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<メジャー>マスターズ第1日<一回戦>

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2021.01.30 Sat.

プレミアリーグプレーヤーが総崩れ

https://www.pdc.tv/news/2021/…

2021年Ladbrokesマスターズ
ミルトンキーンズ、マーシャルアリーナ
(カッコ内はPDC賞金ランキング)

1月29日(金)
<一回戦結果>
メンサー・スルホビッチ(21)<89.08、35.29%> 6-3 イアン・ホワイト(11)<88.5、11.54%>
マービン・キング(20)<101.97、85.71%> 6-1 グレン・ダラン(13)<88.36、33.33%>
クリス・ドービー(23)<97.36、37.5%> 6-2 ディミトリ・バン・デン・バーグ(10)<89.07、20%>
サイモン・ウィットロック(19)<97.95、40%> 6-2 クリストフ・ラタイスキー(14)<91.71、28.57%>
エイドリアン・ルイス(24)<96.95、42.86%> 6-5 マイケル・スミス(9)<95.78、50%>
ダリル・ガーニー(11)<89.56、30%> 6-5 ジェフリー・デ・ズワーン(22)<85.1、33.33%>
ジョニー・クレイトン(18)<102.93、37.5%> 6-5 ジョセ・デ・スーザ(15)<101.29、35.71%>
ジョー・カレン(16)<102.26、54.55%> 6-4 スティーブン・バンティング(17)<101.89、40%>

1月30日(土)午後セッション(現地12:45 日本21:45)
<二回戦組合せ>
ロブ・クロス(4) vs マービン・キング(20)
ジェームス・ウェード(7) vs クリス・ドービー(23)
ネーザン・アスピンル(5) vs メンサー・スルホビッチ(21)
デーブ・チズナル(6) vs ダリル・ガーニー(11)

1月30日(土)夕刻セッション(現地19:00 日本翌日04:00)
<二回戦組合せ>
ギャリー・アンダーソン(8) vs エイドリアン・ルイス(24)
ピーター・ライト(3) vs サイモン・ウィットロック(19)
ガーウィン・プライス(1) vs ジョー・カレン(16)
マイケル・バン・ガーウェン(2) vs ジョニー・クレイトン(18)

1月31日(日)午後セッション(現地12:45 日本21・45)
<準々決勝>

1月31日(日)夕刻セッション(現地19:00 日本翌日04:00)
<準決勝>
<決勝>

フォーマット:
一回戦=ベストオブ11レッグズ
二回戦=ベストオブ19レッグズ
準々決勝=ベストオブ19レッグズ
準決勝=ベストオブ21レッグズ
決勝=ベストオブ21レッグズ

賞金:
優勝=60,000ポンド
準優勝=25,000ポンド
ベスト4=17,500ポンド
ベスト8=10,000ポンド
二回戦敗退=5,000ポンド
一回戦敗退=2,500ポンド

エイドリアン・ルイスが金曜、ミルトンキーンズのマーシャルアリーナで始まったLadbrokesマスターズ初日の夜にマイケル・スミスを下し勝ち街道へ戻ってきた。

この両者はワールドチャンピオンシップで供に一回戦敗退を喫していたが、元マスターズ準優勝者同士の対戦は2020年の悪夢を吹き飛ばそうとするものだった。

昨年準優勝のスミスは2つの170チェックアウトや150チェックアウト、132チェックアウトを見せたものの、ルイスは最終レッグに集中力を見せ執拗に6-5で勝利した。

