L-style JAPAN OPENユース
2大ユース大会のひとつ
7月10日にL-style JAPAN OPENが行われました。その中でユース部門が22名で争われました。
毎年本校ダーツ部からも出場するのですが、そうでない選手も増えてきて、楽しい大会になりました。
2月のTokyo Darts Openでは完全シングルイリミネーションのベストオブ3で行われるのに対し、L-style JAPAN OPENでは予選ロビンを行い、決勝トーナメントではベストオブ5以上で行われる、実力を試されるトーナメントになります。
対極にある2通りのトーナメントが一年の反対側で行われるので、この2つを両方制するのは難しいです。
ユースも今回からオールチョーカーで行われることになりました。
初めての選手もいて不安もありましたが、大きなトラブルも無く終えられたのは選手のがんばりの賜物だと思います。
選手の皆さんお疲れ様でした。
ちなみに私はドキドキでした。杞憂に終わって何よりです。
ユースから見えてきたチョーカーの注意点
とはいえ、全くトラブルが無かったわけでなく、いくつか気になることはありました。
ユース選手を見ていて普段でも注意したいことは以下の2つになります。
1.抜いたダーツの点数は変えられない
ダーツを抜いてスローラインの後ろに戻ったあとに「そういえば何点だった」と直そうとする選手が何人かいました。
しかし、チョーカーがコールをして(または記入をして)ダーツを抜いた時点で、その点数が間違っていても、点数を変えることができません。
しっかりチョーカーのコールを聞いて、間違っていないことを確認してダーツを抜きましょう。
2.残り点数は直前のものしか訂正できない
相手のスローが終わって、チョーカーが記入している間にもうダーツを投げ始めている選手が結構いました。
しかし、その記入で間違った残り数字を書いてしまった場合にはそのスコアは訂正できなくなります。
相手の直前のスコアは自分が投げるときに記入されます。不利を受けないためにも、きちんとスコアを確認してからスローに入りましょう。
クラブは惨敗、だけど見えてきた光
実は私のチームはベスト16ですべての選手が敗退する惨敗でした。
応援して頂いた方々もいる中で、結果を出せなかったのは指導者の責任に他なりません。
自分でしっかりと責任を受け止めて、次につながるように部員と切磋琢磨していこうと思います。
ただ、これはユースのダーツが少しずつ強くなってきている光でもあります。
選手が少し増えたおかげで、まぐれで入賞することはできなくなって、きちんと実力が試される世界になってきたということです。
これはユースの世界にとって大きな光です。
優勝した選手は既に今年のWINMAU WORLD MASTERSへの出場を表明しています。
才能あふれたすばらしい選手です。こちらの方も応援お願いいたします。
みんなで、少しずつ前進していきましょう。
我々も、このままでは絶対に終わりません。
それではまた。
【追記7/12】
チョーカーの段における「修正可能な直前の残りスコア」についての認識について、いくつかご意見をうかがっています。
私の認識が違うかもしれないので、後日チョーカーについての記事を再掲します。