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<メジャー>UKオープン 第2日/全3日

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2021.03.07 Sun.

四回戦から準決勝まで全て新たな組合せ抽選の繰り返し

https://www.pdc.tv/news/2021/…

マイケル・バン・ガーウェンとガーウィン・プライスも土曜、ミルトンキーンズの2021年Ladbrokes UKオープンで準々決勝進出を決めた8プレーヤーに入った。

この世界トップ1,2の二人は日曜にも優勝賞金100,000ポンドを目指しマーシャルアリーナでの戦いへ戻る。

現チャンピオンのバン・ガーウェンはマルチボードイベントの第2日にメンサー・スルホビッチ、ジョセ・デ・スーザにそれぞれ五回戦、六回戦で勝利した。

スルホビッチにはアベレージも103.8に達し10-4と順当勝ちを収め、このオランダ人はデ・スーザにも終始押し気味から最終レッグも強烈な勝ちっぷりで進出を決めた。

「いいプレーが出来たと思うけどもっといいやり方が沢山あったと思う。」とデ・スーザ戦を振り返ってのバン・ガーウェン。

「試合中何度も彼に反撃の機会を与えてしまったしもっとプレッシャーを掛けなければいけなかった。僕のチャンスにはもっとアドバンテージがあっても良かっただろうしそうしなかった。」

「残念ながらこれらは自分の悪さだけで自分に文句いうしかない。でも勝ちは勝ちいいとろこを捉えるようにしよう。これが大事だ。明日はどんなことが起きるだろう。」

バン・ガーウェンは日曜午後の準々決勝ではクリストフ・ラタイスキーと対戦する。このポーランドのNo.1はアベレージを100.5、103.5と並べメーダーズ・ラズマと絶好調のジョニー・クレイトンに勝利してきた。

「クリストフは素晴らしいプレーヤーでまた厳しい組合せとなった。でも優勝を目指すなら誰にも勝たなければいけない。」とバン・ガーウェン。「自分のフォームに集中すること、そうすれば相手にもっとダメージを与えられる。」

「彼が僕と対戦する時、普通より強くプレッシャーを感じている。彼にとっては普通の試合とは全然違う。」

世界No.1のプライスにとっては順当な一日だった。彼はリッキー・エバンスに順当に10-3で勝ち、続いてアベレージが102.1に達しクリス・ドービーに10-5で勝利した。

このワールドチャンピオンは日曜に36歳の誕生日を迎え、彼のコレクションに初めてのUKオープンタイトルを加えようと目論んでいる。彼はこのトーナメントに相性が良く過去4年間で2度も決勝進出を果たしていた。

「ここまでの仕事ぶりには満足している。でもここからも大変で優勝するにはどんどん頑張らなくてはならない。」とプライス。「1分間絶対ミスは出来ないと感じ出すと2分後にはドアを破れない。」

「週末が近づくにつれより一層自信が沸いてきている。どんな試合も通過し良くなる。出来れば決勝まで行ってベストゲームにしたい。」

「もし決勝進出出来ればいい誕生プレゼントになるだろうね。優勝出来ればもっといい。」

プライスの次の対戦相手はデボン・ピーターセンだ。この南アフリカ人はヨークシャー出身の2人、スコット・ウェイツとピーター・ジャッケスを下し、2015年以来となるベスト8進出を果たした。

2008年、2011年チャンピオンのジェームス・ウェードは典型的な勝ちパターンでロブ・クロスとガブリエル・クレメンズに勝ち、3度目のUKオープンタイトル獲得へまっしぐらだ。

ウェードは準々決勝ではサイモン・ウィットロックと対戦する。このオーストラリアNo.1はダリウス・ラバノースカスとブレンダン・ドランを相手に2試合連続で最終レッグ決戦を勝ち抜き、2度目のベスト8進出を果たした。

デーブ・チズナルは2012年ベスト4の経験者だが、初のテレビ放映タイトル獲得を目指しアベレージ104.4でダニー・ノッパートに勝利、さらに素晴らしいダーツで新進気鋭のスコットランド人、アラン・ソーターに勝利した。

世界No.7のチズナルは次に元ワールドユースチャンピオン、ルーク・ハンフリーズを迎える。ハンフリーズはライアン・サール、マーティン・クリーメーカーを下し、ワールドチャンピオンシップ以外では初となるテレビ放映のベスト8へ進出した。

