CONNECT DARTS (ひよこ紅蓮隊 編)
より自分自身を磨く
皆さんこんにちは
WCD代表の関口です。
お互いに高めあえる友人や仲間、ライバルがいると、モチベーションが維持されるだけでなく自身の成長に繋がるのはどの分野でも言えることであることは間違いないでしょう。
今回はそんな向上心に溢れたチームに取材を行いました。
紅く燃える向上心と黄色い翼 ひよこ紅蓮隊
SNS Twitterを利用している方はこのチームの名前を目にしたことがあるかもしれない。
筆者もその中の1人であった。
とある大会で幸運にも、とある方と同じロビンで戦うことが出来た。
ひよこ紅蓮隊 隊長 橋本一馬さん その人である。
後日、コラム記事を書きたいと申し出ると快く快諾して下さった。
「発足は2017年2月7日
元々は橋本が1人チームで遊んでいたところ、
ひよこ紅蓮隊とは何かを訊かれ、
チームと答えると、何人いるかと追撃される。
だれもいません
そんな可哀想な橋本の為に入ってくれたのがきっかけ。」
文面での取材であったが、その文字からも所々、
とても楽しそうに答えているのが目に浮かぶほど人を惹き付ける力に長けた、
隊長として先頭に立つ人柄であるなと、筆者は感じた。
ひよこ紅蓮隊の活動エリアは
東日本支部と西日本支部で
主に東京 福岡近郊である。
その支部で行う練習会 交流戦 イベントは支部長に任せているそう。
現在(H30.6.2時点)の所属人数は24名で
うちプロライセンス所持者が5名在籍しているとのこと。
東日本、西日本と大きくエリアは異なりながらも支部長を配し、
その支部長を中心として活動が行われているとのことで統率がとれており、
まさに「隊」として名の通り存在しているのが分かる。
終わらない向上心
橋本さんにひよこ紅蓮隊への入隊条件を聞くと
「本当に最優先するのは向上心」
と、真っ先に答えてくれた。
「プロの資格取って活躍したい人も
アマチュアのままでも、もっと高いレベルに行きたいと言う向上心
ソレは忘れずに持っていて欲しい」
向上心、ダーツをプレイするにあたり
上手くなりたい、強くなりたいと願うことは誰しもが思う、まさに初心。
その初心を忘れないことこそ、さらなる向上を生むことに繋がっていく。
入隊方法についても聞くと、これまた驚くべき答えが返ってきた。
「今では東西支部長もしくは隊長が面接して、それから入隊という形にしている」
実際に入りたいという方を面接するという。
そして、この話はこのように続いた。
「向上心が無い人をチームに入れてしまうと、
他のメンバーのモチベーションを下げる事にしか繋がらない。
入隊後も著しくやる気無かったり、
普段の言動行動でチームの評判落とすような事をし、反省が無いと判断した場合、除名もありえる」
所属しているメンバーの向上心やモチベーションをより高め、維持するために
トップに立つ隊長や支部長がメンバーを大切にしているのを窺い知ることが出来た。
明確な目標設定がモチベーションに繋がる
そんな向上心を最重要する ひよこ紅蓮隊の普段の活動を聞いてみた。
「普段の活動は
チーム内では
毎月初に全員が今月の目標を提出する。
例えば、ブルを何発
ハットトリック何発
ブル率を何%上げる
ハウスや大会、交流戦で納得いく成績出す、など
ソレを月末に達成できたか否か確認して、反省するか、達成できたから来月はこうしようなどと振り返りをする」
毎月の目標を各自で設定し、それに向かってダーツに取り組む姿勢をつくっている。
これは読者の皆さんも過去に経験があるかもしれない
その姿は学生時代に一心に打ち込んだ部活動を彷彿とさせるようである。
「出したアワードやスタッツを月毎に集計
年間でランキングを出して、結果に応じて何か景品を出したりもしている。」
向上心やモチベーション維持のために
短期的な毎月の目標
中長期的な年間のチーム内ランキングを出すなどの目標を掲げ、チームとしても年間を通して成長を実感できるようである。
