小学校で行われた2回目のダーツクラブ。
生徒全員でダブルスの301を一斉に実施。
みんなが1番になりたい一心で
タイムトライアルみたいになる子供達。
計算する側と投げる側は交代交代で、
味方がトリプルを連発すると大喜びしながらも
3桁の足し算と引き算で大混乱する相方。
1秒でも早く投げたがる4年生を
“落ち着け”となだめる6年生。
そしてラスト1本で上がり目が出て
クラス全体の注目を集め静まり返る中、
ひと呼吸をおき、9のシングルを狙うものの
9のダブルに入ってしまい
全員が吉本のようにズッコケる(笑)
そんな子供達の必死な姿と、キラキラした笑顔をみて、ダーツってこんなに素晴らしい競技だったんだなと再確認させてもらいました。(^^)
それにしても01、めっちゃ盛り上がりましたね。正直まだ早いかなとも思ったんですが、カウントアップよりも、狙う感じが出て楽しいみたいで。さすがに最後の1投はバースト祭りでしたが、そんな中、きちんと狙ってあがれた子供は、もうヒーローでしたからね♪
ちなみに今回のスペシャルゲストは、池袋の武士ダーツで働くASUKAダーツの菊間聡プロ。子供達の前で素晴らしい見本のプレイを披露してくれました。
また彼が担当したグループは、的に当てるのも困難な子が何人かいたみたいですが、それでも親切丁寧に教えてくれていました。それまでは正直チャラいにーちゃんくらいの印象しかなかったのですが、根は真面目で優しい選手でしたね(笑)ご協力ありがとうございました!
そして今回お世話になった森の台小学校の皆様には感謝しかありません。予定していた2回の出張ダーツクラブは無事に終わり、我々としても沢山の事を学ばせて頂きました。
来期、この小学校にダーツクラブが出来ていれば最高ですが、出来ていなくてもまたアナログゲームクラブとして1回くらい呼んでいただければ幸いですね。本当にありがとうございました。m(_ _)m
そしてもしこのコラムでダーツに興味を持ってくれた東京・神奈川あたりの小学校・中学校・高校の先生がいらっしゃいましたら、是非まちだーつにお問い合わせ下さい。可能な限りお伺いします!よろしくお願いします。
小学校で2度実施して感じた事。
集中力や勝負強さ、そして計算能力。さらに友達への気遣いや、コミュニケーション。こんなにも様々な事が学べる競技で、さらに身体能力も男女も関係なくできるスポーツが、何故、教育機関で支持されないのか。
結局のところ競技内容自体には何の問題も無いのかもしれません。それよりもイメージとか印象の問題。
果たして、いままでお手伝いしてくれたプロの人達が、ダーツを教えた子供達に「明日、パシフィコ横浜で試合あるから応援にきてね!」と胸を張って言えるでしょうか?
それが例えば「スーパーダーツ出るから見に来てね!」は言えるかもしれません。それは凄い舞台というのもあるんですが、見られて恥ずかしい部分も無いからだと思います。だからこそあんなに高いチケットも即完売するのかもしれませんね。
子供達が将来プロダーツプレイヤーになりたいと言う声を増やすためには、大会に参加するプロだけでなく、我々のような一般大会の参加者も、子供にみられても恥ずかしく無い行動をとらなければ始まりません。
もちろん昔に比べれば全然マシになりましたし、大半の人は出来ていますけどね。自分は大丈夫!という方は、もし自分の身の回りにそういう人がいたら、他人のフリをするのではなく、注意をする事からよろしくお願いします。
みんなでダーツをメジャー競技にしていきましょう!(^^)