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風営法が改正された本当の理由

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ダーツはスポーツでダーツマシンは運動機器だから…というのは表向きの解釈で。もちろん間違ってはいないんですが、風営法が改正になるレベルというのは、なにかキッカケがない限りは国が動かないですよね。

実はそのキッカケは東京オリンピックにあります。

東京オリンピックが開催される2020年に向けて、海外から多くの観光客が見込まれます。そんな訪日外国人から多く聞こえてくる声として「日本は夜がつまらない」という意見が非常に多いと。

日本としてもインバウンド需要というのはチャンスなので、これを機会に真剣に夜の経済も活性化させようじゃないかということになり、自民党が対策を練るべく『ナイトタイムエコノミー議連』を立ち上げたんですよね。

そして会議が繰り返し行われている中、日本にすでにある文化で海外の人でも気軽に楽しむことが出来るスポーツ寄りのコンテンツ、そして夜中でも室内で楽しめる競技として、ソフトダーツとシミュレーションゴルフが案として出てきたわけです。

でもあれゲーム機(風営機)として扱われているから深夜営業無理でしょ?じゃー外しちゃえば?という流れだと思います。

そこからJSD(日本ソフトダーツ健全性推進協会)へ話がおちて、役員であるバグース社・ダーツライブ社・ダーツハイブ社がダーツ業界のために頑張ってくれたのでしょう。だって逆にいうと同業他社にもチャンスになることですからね。もしかしたら敵味方とか言っている場合じゃなくて、一緒にダーツ業界盛り上げないとそれだけピンチな状況なのかもしれません。

なので、我々のようないちダーツプレイヤーとしてまず日本…いや、世界の期待に答えられる事は、次の日が休みとかならとりあえず夜中もダーツをしましょう(笑)

とはいえ、夜中投げられる場所は今まで風営法によりダーツバーがメイン。ダーツバーは苦手で…という人もいるでしょう。だからこそ改正された風営法。これからはダーツバーではない全く新しい業態のダーツスポットも出来てくるでしょうね。むしろお金がある人はこんなチャンス滅多にありません。是非アイデアを絞り出してお店を作って下さい(笑)

まあこのナイトタイムエコノミー議連が設立されたのが2年ほど前で、そこから動いていたとすると、バグース社なんかは既に新たな業態を考えているでしょうけどね。そして今までの風営法を守っていなかったダーツバーもこれでビクビクしなくていいと手放しで喜んでいる場合ではありません。バーではないダーツスポットの同業他社が増えるわけですからね。

これからダーツ業界の多様化がどんどん進んでいくと思います。私の目指す子供からシニア世代まで楽しめる生涯スポーツとしてのダーツも、直接ナイトタイムエコノミーとは関係ありませんが、今後活動していくうえで恩恵を大きく受ける事は間違いないので、引き続き頑張っていきたいと思います。

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」by.ダーウィン

【参考サイト】
JSD 日本ソフトダーツ健全性推進協会
http://www.softdarts.com/
警察庁:デジタルダーツ及びシミュレーションゴルフを設置して客に遊技をさせる営業の取扱いについて(PDF)
https://www.npa.go.jp/laws/no…
Yahoo!ニュース:月曜午前休で「ラグジュアリーマンデー」 自民ナイトエコノミー議連が提言
https://headlines.yahoo.co.jp…

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