この世界No.24は次に土曜の二回戦でギャリー・アンダーソンと対戦する。この組合せは2015/16年ワールドチャンピオンシップ決勝の再現だ。

「沢山練習した成果を今夜発揮できて嬉しい。」とルイス。「マイケルは僕が今まで出会った最高プレーヤーの一人だ。だから彼に勝てるのは凄くでかい。」

「二人ともワールドチャンピオンシップを一回戦敗退してたから異常なプレッシャーがあったと思う。」

「去年は苦労していた。僕はとても何か月も休暇が取れるプレーヤーじゃなかった。だから練習につぐ練習から直接戻ってきた。」

「僕は自分の能力も判っているしまたその能力で自信を得ている。もしうまくマインドセットができれば誰にでも勝つことが出来る。」

今年最初のこのテレビイベント第1日目の夜に少し衝撃が走った。プレミアリーグチャンピオンのグレン・ダランの不調が未だ続いており、マービン・キングに6-1と取りこぼしたことだった。

対照的に元マスターズ準優勝のキングは2020年末と同様、2021年を好調にスタートし素晴らしいディスプレーでアベレージはほぼ102、二回戦でのロブ・クロス戦へ進んだ。

「無茶苦茶いいプレーをした訳ではないけどそうする必要もなかった。グレンは好きだしそう言いたくはない。また彼が困った姿も見たい訳でもない。」とキング。

「ワールドチャンピオンシップの時ほどいいプレーはしていない。今、家族との死別でとても苦しい時を過ごしているのでただ続けるだけだ。」

「次はロブとだが彼も本当にいい奴だ。彼とはいつも一緒にいる。だから僕にとってまた辛い試合となる。」

ルイスとキングに続き、この220,000ポンドトーナメントベスト16へ進んだのはジョー・カレンだ。彼はアレキサンドラパレスでマイケル・バン・ガーウェンに傷心の逆転負けを喫したが、この日はスティーブン・バンティングに6-4で勝利した。

カレンはオープニングから5レッグでアベレージ115に達し4-1と抜け出した。バンティングもアベレージ100越えで反撃を見せ4-3に追いついたもののカレンが最後十分に逃げ切った。

新たにワールドチャンピオンとなり、世界No.1となったガーウィン・プライスはベスト16でカレンを待ち受ける。このヨークシャーのプレーヤーは試合を楽しみにしているようだ。

「奇妙な試合だった。4-1とし本当にいいプレーをしていたのでリードを守ろうとするな、攻め続けろと自分に言い聞かせた。でも最後はリードを守ることで終わった。」とカレン。

「スティーブンは本当にいいプレーをしているのは知ってたし試合中ずっとプレッシャーを掛けてきた。今日の勝利は僕が最後にラッキーを引き当てたものだ。」

「ワールドチャンピオンシップでマイケル・バン・ガーウェンに負けたのはとても傷心だったし逃げ出したい思い出だ。でもそこから勉強してより良くなって戻ってきた。」

「次のガーウィン戦が楽しみだ。今彼は頂点にいるけど初めてのワールドチャンピオンと世界No.1として思いっきりプレッシャーを感じている。どうなるか見てみよう。」

現チャンピオン、ピーター・ライトはサイモン・ウィットロックとの対戦が決まった。このオーストラリア人はアレキサンドラパレスで敗退したクリストフ・ラタイスキーに6-2で勝利、このポーランド人にリベンジを果たした。

バン・ガーウェンは6度目のマスターズタイトル獲得に向けジョニー・クレイトンを相手に進軍を開始する。このウェールズ人はジョセ・デ・スーザに6-5で勝利、最終レッグでクレイトンは130チェックアウトを見せていた。

元マスターズチャンピオン、ジェームス・ウェードは二回戦でクリス・ドービーと対戦となる。ドービーは互いにデビュー戦同士となったワールドマッチプレーチャンピオンのディミトリ・バン・デン・バーグを強いダーツで6-2で退けた。

ダリル・ガーニーはジェフリー・デ・ズワーンとの接戦を抜け出し最終レッグで勝ち抜き二回戦入り。メンサー・スルホビッチはぐずぐずの試合からイアン・ホワイトを6-3で下した。

Ladbrokesマスターズは土曜に2セッションでベスト16の試合を、日曜の最終日は準々決勝、準決勝、決勝が行われる。

2021年マスターズ第1日ハイライト映像

https://www.youtube.com/watch…

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