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マチダーツはなぜ奉仕活動を続けるのか

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出張中の移動で時間が沢山あるので、よく聞かれる「このNPO活動、いつまで続けるの?」という質問に対し、自分なりの回答を書き記したいと思います。

当たり前ですがNPOのような奉仕活動では稼げません。定年を迎え余生を充実させる為だけに活動しているならまだしも、本気で生涯スポーツとしてのダーツを世の中に普及しようしているなら、この活動がビジネスに繋がる方法を考えていかなければなりません。

私は、子供からシニア層まで幅広い世代に生涯スポーツとしてのダーツを普及する事により、流行り廃りの少ない競技となり、ダーツが半永久的に愛されるようになるのではないかと考えています。いまや学校でダンスが必修科目になっていますよね。そんな感じで、学校でダーツを習う時代を作りたいと思っています。そうなればダーツ業界も今より潤いますよね。

とはいえ、アミューズメントとしてのダーツを否定しているわけでもありません。その方が良い面も沢山ありますからね。ただアミューズメントに関してはゲーセンからダーツバーまですでに充実しているので、いまのダーツ業界を支えてくれている方々にお任せしておけばいいかなと思っています。

なので、マチダーツとしては、きっと沢山あるだろう新たなダーツ普及の手段の1つとして、生涯スポーツとしてのダーツ普及を選んだわけです。ただ、そのゴールを思い描けていたとしても、それを成功させることは簡単な事ではありません。テンション上がって「スポーツ!スポーツ!」と何も考えずに動いても中途半端に終わるだけですからね。

では、どのように成功させるのか。

それが簡単に分かったら苦労しません(笑)なので、いまはその為のマーケティング段階なわけです。子供にはどのようにアプローチするべきか、シニア層はどうなのか、障がい者も可能なのか、といった視点で、さまざまな手段を模索しています。実際にNPO活動をする前に考えていたアプローチでは全然ダメな事も多いですからね。

それと同時に、例えばダーツバーを営んでいる方が、スポーツ志向に業態を変えたら儲かって仕方ない!って言えるくらいのビジネスモデルも探っています。これはダーツ以外の他の競技で参考になる事例が沢山あるので、侵入捜査なんてしてみたりもしていて。まだまだダーツ業界で出来る事は沢山あるなーと勉強している日々です。

あとは仲間探しの時期ですよね。損得勘定が優先してしまうような人は奉仕活動なんてしないので、いまこの時期に声をかけてくれたりする人は、やはり素敵な出会いが多いです。雇う側・雇われる側の立場決まってしまうと、対等な立場ではいられなくなりますから、今この奉仕活動をしている時期に、同じゴールに向かって、時には厳しい意見をくれるような仲間を1人でも多く作っておきたいですね。

金儲けより人儲け。

私の好きな言葉です。人脈やネットワークで繋がっているだけの関係ではなく、どれだけ心を通わすことができる人がいるか。「儲け」という字は信じる者と書きますからね。そういう仲間とともに準備が整った時、新たなステップを踏み出すのだと思います。

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