アッコにおまかせ!

日曜のお昼に
テレビを点けっぱなしにしていると、『おっ』と思う瞬間が。
『アッコにおまかせ!』という番組のセットに、ダーツボードが使われているのだ。
しかし、画面に映り込む度、違和感を感じる。
ファンシー調のセットの中にあって、ダーツボードだけが唐突にリアルな存在、ってのが、その違和感の正体。
よく見てみると、セットの一部に『OMAKASE LAND』の文字。
ふうん、テーマパークがモチーフだったのね。
アミューズメントの象徴として、ダーツ使ってみました、的な。
と、まあ、それがどうした、って話ではあるが。
気付いてしまうと、反応せずにはいられない悲しい性質。
TV番組とダーツ
その昔、回転するボードに向かってスティールダーツを投げ、刺さった場所の景品が獲得できるという番組があった。
人気長寿番組だったのと特賞が三菱パジェロだったのとで、そこでは世間的に『ダーツ=パジェロ』という認知が形成された。
さらに、違う番組では所さんが日本地図に向かってダーツを投げ、刺さった場所を訪れるという企画もあった。
今も健在の企画だけど。
誰も覚えていないかもしれないが、過去、所さんに替わって村松治樹選手が投げる回、というのがあって「ええ!?」と刮目したこともある。
この番組では、世間的に『ダーツ=村へ行く』という認知が形成された。
というわけで、昔は「ダーツを投げに行きます」というと「お、パジェロ、狙っちゃうんスか」とか「第一村人、探すんスか」とか、意図的につまらない返しを受けたものである。
そこで「よーし、頑張ってパジェロ狙っちゃおうかな」とか『つまらない返し』返しを炸裂させると、翌週くらいに「この間、どうだったんスか? パジェロ乗ってんスか?」なんて『つまらない返し返し』返しでゲンナリする、という奇跡もあったとかなかったとか。
昔話はさておき。
最近では、しっかりきちんとダーツやダーツ選手を取り上げてくれるテレビ番組が増えました。
一方、ダーツとは無関係に思えるテレビ番組に、ダーツボードが潜んでいることも。
というわけで予告になりますが、次回も、とあるテレビ番組からダーツボードのある光景をお届けします。
え?
特に必要ない?
まあ、そう言わずに……。