査のディレクターを勤めている。