他にも
ハウスや目に付く大会には積極的に参加したり
他チームとの交流戦をセッティングしたり
練習会やチーム内のイベントの開催をするなど
精力的に活動している。
練習会でも試合中の掛け声は無し
パーフェクトの大会のように無言で行うなどの徹底ぶり、まさに練習会である。
(他チームとの交流戦では先日ご紹介したOVER THROWとの交流戦を実際に行っている)
→http://magazine.s-darts.com/c…
ダーツをよりスポーツとして
ここまでの徹底的な向上心を掲げているチームの良さや様子を隊長の橋本さんに聞いてみた。
「ダーツを娯楽では無く
スポーツと捉えて本当に真面目
娯楽として楽しんでる人を悪く言うてるのでは無く
全員が必死で考えてる
何というか…
ブル率上がるなら何でもするみたいな力の模索をしてる。」
「良さ と言うかメリットになるやろうけど
歴の長い人も当然居るわけで、
情報やら経験談がすごくたくさん入ってくる
隊長自身がチームの中ではダーツ歴は浅い方やし、その情報にはかなり助けられてる。」
そんな隊長を筆頭に所属する隊員(チームメンバー)の様子も教えてくれた。
「外に試合行く時はもちろんやけど
チーム内でも今日はタイマンで連戦しようぜ!
みたいな事もあって、気付いたら50ゲームやってたみたいなことがあったり…
1番は、やはりモチベーションが高く持てる事じゃないかな
例に出すと、チームに入った時はライブレーティングで5くらいやったのに
今では13まで上げてパーフェクトのプロライセンスを取った人も居るし
もちろんソレは彼が必死に練習して研究重ねた結果なんやろうけど
彼自身はチームに入ったから向上心高く維持できた
って、いうてくれてる。」
実際に向上心を高く持ち、切磋琢磨した隊員たちも、自身の成長を実感しているようである。
信頼の賜物
そんな隊員たちに対して、隊長の橋本さんはこう話してくれた。
「投げ会などのイベントは支社長の独断に任せてるし、
綺麗事言うわけでないけど
まともなチームにしてくれたのは今所属してる隊員やわ。
こんなの思いついた
こんなの見つけた
やってみない?
って持ってきてくれる。」
と、隊員に対しての隊長の信頼が厚いのを感じることが出来た。
そんな向上心溢れたチームに入りたい!
そんな方もいると思い、
その質問を隊長にぶつけてみた。
「隊員自体はいつでも募集している。
今のメンバーが本当に真面目に取り組んでくれてるから面接と言う形を取ってる。
うちの隊員に入隊したいて言うてくれたら、そのまま話持ってきてくれるし
誰かに伝えてくれたらすぐ面接するようにしてる。」
向上心の溢れた人と一緒に成長したいと思うのならば、ひよこ紅蓮隊を調べてみるのもひとつであろう。
まだ見ぬ高みへ
ダーツをスポーツとして、向上心の元に活動している彼らは決して愛らしい「ひよこ」などでは無い。
ダーツで個々が高みをめざす、大きな翼を持った「ひよこ紅蓮隊」まさに、それであろう。
取材の最後に
橋本さんはチームの仲間に言ったこんな事を教えてくれた。
「たまに隊員に話すのが、
最初は誰だって一生懸命やろうと、強くなろうと思う
小学生の時、母親にノートを買ってもらった時に
よし、このノートは最後まで綺麗に書くぞ!と思った人も多いはず 。
しかしながら、段々字が汚くなり、ノート取らなくなり、最終的に自由帳になる
学校の授業じゃないんやし、
楽しい事くらい真面目にやろうぜ。」
このような曲がりのない真っ直ぐなチームが
ダーツのイメージをより良いものにするのではないかと筆者は強く思う。
また、このようなチームを手本として多くのチームが出来で、切磋琢磨する未来を心から願う。
取材に協力して下さった
隊長 橋本一馬さんには心より感謝している。
そして、今後のチームの発展をWCDを代表し、お祈り申し上げます。
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