イメージトレーニングのススメ【実践編】
イメージトレーニングを実践しよう
本項ではイメージトレーニングの有効なやり方を解説する。
【解説編】を未読の方は以下より確認頂きたい。イメージトレーニングの効果や有効性を解説している。
https://magazine.s-darts.com/…
イメージトレーニングは正しい方法をもって実践しなければただの[妄想]に成り下がる。
正しいやり方を身に付け、より一層の上達を目指そう。
1.リラックスして行う
まずは静かで落ち着ける環境で行うこと。
自室や風呂の中などが良い。歌詞付きの音楽などは集中力を欠く原因となるのでNG。
自然音やヒーリングミュージックなどはOKだ。
2.視覚化する
現実のように鮮明にイメージすること。
ダーツボードがあり、スローライン・オキに立つ。
左手からダーツを1本取り上げセットアップ。
リズムを取ってテイクバックし、リリース。
ダーツが弧を描き、ターゲットに吸い込まれる。
続けて2本目のダーツを取り上げ、繰り返す。
実際に自分が投げている情景を脳内で再現しよう。
3.五感を再現
視覚が最も大事だが、それ以外の五感イメージもしっかり再現する。
ダーツを握った時の少しヒヤッとする感じ。カットのギザギザした感覚。
セットアップした時のダーツの重さ。テイクバックした時の筋肉が収縮する感覚。
腕の振り始めに筋肉が伸びていく感覚と力加減。腕で風を切る感覚。
ボードにヒットした時の音やマシンの効果音。
全ての感覚を現実さながらに緻密に想像の中で再現する。
4.ゴールとプロセスの再現
ゴールはターゲットを射抜いた自分。
プロセスは、それに至るまでの過程。
スローラインに立って3本ダーツを投げ終えるまでの様。
スローを部分ごとにイメージするのではなく、一連の流れを想像の中で再現する。
5.細かい部分まで、何度もイメージ
ダーツを投げる腕だけでなく、下半身の体重移動とかスタンスの取り方、左手の位置など、細かい部分まで気を抜かずにイメージする。
他にも対戦時の空気感やプレッシャーなどの環境もイメージする。
そして、繰り返し成功するイメージをする。
ひたすら繰り返し繰り返し繰り返し。
繰り返すほど自身の成功体験が重ねられる。
6.毎日行う
習慣化する。1日5分ほどでOK。
数回のイメージトレーニングでは効果を発揮しない。習慣化するようにしよう。
7.マイナスのイメージは排除する
自分がターゲットを外す様をイメージしてはいけない。
ミスのイメージを脳にインプットすると、実際の対戦時に緊張を強めてしまう。
イメージトレーニングだけではなく、実際のプレイ時にも『外したらどうしよう』とか『緊張する』といったネガティブなイメージはできる限り排除する。
イメージトレーニングで確実に差がつく
以上がイメージトレーニングの方法だ。
イメージトレーニングは簡単な練習ではないことが分かってもらえたと思う。しかしその分効果も高い。
やるとやらないでは確実に上達速度に差が出る。
正しい方法でイメージトレーニングできれば、ダーツやボードがない環境でも実際に投げた時と近い経験値を積むことができる。
そして、イメージトレーニングは通勤電車や昼休憩などのスキマ時間でも行える。
この記事を読んだ皆様は絶対にイメージトレーニングを日々の習慣にするべきだ。1日5分で抜群の効果が出る。
読んでくれた皆様が、ライバルに差を付けられることを願っている。
[COWDARTS.com]でも詳しく解説中
以下よりご覧ください
https://cowdarts.com/category…