香港オープンで感じたこと
さてさて、香港オープン終わりました。
結果はチーム戦、シングルス共にベスト16。
賞金圏外です。ダメですねぇほんとに。
とまぁ、そんなことばかり嘆いても仕方がないので感じたことを少々。
今回は内容的にはかなりいいんじゃないのかなと思うほど、ダーツが飛んでくれていました。
そして、腕もぶんぶんに触れていましたし。試合前も余計なことは考えずに集中しきれたような気がします。
よくスティールは「上がり(フィニッシュ)」だと言われていますが僕はそうは思っていません。
海外でプレイをして感じたのは、まだまだ日本は削りの数字を上げることが大切だということ。
ダブルの練習は大切ですが、ダブルを打てなければ意味がない。
それに「ダブルが大事!」って言ってる人に限ってダブルの練習をしてるところを見たことない。
今回のシングルスは香港のロイデン選手にフルレグの末負けてしまいましたが最後の2Rの内容を少し。
ロイデン選手221残り
僕が64残り
この状況でロイデン選手180で41残り。
僕16-16-16で外しからのロイデン選手上がりです。15ダーツ。
はたしてこの負けで「やっぱりダーツは上がりだ」となるのでしょうか?
たしかに32を外して負けたのですが、僕自身はその32をものすごく自信を持って投げれました。
というか何も感じずに投げることができた。
それは削りで気持ちの余裕を作ったからです。
前のコラムでも書きましたが、いかに気持ちの余裕を持って、または余計なこと考えずに投げることができるかを501という中で作ることが大切なのです。
「削り」「上がり」全てがダーツです。
僕が肌で感じた今何が足りないのかということは、圧倒的に削りの強さだと感じました。
今回香港ではいろいろな方とお話できました。
やはりみなさんイギリスの事に関心をお持ちのようで、いろいろなことを聞かれましたが話していてもなんかもう懐かしいなと感じてしまいますし、戻りたいなと思ってしまいます。
人に伝えるということでまた自分の中で再確認出来たこともありました。
なかなかスティールの事について話せる場所や機会がないのでただ話しているだけでしたがほんとに楽しく過ごせました。
日本人のプレイヤーがほんとに多かったですが、みんな気をつけて帰ってください(´ー`)