GRANBOARD3sってどうよ?
スマホやタブレットと連動して業務用機さながらの演出が楽しめる家庭用ボードといえば、DARTSLIVE-200SとGRANBOARDが事実上の2トップ。
DARTSLIVE-200Sが発売以来沈黙を続けているのに対し、GRANBOARDは2、3と進化を続けて昨年末には3sが発売されました。
「3」と「3s」の違いは何かというと、従来品から「Silent」→静音性向上「Sensor」→誤反応低減「Segment」→耐久性向上ということで、特に静音性の向上に力が入っているみたいなので、以前から静かなボードを求めて新商品を買い続けてきた私としては見過ごすこと適わず、どんなもんかいと試してみたワケです。
左の白い方が今回発売の3s。右が既存の3です。
3sにも黒い筐体がありますが、見た目に全く違いが無くてつまらないので、若干お高めの価格ではありましたが白い筐体を購入しました。
この白筐体は右下のチェンジボタンがメタル調の銀色で、ほんのちょっとだけ高級感があります。(笑)
今回もボードを床に置き、その上に三脚を立てて、約1mの高さからバレルを自由落下させてインナーブルへの着弾音をオシロスコープで測定してみました。
例によって、素人によるテストですし、個体差や着弾地点、着弾状況によって大きな違いがでる可能性がありますので、あくまで参考程度にとどめて下さい。
まずは動画で、実際の着弾音を聞いてみて下さい。
最初に3s。
そして3。
iPhoneXで普通に撮影してるので、もしかしたらスマホが勝手に音量調整している可能性もありますが、意外と両者の着弾音に差が感じられます。
そしてオシロスコープの測定画面を見ましょう。
こちらは3sです。
下の3の画面と比較すると、400Hzから上の音域について全般的に音圧が低いようです。
この辺りが新たに導入されたセグメントスポンジの効果なのでしょう。
ぶっちゃけ言うと、この違いを「ずいぶん静かになったね」と感じるか、「大して変わってないじゃん」と感じるかは人それぞれかと思います。
失礼ながら、私は大きな期待をもっていなかったので、比べてみて事前の予想より差を感じました。
プラスチックのセグメントに当てて、そのインパクトにより得点を算出する仕組みが変わらない限り、スティールボード並みの静音性は望めないと思いますが、メーカーさんにはより高い静音性の追求を期待して止みません。