2016 Unibet Masters(とイギリスのオッズの見方)
まずは2016年のツアーカードについてです
こんにちは。
PDCの記事ばかり書いていますが、まだ正式オープンしていないので、スティールダーツに関する記事はすこし置いておいています。オープンしたらいくつ書きたいことがありますので、お許しください。
本題に入る前に、2016年のツアーカードについてお知らせします。先日のQスクールによって2016年のツアーカード取得者が出そろいました。誰が取得したのかはPDCのサイト、どのように決まったのかはWikiがわかりやすいと思います。
今年も昨年通りに決まりましたが、OoMトップ64と昨年取得からの継続選手から1名ずつ辞退者が出ています。また、デベロップメントツアーのトップ選手もまさかの辞退でなんと5位であったBerry van Peer選手が繰り上がりました。昨年のJAPAN OPENに参加して準優勝だった選手です。(その時の優勝は浅田斉吾選手!)応援したいですね。
なお、QスクールOoMも組まれました。日本人最高は山田勇樹選手の16位。もう1ポイントあれば補欠でプレイヤーズチャンピオンシップに呼ばれる域まで来ています。
参考
PDC
http://www.pdc.tv/news/articl…
Wiki
https://en.wikipedia.org/wiki…
月末にUnibet Mastersが行われます
2016年PDCの最初のトーナメントは1月末に行われるUnibet Mastersです。
Mastersというと、まず思い浮かぶのがWinmau World Masters。BDOのメジャートーナメントの一つです。大内麻由美選手と大城明香利選手のベスト8を見て応援していた選手もいたのではないでしょうか。
Mastersと付く大会は選ばれた選手だけが出場できるのが主です。PDCのMastersはPDCOoMにおいて上位16名のみが参加するプレミアイベントです。優勝賞金は60000ポンドですが、出場するだけで5000ポンドの賞金がつきます。OoMの上位が優遇されているのがわかると思います。
PDCの記事はここにあります。
http://www.pdc.tv/news/articl…
注目のカードとマッチオッズの見方
ワールドチャンピオンシップが終わるとOoMが確定しますので、その時点で出場選手が決まり、その順位によって組み合わせも決まります。何といっても今回の注目カードは次の2つでしょう。
Michael Smith (8) v Raymond van Barneveld (9)
Phil Taylor (4) v Jelle Klaasen (13)
この2つ、ワールドチャンピオンシップの再戦です。バーニー(Raymond van Barneveld選手)とPhil Taylor選手のリベンジマッチになります。
イギリスのスポーツはブックメーカーがついていますのでオッズが出ています。確認してみましょう。
9/10 Michael Smith v 9/10 Raymond van Barneveld
1/2 Phil Taylor v 8/5 Jelle Klaasen
ここでオッズの見方を説明しないといけませんね。
PDCで出てくるオッズはフラクショナル式というもので、1を賭けた時に戻ってくる量を示しています。賭けた1も戻ってくる前提ですので、たとえばMichael Smith選手に賭けて勝った時には「1+9/10=1.9」となり、日本で言う1.9倍になります。ちなみに、1/1になるときは「evens」と表されます。
大きいほうが戻ってくる金額が大きいのは変わりません。
それを考えると、ブックメーカーとしては、Michael Smith選手とRaymond van Barneveldは互角、Phil Taylor選手はまだまだJelle Klaasen選手より上だろうとみているわけですね。
誰が優勝するかのオッズも出ていますので、ぜひリンクを直接見てみてください。
Unibet Mastersは1月30日と31日に行われます。
来週はおそらくプレミアリーグの紹介をします。
ではまた。