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Centre of Gravity Tool

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2022.09.20 Tue.

バレルの重心位置を測定するツールが
ターゲット社から発売になったので、
早速買ってみました。

箱出しすると、半円形状の分度器みたいなツールで、
中央部に水平器が付いています。

バレルを載せた状態で、この水平器内の泡が
ちょうど真ん中にきた時が重心位置を示している
という測定法ですね。

おそらく10年以上前になりますけど、
同じような重心位置を計測するツールで、
「バランスチェッカー」という商品が
ありましたね。

こちらのイラストみたいにブランコのような形で、
左右どちらにも傾かないで、真ん中の支点のみで
安定して自立した状態になったら、そこが
重心位置だというツールでした。

まず、箱出しして何も調整していない
状態の写真ですが、いま水平器の泡は
若干センターより右に寄っていますね。

この状態では正確に測定できないので、
レール上部に付いているアジャスターを
左右に動かし、水平になるよう調整します。

はい、アジャスターを少し右に動かして
泡がほぼ真ん中へ来ました。

これで測定準備は完了です。

では、さっそく測ってみましょう。

ツールにバレルを乗せて泡が真ん中に
位置するように再び調整します。

写真の、この状態で目盛0の位置が
重心ということになります。

ではここで「答え合わせ」をしてみましょう。

エスダーツさんのバレル販売ページから
「Amigo」の重心位置を示した写真を拝借しました。

うん、ほぼ同じ位置を示してますね。

バッチリです。

そんな感じで、このツールでバレルの重心位置が
把握できるのですが、どれくらいの精度なんですかね?

バレルの位置を少しずつズラしてみて、
泡がどれくらい動くのかをチェックしてみます。

おあつらえ向きに「GOMECHU Fusion」が
リングカットに色が入ってて判りやすいので、
これで検証してみましょう。

まずは重心位置。

後ろの白線が目印です。

刻み一つ分前、赤線の位置に
およそ1mmほど動かします。

水平器の泡も少し左に動きました。

刻み2つ分、前の白線の位置に
およそ2mm動かします。

泡は水平機内の左の線まで動きました。

ほんの少し動かしただけでも
ちゃんと水平器は反応してますね。

もちろん、バレルのみならず、
セッティングした状態でも計測可能。

というか、むしろセッティングした時に
どこに重心があるのかを知っておいた方が
有益ですよね。

シャフトの重さ・長さに、フライトの重さ、
チップの重さと、セッティングによって
重心位置は千変万化しますから。

まあ、3000円なら持っておいて
損は無いと思いますよ。

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