NEWS

<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第15日(1月2日)<準決勝>

0
0
2021.01.03 Sun.

新記録!一試合13個のハイオフ達成!!

https://www.pdc.tv/news/2021/…

1月2日(土)
<準決勝結果>
ガーウィン・プライス(3)<100.92、47.17%> 6-4 スティーブン・バンティング(26)<96.38、52.94%>
ギャリー・アンダーソン(13)<100.03、36.67%> 6-3 デーブ・チズナル(8)<98.57、35.56%>

1月3日(日)現地19:30(日本時間翌日04:30)
(勝敗は2018/2019/2020)
<決勝組合せ>
ガーウィン・プライス(3) vs ギャリー・アンダーソン(13)
(●●〇/〇〇/●●〇〇)

賞金:
優勝=500,000ポンド
準優勝=200,000ポンド
ベスト4=100,000ポンド
ベスト8=50,000ポンド
ベスト16(四回戦敗退)=35,000ポンド
ベスト32(三回戦敗退)=25,000ポンド
ベスト64(二回戦敗退)=15,000ポンド
ベスト96(一回戦敗退)=7,500ポンド

合計2,500,000ポンド

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット
二回戦=ベストオブ5セット
三回戦、四回戦=ベストオブ7セット
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
 ライブ放送: スカイスポーツ、 pdctv-HD

ガーウィン・プライスとギャリー・アンダーソンが土曜、ロンドン、アレキサンドラパレスで新記録達成の準決勝を勝ち抜きWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップ決勝で角を突き合わせる。

両者は日曜夕刻、この250万ポンドのトーナメント最終決戦に進出、優勝者にはシドワデル杯と50万ポンドの優勝賞金が授与される。

第3シードのプライスはワクワクさせられたスティーブン・バンティングとの準決勝で両者併せてワールドチャンピオンシップとしては新記録となる13個のハイオフ達成の試合を勝ち上がった。一方、2度のワールドチャンピオン、アンダーソンは9セットに及ぶ戦いで終始デーブ・チズナルに優勢を保った。

プライスはワールドチャンピオンシップ個人記録タイとなる8個のハイオフを繰り出し、自身初となるアリパリの決勝進出を決めた。この進出で彼は初めてのワールドチャンピオンと世界No.1の両方に王手を掛けた。

このウェールズ人は15個の180得点、アベレージも100を越え元気の良いパーフォーマンスを見せたバンティングを一蹴した。バンティングも11個の180得点を繰り出し、ダブル率も53%に達していた。

2020年ワールドグランプリチャンピオンのプライスは決勝までの2試合でサドンデス決着をくぐり抜けてきたが、3-4の劣勢からダーツスポーツ最高の大舞台出場を決めた。

「このトーナメントで必要かつ過去最高のプレーが出来た。ここには優勝を目指してやってきている。どんなチャンスもものにするつもりだ。」とプライス、彼は日曜にもし優勝し50万ポンドを受け取ればマイケル・バン・ガーウェンと入れ替わり世界No.1となる。

「スティーブンのプレーは本当に素晴らしかったし僕がちょっと滑るといつもプレッシャーを掛けてきた。幾つかのセットで僕が2-0リードしていたにも関わらずひっくり返されていた。本当にいい闘いをさせてくれた。」

「この試合でとても自信がついた。この試合で明らかに良くなったけどまだまだいいプレーが出来る。必要な時にいつも余力が見つかるしどうすれば決勝を勝ち抜くことが出来るかも知っている。」

オープニングセットでバンティングは120チェックアウト、117チェックアウトを見せたが、プライスを防御することが出来ず、プライスは最終第5レッグでリードを奪ってしまった。

第2セットでもウェールズのエースは140チェックアウトなどで2-0とリード、しかしバンティングが反撃し3レッグ連取で試合をレベルへ戻した。

第3セットはマーシーサイドのプレーヤーが素晴らしい12ダーツで最終レッグを勝ちリードすると、第4セットでも驚愕の136チェックアウトと火を噴いた。

第4セットではプライスも131チェックアウトを繰り出したがバンティングが続く2レッグを取り2セットリードと差を拡げた。

プライスは続く11レッグのうち9レッグを奪い第6セットで追いつくと第7セットもレッグカウント2-0とリードした。しかしバンティングはここで118チェックアウトなど3レッグで奮起、再び4-3リードと逆転した。

lプライスは第8セットを12ダーツ、13ダーツなどで3-1とし、第9セットで記録塗り替えとなる12個目の100越えハイオフ、112チェックアウトなどで3レッグ連取しこの世界No.3がセットを奪った。

最終第10セットでもプライスがビッグフィニッシュを追加、今回は103チェックアウトでレベルとし、バンティングが11個目の180得点の直後に20ダブルを仕留め勝利を完了した。

2015年、2016年ワールドチャンピオンのアンダーソンはチズナルに6-3で勝利し自身5度目となるアレキサンドラパレス決勝へ進んだ。チズナルは24時間前に演じた準々決勝でのバン・ガーウェンをホワイトウォッシュした英雄的ダーツを再現できなかった。

このスコットランドのスターはアベレージ100越え、13個の180得点で突っ走りプライスとの決勝へなだれ込んだ。この準決勝での勝利で彼はPDC賞金ランキングを再びトップ4内へ戻した。

「ここへは何も期待せずに出場した。でも決勝まで進出出来たのは悪くない。」とアンダーソン。彼は7月にもワールドマッチプレーで決勝進出していた。

「凄い試合にはならなかった。だからアベレージが100越えなんて聞いてびっくりだ。そんな感覚はない。」

「このトーナメントではまあまあやって来たという感触なので決勝進出などいい拾い物だ。」

「ガーウィンに対してはもう少し気合を入れる必要があると思う。でも僕は自分のダーツをし彼は彼のダーツをするだけだ。僕は静かで彼はうるさい。どうなるか見てみよう。」

アンダーソンは第1セットを124チェックアウトなど3-2で押し切ったがチズナルが反撃、170チェックアウトなどで第2セットを同じく3-2で取り戻した。

第3セットも5レッグを戦い、アンダーソンが84フィニッシュで取ると、第4セットも3-1で取りリードを拡げた。

チズナルも第5セットに124チェックアウトなどで攻勢に転じセットカウントを1セット差と縮めたが、アンダーソンは第6セットを5レッグで勝ち取り、4-2と2セットリードを保った。

世界No.8のチズナルはアンダーソンのリードを4-3と縮めたがここからスコットランド人が6レッグを抵抗なく奪い取り日曜の決勝進出を決めた。

日曜の決勝は2018年グランドスラムオブダーツ決勝の再現となり、その時はウェールズ人が16-13で勝利していた。

明日はアンダーソンにとって11年間で5度目となるアレキサンドラパレス決勝で2015年、2016年に優勝、2011年はエイドリアン・ルイスに敗退、2017年はバン・ガーウェンに敗退している。

第15日<準決勝>ハイライト映像

https://www.youtube.com/watch…

0
0

LATEST NEWS

HOME

NEWS

<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第15日(1月2日)<準決勝>