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【100日目】

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2016.12.18 Sun.

さて、こちらにきてから100日が経ちました。

短く感じたりもするし、長く感じたりもします。

100日前の自分とは何が違うのか、どこが成長したのか。

そんなことを節目節目に思うわけでありますが、わかるわけもなくただいつものように毎日を送っています。

ただ。

今日は特別な節目の日になりました。

そうです、ワールドチャンピオンシップに行ってきました。

もちろん真澄君の試合を見に。

結果や内容は動画で確認できると思いますので、お任せします。

生で見ていて感じたことを書いていこうかと。

さて、まずはやはり会場ですが僕のイメージよりは狭い感じでした。

映像で見るとかなりの広さですが、実際はジャパンマスターズと変わらない規模だと思います。

入り口にはセキュリティがいて、荷物チェック、ボディチェックをされますが余程のことがない限りは普通に入場できます。

日本の大会と同様にフードブースとドリンクブースがあり,こちらはビールをピッチャーで買えるとこが違うかな。

まぁ日本でピッチャーで買う必要もないかもしれませんが…

そして、机の上には青いサンタ帽と180パネル、そしてスポンジハンドがあり皆何かしら書き込んだり、サンタ帽を被ったりして楽しんでいました。

試合が始まると馴染みのコールなどをみんなで歌います。

みんな元気で、チノコールなんかも湧き上がっていました。

会場の雰囲気はこんな感じです。

PDJが運営してきた大会と同じような感じだと思うのでそのように想像してもらえれば。

違うことは観客の質であり、楽しみ方。

こちらの方はほとんどダーツをそんなにやったことのない人たちなんじゃないかなという印象でした。

クリスマスのお祭りにみんなで飲みにきてワイワイする。

でも、僕なんかはやっぱりどんな投げ方してるのかなぁとか、どんなトビしてるのかなぁ、ルーティンは、攻め方は、とかいろいろ気になって見てしまいます。

良いか悪いかはべつにして、そのような観客の違いもあるということです。

そして、それぞれがそれぞれの楽しみ方をすればいいと思います。

さて、試合内容ですが

テンクvsチノ
ジェンキンスvsジョシュ
ヘンダーソンvsギルディング
ベニートvsテンク

どれも違った面白さがあってよかった。

『テンクvsチノ』

もちろん真澄君の応援ですが、ソフトプレイヤー同士の対決ということでやはりこちらのプレイヤーとはパフォーマンスに差がありました。
もちろんそれはソフトしかやっていないという見方ではなくて、スティールの量が圧倒的に低いというだけです。
アレンジ然り、ダブルの決定率やスコアリングの波など、まだまだこれからアジアでもスティールが始まるんだなという印象でした。
議論をするだけではなくて、答えを出していかなければ追いつくことは厳しいのかな。
そして、スティールの勢いを失速させないような取り組み方も考えなければいけません。
この試合を見て、そんなことまで思ってしまいました。

『ジェンキンスvsジョシュ』

お馴染みのベテランと今季タイトルも獲得している若手との試合。
とにかくここぞという時のジェンキンスの、ハイアウト4つはかなり効いたと思います。
そして、ばかばかスコアが先行されながらも落ち着いているジェンキンスのメンタルも凄いなと。
ジョシュは若手の特徴であるスコアリングの良さは抜群だと思います。
これはクリス・ドビーもそうなのですが、スコアリングが良くてもフィニッシュに結びつかないことが多く大変もったいない。
そして、ジョシュのフォームの綺麗さに惚れる。
ステージからかなり離れていましたが、回転している独特のトビとダーツが立つことによってワンテンポ遅れてボードに届くことは容易に確認できるほど強い特徴でした。
彼は間違いなく若手選手の中でもトップクラスでしょう。
それでもジェンキンスの重厚なメンタルには及びませんでした。

『ヘンダーソンvsギルディング』

結果を言いますと、サドンデスまで、もつれ込むメンタル摩り下ろし試合。

ちなみに…一回戦フォーマットは
Best of 5
First to 3set
2-2セット
2-2レグ
までいくと、先に2レグ先行した方が勝ち。
テニスみたいなものです。
そしてそれでも5-5までいくと、コークで先行を決めてサドンデスに入ります。
お互いほんとにレグ間で波のあるダーツをしていました。
180かと思ったら45とか、ダブルも引っ張り合ったりとなかなかメンタル的にキツイ試合だったと思います。
ギルディングってあんなに左立つんだとか(踵がオキの1番左についてるぐらい)ヘンダーソン、そんなに揺れてないなとか、回転数半端ないとかそんなことも思いつつ。
ラストレグをギルディングが取って勝利。
あんな試合したくないと思わされる試合でしたし、なによりも勝つんだという鉄のメンタルの重要性がみえた試合でした。

『ベニートvsテンク』

真澄くんに勝ったテンクと、こちらも若手筆頭巨人ベニートの試合です。
ベニート、やはりとんでもないトビ。
矢先が上がっていくのではなくて、起立っ!て感じでほんとにすごい立ちかた。
刺さりもえげつない角度の時があると思います。画面で要チェック。
先月かな、プレイヤーズチャンピオンシップに行った時にもう確信していました。
現役ナンバー1の勃ち人。
ただ、あれは真似したらかんやつです。
テンクもかなりいいダーツしていましたが、ダ・ブ・ルが決まらない…
ベニートは点数が遅れてきても、かっちりとダブルを出すときに出し、上がることができるから強い。
フィニッシュの練習量の無さは日本人なら誰でもかもしれないです、これからはダブルもしっかりと練習することにします…

今日は以上4試合を見て帰りました、途中で真澄君達と合流し、ご飯へ。

あーだこーだ話しました。

トッププレイヤーとなかなか真剣にダーツのことを話すこともないですが、内容や感じたことはまだ会う機会があるかもしれないので後日。

今日は観戦記になりましたが、また30日にいくのでそちらもお楽しみに。

それでは。

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