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計算に関すること

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2016.07.22 Fri.

「計算」が壁になっている事実

こんにちは。

スティールダーツの敷居が高い原因に「計算」があります。
今日ではn01というすばらしいソフトがあるので負担は軽減されましたが、それでも自動で計算してくれるソフトダーツに比べて計算の壁は高いです。
501をプレーするときに、取った点数の計算では足し算が発生し、残り点数の計算では引き算が発生します。この計算が面倒でスティールから足を遠ざける方もけっこういます。

ということで、今日は私が今思いつく計算に関することを2点挙げておきます。

引きやすい数を引いてから足す方法もある

引き算で一番面倒なのは「繰り下がり」です。

例えば432残りから57点を取ると、繰り下がりが発生します。

「12引く7をして5が一の位に入る」
「繰り下がっているから42引く5をして37が百と十の位になる」
これが通常の方法です。ちなみに百の位と十の位はまとめて計算した方がスムーズです。このときは別の方法もありますので紹介しておきます。

「432から60を引いて372」
「372に引きすぎた3を足して375」
引いたり足したりする数が単純なので、こちらの方がスムーズにいく方もいます。
特に85点などはよく出るので
「繰り下がりがあるときに100引いて15足す」
という習慣をつけておくとスムーズでしょう。

1本ずつきちんと引き算をして投げることが大事

途中で残り点数がわからなくなってスローが止まる人は多いです。
それ自体は全く問題ないのですが、一つの習慣が付いていないのはもったいないように感じます。

明らかに点を取るだけでいい場面でない限り、1本ずつ残り点数を計算しながらスローしましょう。
つまり、自分がどの位置にいるのかを確認しながら投げる習慣をつけましょうということです。

例えば97残りから19を投げて次に54に入れようとして12に入る。ここで止まるんです。
止まったときに
「19足す12で31」「97引く31で…」
と計算している人が多いのです。

習慣づけたいのは19に入れた時点で「97引く19で78」を頭で確認しながら投げることです。いや、確認しているはずなんです。54に投げているんですから。
そのつきの計算の起点は78でいい。でも97から計算しちゃう。このあたりがもったいないんです。

スティールダーツで上がりが近いときには1本ずつ計算をする癖をつけましょう。
・今の状況を把握して適切な判断ができる→アレンジミスが減る
・残り数字がわからなくなったときに簡単な計算ですむ→リズムが崩れにくい
という2点において有利になります。

面倒に思える計算を乗り越えてほしい

一つ忘れてほしくないことがあります。
ダーツの上達に繰り返しの練習が必須なのと同時に、
計算に慣れるのにも繰り返しが必要です。
ブランクがあるものが苦手なのは当たり前です。

でも、ここまでダーツをやってきた方は(特にここまで読んでくれる方は)間違いなく計算を体得することができます。
実戦をくり返せば慣れてくるものであることを信じて、スティールに飛び込んでほしいと思います

そこでは新しいダーツの世界があなたをお待ちしています。
今までなかったダーツの刺さる感触、ゲームの雰囲気、選手との交流をお楽しみください。

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