日曜は最終日で準々決勝の後で準決勝の組合せ抽選が行われ、夕刻セッションで準決勝、決勝が行われる。

日曜の試合の模様は英国ではITV4、全世界へはDAZN、RTL7を含むPDCの全世界放映網およびpdctvでライブ放映される。

 フォーマット:
一回戦、二回戦: ベストオブ11レッグズ
三回戦~準々決勝: ベストオブ19レッグズ
準決勝、決勝: ベストオブ21レッグズ

賞金:
優勝=100,000ポンド
準優勝=40,000ポンド
ベスト4=20,000ポンド
ベスト8=12,500ポンド
ベスト16=7,500ポンド
ベスト32=4,000ポンド
ベスト64=2,000ポンド
ベスト96=1,000ポンド
合計450,000ポンド

3月6日(土)午後セッション
(カッコ内はランキング)
<カッコ内はアベレージ>
<五回戦結果>ベスト32
ジェームス・ウェード(6)<97.5、47.62%> 10-7 ロブ・クロス(4)<101.75、25%>
サイモン・ウィットロック(19)<98.02、38.46%> 10-9 ダリウス・ラバノースカス(42)<95.07、45%>
ガーウィン・プライス(1)<98.66、52.63%> 10-3 リッキー・エバンス(30)<92.37、50%>
ガブリエル・クレメンズ(29)<100.86、55.56%> 10-7 ダリル・ガーニー(11)<93.06、46.67%>
ジョセ・デ・スーザ(15)<93.17、45.45%> 10-9 マイケル・スミス(9)<90.3、26.47%>
クリス・ドービー(25)<99.31、50%> 10-1 ジョン・ブラウン(101)<84.73、14.29%>
ジョニー・クレイトン(18)<108.39、76.92%> 10-3 ダーク・バン・デュイベンボーデ(31)<99.07、30%>
マイケル・バン・ガーウェン(2)<103.78、55.56%> 10-4 メンサー・スルホビッチ(20)<98.89、57.14%>
デボン・ピーターセン(32)<94.0> 10-5 スコット・ウェイツ(67)
ルーク・ハンフリーズ(41)<101.7> 10-7 ライアン・サール(38)
マーティン・クリーメーカー(68)<88.7> 10-6 カラン・リズ(59)
アラン・ソーター(93)<92.3> 10-7 ロン・ミューレンキャンプ(51)
ブレンダン・ドラン(34)<93.6> 10-6 ルーク・ウッドハウス(47)
ピーター・ジャッケス(89)<93.5> 10-9 マックス・ホップ(39)
デーブ・チズナル(7)<104.4> 10-8 ダニー・ノッパート(23)
クリストフ・ラタイスキー(14)<100.5> 10-8 メーダーズ・ラズマ(52)

3月6日(土)夕刻セッション
<六回戦結果>ベスト16
ジェームス・ウェード(6)<99.99、76.92%> 10-5 ガブリエル・クレメンズ(29)<89.36、33.33%>
サイモン・ウィットロック(19)<98.78、28.57%> 10-9 ブレンダン・ドラン(34)<94.04、39.13%>
ガーウィン・プライス(1)<102.07、47.62%> 10-5 クリス・ドービー(25)<101.31、31.25%>
デボン・ピーターセン(32)<91.75、43.48%> 10-4 ピーター・ジャッケス(89)<91.1、23.53%>
ルーク・ハンフリーズ(41)<93.53、34.48%> 10-4 マーティン・クリーメーカー(68)<82.11、28.57%>
デーブ・チズナル(7)<99.52、47.62%> 10-8 アラン・ソーター(93)<91.28、26.27%>
クリストフ・ラタイスキー(14)<103.52、55.56%> 10-3 ジョニー・クレイトン(18)<96.05、37.5%>
マイケル・バン・ガーウェン(2)<100.08、30%> 10-9 ジョセ・デ・スーザ(15)<97.42、37.5%>

3月7日(日)午後セッション(現地12;45 日本21:45)
<準々決勝組合せ>ベスト8
サイモン・ウィットロック(19) vs ジェームス・ウェード(6)
ガーウィン・プライス(1) vs デボン・ピーターセン(32)
デーブ・チズナル(7) vs ルーク・ハンフリーズ(41)
クリストフ・ラタイスキー(14) vs マイケル・バン・ガーウェン(2)

3月7日(日)夕刻セッション(現地19;00 日本翌日04;00)
<準決勝>
<決勝>

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