「タンブラー」考
あると便利な「トーナメントのお供」
トーナメントに出場しますと、ドリンク入れるのにタンブラーがあれば、とても重宝しますよね。
プラカップですと、倒した場合に全部こぼれて無くなってしまうし、カップ周りが結露するし、何よりテーブルの上のどれが自分のカップかわからなくなってしまう哀しさがあります。
タンブラーなら倒れてしまっても、すぐに立て直せば結構こぼれる量は少なくて済みますし、ある程度の保冷性もありますから冷たいままで飲み続けられます。自分の好みのタンブラーを持てる楽しさもありますよね〜。
しか〜し、一口にタンブラーと言っても千差万別。
いろんなモノがあります。
今回は、私が追い求めた「理想のタンブラー」について語ります。(笑)
さて、写真のタンブラー、一番左のAのタンブラーが会場ブースなどで売られている一般的なモノです。
こいつの弱点は「保冷性の低さ」。プラカップよりは良いですが、ステンレス製品とは比較になりません。
そこで私は高い保冷性を求めて、Bのタンブラーを買いました。まあ、タンブラーというよりはいわゆる魔法瓶ですね。
確かに保冷性は格段に向上しました。しかし、コイツには致命的な弱点があったのです。
それは「開口部の狭さ」でした。
はい、一目瞭然ですね。
左から二番目の開口部の小さいこと。
他の商品は65mm前後の直径がありますが、コイツは48mmしかありません。
ドリンクブースでよく使われる氷=クラッシュアイスが入らないコトが多いんですよ。
そこで今度は口の広いステンレスタンブラーを探しました。それがCです。
Cは蓋の横にあるボタン状の突起を指で押すことにより飲み口を開け、ドリンクを飲む仕組みなんですね。指を離すと飲み口が閉まるので、たとえ倒れてもこぼれるコトのない優れモノでもありました。
さて、しばらく快適にCのタンブラーを使っていたのですが、ある時予期せぬトラブルが発生します。
中にドリンクが入った状態でカバンにしまっていたのですが、家に帰ってカバンを開けると、ドリンクが大量にこぼれていたのです。こぼれるはず無いのにどうして?
どうやら狭いカバンの中でボタンが圧迫された状態になり、その結果こぼれたようなのです。
そこで今度は、こうしたトラブルに対した対策のある商品を探し、辿り着いたのがDです。
Cと同じメーカーの後発商品で、恐らくは私と同じような状況になったユーザーからの声により開発されたのではと思います。
コレは蓋上部にスイッチのような機構があり、これによりボタンをロックすることが可能になってます。これで安心してカバンに入れられますね。
……ということで、「理想のタンブラー」は現在、このDとなっております。ここに辿り着くまで3年の月日を費やしました。(苦笑)
とまあ、タンブラーひとつにも突き詰めていくといろんな側面がありますから、皆さんも自分のお気に入りのタンブラーを見つけてみて下さい!
因みに、容量はAとDが300mlで、Bが500ml、Cが350mlです。
<おまけ>
昔、DJOの会場で販売されていたブレイクプリズンさんのネームプレートをイメージして、自作してみました。
まあ、素人が作ったにしては、上出来だと思いませんか?