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ユースの育成について

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2016.05.24 Tue.

ユースの存在意義

こんにちは。

今日は前回の続きのつもりで、ユースのことを書いていきます。
最初に書いておきますが、大事なことは「ダーツでどうやって人を育てるか」です。

ユースというとダーツでは聞きなれないですが、ユースを育てる意義は以下の3つにあると考えています。

1.ダーツを楽しむためにおきるいろいろな出来事を通して、人間性を育てる
2.ダーツを趣味とする人を育て、裾野を広げる
3.将来活躍する選手を育てる

3番を思い浮かべる方が非常に多いと思われるのですが、スポーツとしては2番、社会としては1番がものすごく重要です。
いろんなスポーツを見ていると、とにかく強いものが表彰される現場が多いので、この部分が軽視されていることが多いのですが、本来はこの1番2番が非常に大事であることを頭に入れておいてください。

人生はダーツだけではない

生徒は、本来はまず勉強しなければいけない年代です。
(高校に行っていない場合には、仕事をしなければいけません)
また、人とのかかわり方を学ばなければいけない世代でもあります。
これらのことをきちんとやって、いかに立派な社会人を送り出すかをしっかり考えなければいけないのがユースの育成です。

なので、選手をダーツ漬けにするのではなく、定期的にダーツできる環境を作るだけでよいのだと思います。
空いた時間を自分の思うように使うことも大事なことです。勉強もしなければいけないでしょうし、ほかにやりたいこともあるでしょう。練習が足りないと思えば自分で練習をすればいいでしょう。

人生はダーツだけでないことを知ることも大事な要素です。

こういうことはほかのスポーツでもできます。
私はダーツの先生ですが、サッカーや野球が好きな子はどうぞそれをやってほしいと考えます。

大事なことは、ダーツでも人間形成ができる、それだけの魅力があるということに自信を持ち、環境を作ることなのではないでしょうか。

ユースが育つために必要なもの

ユースを育てるために必要なものは以下の3つであると考えています。

・集団で指導を行うためのチーム
・きちんと指導を行える指導者
・目標となる大会

前回の記事に書いたように、大会のほうは整備されました。世界への道も開けました。
これ以上ユース大会を増やすのは選手の負担になりかねず、オープンの選手とのかかわりを減少させることにもなるので、私は現状でいいと考えます。

今日は結論だけ書きましたが、これらの要素がどうあるべきなのかを次回は書いていこうと思います。

もう一度書きますが、大事なことは「ダーツでどうやって人を育てるか」です。

それではまた。

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