COLUMN

『世田谷区主催スポーツレクリエーション』レポート

5
0

ダーツの可能性は無限大である

パラリンピックが閉幕しましたね。その中でも個人的に気になったのはアーチェリー。ルールが健常者と同じなんですよね。的を狙う競技の前には、障害は存在していないのかもしれません。

そんなアーチェリーよりも、手軽に始められて、出来る場所も競技人口も多いダーツが、なぜオリンピックやパラリンピックの競技に選ばれないのか。

過去にダーツが選考から落ちた理由、現在のダーツがおかれている社会的な扱い、沢山の大人の事情、ある程度は知ってはいます。でも、だからといって動かないと時代は変えられないですからね。ワンチャンが来た時に、万全の体制で戦えるよう、準備はしておかなくてはなりません。

今回、50名の定員が埋まった世田谷区主催のスポーツレクレーションへの協力は、その大事な第一歩となりました。

同じフィールドで戦える喜び

今回、日本体育大学様のご協力により、世田谷区スポーツレクレーションで行う5つの種目の中に、ダーツを加えてもらいました。その他にの競技は、ボッチャ・卓球バレー・カローリング・風船バレー。説明するのは面倒なので気になる方は調べてください(笑)

どれも本当に楽しい競技で、健常者も障がい者も一緒になって楽しんでいましたね。もちろんダーツも大盛況。

その中でも車椅子の人。何人かいましたが、腕が普通に動くレベルの方はどの方も凄い真剣でしたね。健常者と対等に同じフィールドで戦える事が楽しかったのだと思います。

また障がいレベルが高くダーツを投げられないような人には、ストローにチップを装着しエアダスターで飛ばすといった手法も日体大のゼミ生が考えており新鮮でしたね。後でソフトダーツ用の吹き矢がある事を伝えると、早く言ってくれと(笑)

今回は時間の無い中、ゼミ生が必死に考えた内容でしたが、今後はよりダーツの魅力が伝えられるよう、お互いの意見を交換しあっていければなと思います。

5
0

LATEST COLUMN

HOME

COLUMN

『世田谷区主催スポーツレクリエーション』レポート