COLUMN

アッコにおまかせ!

2
0
2016.10.30 Sun.

日曜のお昼に

テレビを点けっぱなしにしていると、『おっ』と思う瞬間が。

『アッコにおまかせ!』という番組のセットに、ダーツボードが使われているのだ。

しかし、画面に映り込む度、違和感を感じる。

ファンシー調のセットの中にあって、ダーツボードだけが唐突にリアルな存在、ってのが、その違和感の正体。

よく見てみると、セットの一部に『OMAKASE LAND』の文字。

ふうん、テーマパークがモチーフだったのね。

アミューズメントの象徴として、ダーツ使ってみました、的な。

と、まあ、それがどうした、って話ではあるが。

気付いてしまうと、反応せずにはいられない悲しい性質。

セットの一部にダーツボード。妙にリアル。

TV番組とダーツ

その昔、回転するボードに向かってスティールダーツを投げ、刺さった場所の景品が獲得できるという番組があった。

人気長寿番組だったのと特賞が三菱パジェロだったのとで、そこでは世間的に『ダーツ=パジェロ』という認知が形成された。

さらに、違う番組では所さんが日本地図に向かってダーツを投げ、刺さった場所を訪れるという企画もあった。

今も健在の企画だけど。

誰も覚えていないかもしれないが、過去、所さんに替わって村松治樹選手が投げる回、というのがあって「ええ!?」と刮目したこともある。

この番組では、世間的に『ダーツ=村へ行く』という認知が形成された。

というわけで、昔は「ダーツを投げに行きます」というと「お、パジェロ、狙っちゃうんスか」とか「第一村人、探すんスか」とか、意図的につまらない返しを受けたものである。

そこで「よーし、頑張ってパジェロ狙っちゃおうかな」とか『つまらない返し』返しを炸裂させると、翌週くらいに「この間、どうだったんスか? パジェロ乗ってんスか?」なんて『つまらない返し返し』返しでゲンナリする、という奇跡もあったとかなかったとか。

昔話はさておき。

最近では、しっかりきちんとダーツやダーツ選手を取り上げてくれるテレビ番組が増えました。

一方、ダーツとは無関係に思えるテレビ番組に、ダーツボードが潜んでいることも。

というわけで予告になりますが、次回も、とあるテレビ番組からダーツボードのある光景をお届けします。

え?

特に必要ない?

まあ、そう言わずに……。

2
0

LATEST COLUMN

HOME

COLUMN

アッコにおまかせ!