ユースにおけるチームの必要性
ユース育成にはチームが必要だ
こんにちは。
今日はユース育成におけるチームの必要性について書こうと思います。
現在、ダーツにおいてユースチームは残念ながら一つしかないと考えてよいです。
つまり、ユース選手は個で動き、多くの場合には保護者が管理している状態です。
しかし、今後のユース育成を考えるとチームの編成が必要になってくるでしょう。
そのメリットを以下に列記しておきます。
ダーツでなく、いろんなことを学ぶ場として
チームの中の上下関係や役割付けを通して、社会性や協調性などを育てることができます。
これは個で動くとなかなか手を付けられないところでありますが「人を育てる」意味では非常に大事な要素になります。
たまにはその集団でダーツ以外のことをやってもいいでしょう。何かをやろうとすると、必ず協調性が必要になります。何かをやるごとに必ず責任が付きまといます。
ダーツを通して、ダーツだけでないことを学ぶ場所づくりがチームならできるわけです。
まとめて面倒を見る指導者がいる
個々に活動している選手の多くは保護者が面倒を見ています。大会になれば保護者が引率するので、それができない選手は大会には出られません。そこをチームの指導者がまとめて引率することによって効率化が図れます。
指導者は指導を通して経験を積みます。それはダーツだけでなく、子供や保護者との向き合い方です。
そういった経験を積むことで、子供を預けてもいいチームが出来上がってゆきます。それはダーツに対する信頼でもあるわけです。
来れば練習相手に会える
ユース選手はよく連絡を取り合って一緒に練習をしているようです。
しかし、年齢が低いほど、なかなかダーツ仲間とつるんで行動することはできないのが現状ではないでしょうか。また、年齢によってダーツのある場所に出入りできないケースもあるでしょう。
チームで集まるようにすれば、集まっている限りは練習相手に会うことができます。
練習場所も確保できるので、十分な練習ができるようになるでしょう。
ユースでもリーグを立ち上げるために
日本のダーツはリーグ文化です。今まで多くの選手がリーグを通して成長を遂げています。
しかし、ユースにはまだリーグがありません。
リーグでは連帯感が育まれ、緊張感のある試合の中で投げることで大事な試合での技術が向上していきます。
今後のユースの育成のためには、リーグの組織が急務です。
ということはチームの組織が必要になってゆくということです。
いずれいくつかのチームが集まって定期戦、なんて構図ができるといいですね。
チームの組織には指導者が必要だ
じゃあ、チームを作りましょう、となった時に「誰がやるの?」という問題は当然付きまとってきます。
チームには指導者が必要であり、その人選がユースの未来を大きく左右します。
じゃあ、指導者にはどのようなことが必要か?そういった話を次回は書いていこうと思います。
それではまた。