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クラブで教えているマナー

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2016.09.20 Tue.

意外と知らないこともあるかもしれません

こんにちは。

18日の日曜日はSUKA-Dトーナメントで横須賀に行ってきました。写真はその時のものです。
非常に楽しい大会でした。海軍カレーおいしかったです。

そして本題に入る前に。
日本ダーツ祭りの時に、こんな声を耳にしました。
「試合の隣で空投げしている人がいる」

我々からしたら当たり前のことも、あれだけプレーヤーがいる大会では知らない人もいるのではないかなと思いました。
ルールではなくマナーなので、なかなか知る機会がない人もいるでしょう。
善良な方は「マナーはそれを知らない人をたたく道具でない」ことを知っているので、なかなか言い出せないでしょう。

そんなことを思いながら、とりあえずクラブで教えているマナーを紹介しておきます。

飲食物の持ち込みは禁止
多くの大会では飲食ブースの売り上げを運営費に充てていますので、飲食物は持ち込み禁止です。
スティールの大会は昼食も出ますので食べ物も必要ありません。ちゃんと中で買って飲みましょう。
ただ、ユース選手にはドリンクチケットを支給される大会も増えてきています。

試合をしているボードの隣では練習をしない
意外に知らないこのマナー。単純に言うと、選手が試合に集中できるようにです。
あと、ダーツが弾かれて隣に飛ぶ可能性もありますので、そういうことが起きないようにという配慮でもあります。

対戦相手だけでなく、スコアラーにも挨拶をする
スコアラーも試合を構成する重要な役割です。きちんと握手と挨拶は忘れたくないものです。

コールは「抜く前に」「振り向いて」「聞こえるように」
なかなか生徒がやってくれないものの一つ。振り向いて聞こえるだけの声をちゃんと出しましょう。

ダブルスパートナー以外の人がアレンジは伝えられない
ユースの試合でたまに見ます。ダーツはシングルススポーツなので、すべて自分でやらなければいけません。
それが保護者であっても、ダブルスパートナーでない限り一切のアドバイスはできません。

スコアはプレーヤーが管理する
スコアはスコアラーに伝え、計算するのですが、逐一プレーヤーが目を配り、間違いはその場で指摘しなければいけません。
ラストスリーコールも義務ではなく、プレーヤーがスコアシートを見ていればわかるものです。
たまにスコアラーに文句を言うプレーヤーがいますが、それは自分でスコアを管理しなかったプレーヤーの責任です。
スコアラーは喜んでやる人は少ないです。大事にしましょう。

トラブルを起こさないようにする、という最低限の不文律

先日ソフトダーツのプロツアーの中継でケンカをしている場面が流れていました。
その後のプレー待機時に机に肘をつくなど、ひどい態度でゲームをしていました。
今はその動画は編集されて見られないそうですが、それを見た人は何を思ったでしょうか。

たぶん、自分だけが楽しければいい、自分だけが儲かればいい人には関係ない話かもしれません。
でも、まじめにダーツしている人にとっては打撃的な話でありまして、それに対する運営の対応には私は非常に興味があります。

もし、ダーツのことを考えている運営であれば、きちんと事情聴取をし、しかるべき裁定を下し、必要に応じて発表をするというのが当たり前だと思っています。

さて、ただでさえ印象の良くないダーツであります。
せめてプレーヤー同士がお互いに気持ち良くプレーできる環境を作っていきましょう。
トラブルを起こさないようにする、というのが最低限の不文律だと思っています。
何かあれば優しく教えてあげる、すぐに人のせいにして怒鳴らない、そういうことも守っていければいいのではないでしょうか。

いろんなことを知りながら、ダーツを楽しみ、盛り上げていきましょう。

それではまた。

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